第4話  美容クリニック 


森上真琴は結婚して3年になる。結婚する前に勤めていた化粧品会社も夫(森
上誠一)の希望により退社していた。新婚当初は不慣れな主婦業に苦労したも
のだが、今ではそんな生活にも慣れてきていた。何処と無く物足りない日々が
続いているのである。真琴はそろそろ子供でもと思うのだが、作ろうと思うと
なかなか出来ないのである。夫も仕事が忙しいらしく帰って来ても疲れている
らしく性生活も最近少なくなっていた。思い切って再就職を考えていた。

「美沙ちゃん、私もまた働こうかしら」
「えっ?」

神保美沙は東京にある大学に通っているが今年の春に卒業である。しかし、す
でに就職先は全国にチェーン店を持つランジェリーARTに内定しており、最
後の学生生活をエンジョイしていた。

「やっと、手に入れた極楽生活を捨てて、また、働くの?」
「だって・・・暇なのよ?主婦生活って・・・」
「趣味かなにか始めればいいじゃない。わざわざ働かなくても」
「旦那の給料だけじゃ、苦しいわよ(笑)。若いうちに働いてお金を溜めて置
かないと、子供が出来たら働けないでしょ?」
「それはそうだけど・・・」
「なにか良いパートとかってないかしらね」
「じゃ、ヘルスとかで働くのは?笑。お金になるんじゃない?」
「あのねー、笑。28歳のおばさんじゃ雇ってもらえないわよ」
「そんなこと無いって!真琴さん若く見えるから、笑」
「そうかしら?」
「私には負けるけどね。笑」
「・・・・・・」

「あっ、これなんかどう?ビューティーククリニック、近いわよ」
「本当ね、時給も高いわね。早速、電話してみようかしら」
「頑張ってね。私は最後の学生生活を有意義に過ごしますから、笑」
「どうせ彼氏とデートでしょ、笑。」

翌日、真琴がビューティークリニックに電話をすると募集面接は今日までとの
事であった。締め切り時間は午後の4時である、真琴は急いで身支度をすると
隣町にある「池田美容クリニック」に向かったのである。

着いたのは4時10分前であった。それは昨年完成したばかりの駅ビルの中に
あった。

「先ほど、お電話いたしました。森上ですが」
「はい、伺っております。あちらのドアからお入りください」

ドアをノックし中に入ると、そこには50歳前後の男性と40歳を超えたあた
りの女性が真琴のことを待っていた。

「森上真琴さんですね。貴方が最後の面接者です」
「すみません、お待たせ致しまして」
「どうぞ、そちらにお掛け下さい」

真琴は男性に勧められソファーに腰掛けた。男性はこのクリニックのオーナー
池田聡で女性が店長の久保田冴子であった。

「履歴書をお持ちになりましたか?」
「はい」
「・・・・」
「結婚されているのですか」
「はい、3年前に」
「お子さんはまだ?」
「ええ・・・、おりません」
「お作りにならないの?」
「はい、30過ぎるまでは、と主人と話しております」
「そうですか・・・」
真琴は30分程度、面接を受けた。

「待っていた甲斐がありましたよ」
「それでは、明日、午前9時に来て頂けますか?」
「はい」

結婚や子供の事を聞かれた時は内心駄目ではないかとあきらめかけた真琴であ
ったが化粧品会社に勤めていたのが良かったらしい。もっとも決めてとなった
のは真琴のどことなく漂う清楚な感じがクリニックのイメージとピッタリとの
事であった。

採用が決定したのである。しかし、半年間は見習いと言うことで時給は思って
いたように高くはなかった。それでも不景気の時代に職にありつけるなんて幸
せなことだと真琴は思っていた。




翌日、真琴は時間通りに池田美容クリニック着いた。開店は午前11時であり
通常は10時に出勤すればよいとのことであるが、見習いである真琴には1時
間の講習を行う為、早く来るように言われていたのだ。

見習いは真琴の他に20歳前後の女性が2名。専門学校を卒業してすぐにココ
に就職したらしい。

「わかったかしら?」
店長の久保田冴子が真琴と同じ見習いの女の子をモデルにフェイスクリニック
を一通り説明し終えたのである。彼女達は専門学校で一通り学んでいたらしく
十分理解をしているようであった。
「森上さんも理解できた?」
「はい・・・」
「当面の間は受付をお願いしますがしっかり理解してね」
「次はボデークリニックについて説明します」
「はい」
「えっと、モデルは森上さんにお願いしますね。そこに横になって」

指示されたベットに横になろうと靴を脱いでいると
「下着は脱がなくても良いわよ」
「えっ?」
考えて見れば全身マッサージをするのであるから衣服は脱がなくてはならなか
ったのである。お客様は全裸にクリニックで用意しているものを着用するので
あるが、真琴は研修である為、自分の下着のみでモルモットになることとなっ
た。

「何を恥ずかしがっているの?早くしなさい」
久保田冴子の厳しい声が飛んだ。
「はい」
「あら、可愛いいバルコネットを着けているのね」

真琴の着けているブラはカップの上辺がほぼ水平で、カップ部分が乳房をのせ
る感じに下から上へすくいあげるタイプのブラであった。どちらかと言うと上
半身に脂肪がつきにくい人や、胸の上部に張りのない人用であろうか。

「このまま、みんなで眺めていましょうか。笑」
「そんな・・・」

冴子によるマッサージが始まった。20分程度実演していただろうか、店長は
二人の研修生に丁寧に教えていた。

「ちょっと、雑学だけど、ここを押すと殆どの女性は感じてしまうのよ」
「あぁっ」

真琴は思わず声を出してしまったのである。
「笑、本当なんですね。店長!私にも・・・」
「どうぞ、試してみなさい」

店長がそう言うと研修生も同じ場所を押した。
「・・・・・・」
「あれっ?声が出ないわ」
「真琴さん我慢しているんでしょ」
「じゃ、私がやってみるわ」
もう一人の研修生が変わりに始めたのである。
「・・・・・・」
「うん、絶対に我慢しているのよ」
「見て!ショーツにシミが出来てるもの。ほら」
全員の視線が真琴の下半身に集中した。真琴のショーツは溢れ出た愛液で中か
らシミを作っていたのである。

「もう、止めて下さい!」
「真琴さん何を言ってるの?自分で勝手に感じているくせに、笑」
「そうよ私達は一生懸命勉強してるのよ。主婦の小遣稼ぎとは違うんだから」
「・・・・・」
二人の研修生は揃って真琴を非難するのである。
「まあまあ、研修を続けるわよ」
冴子が続けようとするとドアが開いて人が入って来たのである。




このクリニックに美容化粧品を納めている黒田慎一である。歳は40を少し超
えたところであろうか。10年前には芸能プロダクションでアイドル歌手の売
込みを担当していたのだが、借金からみで暴力団とトラブルを起こしていた。
その後、問題の発覚を恐れたプロダクションが暴力団と交渉をし、事無きを得
たのであるが当然プロダクションは首になってしまったのである。

その頃、黒田慎一は店長の久保田冴子と知り合い、現在では腐れ縁になってい
たのである。

「あら、黒田さん」
「良いものが手に入ったよ。・・・・あれ?新しいモデルさん?」

黒田は真琴に近づくと全身を嘗め回すように見ていたと思うとショーツに目を
止めた。

「なにをしていたんだ?」
「新しい子達に研修をしていたのよ」
「ここを濡らしてかぁ?」
「そうね、この子、感じ易いタイプなのよ」

真琴が突然の乱入者に服を取ろうとすると
「真琴さん終わってないのよ!」
「えっ、続けるんですか?そちらの方は?・・・」
「この人だったら気にしないで、業者の人だからいいのよ」
「店長、真琴さんが可哀相よ。男性が居たらもっと感じちゃうでしょ、笑」
「アハハ、それは言えてるわね」

あまりの非常識に真琴が起き上がろうとすると二人の女の子は彼女を押さえつ
けたのである。

「駄目よ貴女は私達の教材なんだから。寝てなさい」
「話してよ!」
「黒田さん、お願い!」
「はいはい、人使いが洗いね。このお客さんは」
「あなた達は全員・・・」

気が付いた時には遅かった4人により真琴は押え込まれてしまい身動き出来な
いようにベットに括り付けられてしまったのである。

「下着は取りますか?」
「そうね。邪魔だから取っておいて」
「じゃ、オレが取ってやるよ」
そう言うと黒田はバックからカッターナイフを取り出し真琴の身体からブラと
ショーツを切り剥したのである。
「ああ、これじゃ真琴さん今日一日下着無しで過ごさないといけないわね」
「仕方ないだろ。縛っているから脱がすことが出来ないんだよ、笑」

下着を切り裂かれた真琴の身体は下半身の茂みと比較的小さ目の乳房と少し大
き目の乳首が露になっていた。

「そうそう、新しい美容品を持って来たんだ。ここで使ってくれよ」
「どんな美容品?」
真琴の乳首を見て思い出した黒田がバックから小さな箱に入った瓶を取り出し
た。
「なに?それ」
「乳首をピンクにする薬だ。まだ試作品なんだがこの女で試してくれるかな」
「黒ずんだ乳首をなんとかしたいと言うお客さんもいるから、副作用が無けれ
ば置いてあげるわよ」
「一週間くらい真琴で試してから決めてあげるわ」
「やめて下さい!」
真琴が懇願するのだが、それには耳も傾けずに使用法を読み終えると瓶の蓋を
開け乳首に浸けたのである。
「しばらく擦り込むように揉み解さないといけないみたいね」
「ピンクになったら旦那さんも喜ぶんじゃないのかしら?笑」
「私が変わりましょうか?」
そう言いながら研修生の女の子が真琴の両乳首を一緒に揉み出したのである。
「店長、真琴さんの乳首がピンクにならないで固くなってきちゃいましたよ」
「あらあら・・こんな状況でまたぁ?」
「・・・・・・・」
「感じているんでしょ?真琴さん?」
「そんな・・・・」
「これから毎朝、この子達の訓練教材になってもらいますからね」
「嫌です。早く放して下さい、警察に行きますよ」
「あらあら、困ったわね。お店の評判が落ちたらオーナーに怒られるわ」
「そなこと知りません!早く縄を解いてください」
「あら、もうこんな時間ね。そろそろ店を開ける準備をしないと」
「仕方ないわね、今日は別室で反省して頂くわ」
猿轡と目隠しをされるた真琴は別室に連れていかれ鎖で繋がれてたのである。




ドアの開く音がしたと思うと足音が真琴に近づき目隠しを外した。店長の冴子
であった。
「反省してくれた?もうお店は閉店したわよ。帰してあげないとね」
「うぐぅ・・・」
「どうしたの?」
真琴は全身を丸めてじっと何かを堪えているようである。
「うぅぅぅぅ・・・」
「これじゃ、話せないわね。猿轡を外すけど大きな声は出さないでね」
「うぅぅ・・・・・」
「人が来ると全裸の貴女の方が恥ずかしい思いをするわよ」
コックリと頷く真琴である。
「さぁ、なにが言いたいの?」
「おトイレに・・・・」
「あらあら、ここでお漏らししたら困るわね」
「我慢出来ません・・・」
「わかったわ」
そう言うと給湯室から食器受けを持って来て真琴の前に置いたのである。
「そんなぁ、縄を解いてトイレに行かせて下さい」
「それは駄目よ。そのまま警察に行かれても困るしね」
「うぅぅ」
真琴の膀胱は破裂寸前であった。
「お・ね・が・・・い」
「早くそこでしなさい!」
膀胱から来る苦痛は我慢の限界を超えていたのだ。覚悟を決めて真琴はその場
で、冴子の見ている前で放尿をはじめたのである。勢いよく飛び出る尿は長い
あいだ続いた。少なくとも真琴にとっては永遠に続くかのような長さであった

「すっきりしたかな?」
そこにはハンディーカメラを片手に黒田が立っていたのである。
「このビデオを公開されたくなかったら明日もちゃんと来るのよ」
真琴は頷くほか無かったのである。




一週間が過ぎた。あの日から森上真琴は研修生の訓練材料にされていた。もち
ろん石黒の新薬品も毎日、乳首に擦り込まれていたのである。

「やあ、森上さん」
仕事の用事で来ていた石黒が真琴に声を掛けてきたのである。
「ちゃんと試してくれてる見たいだね。店長が商品を置いてくれるってさ」
そう言うと服の上から真琴のバストに軽く触わった。
「あぅぁ」
「おいおい、そんなにオーバーな、笑」
確かに石黒の薬は効果があり真琴の乳首は奇麗なピンクになっていた。しかし
副作用であろうか乳首は敏感になっているのである。今ではブラをしていても
磨れる感覚が心地良く真琴を包んでいる。直接、触れようものなら全身にその
感覚が稲妻のように広がり真琴を淫売女に変えてしまうのである。

今日の朝も真琴が教材となり、研修生が乳首のマッサージをしたのであるが、
下半身から愛液を絶え間無く溢れさせてしまっていた。羞恥心よりも快感が真
琴を凌駕してしまうのであった。

石黒はそんな事を知らずに池田美容クリニックを後にした。その時、ドアの所
で二十歳前後の髪の長い女性と擦れ違った。
(うん?美沙??・・・・)
石黒の思いは声にはならなかった。あれから10年が経っているのだ。当時、
美沙は20代半ばを超えていたはずであり、今は30歳半ばを過ぎたおばさん
のはずである。(他人の空似かなぁ?娘にしては大き過ぎるしな。。笑)

擦れ違った女性は確かに石黒の知っている神保美沙であった。

「はじめての方でいらっしゃいますね。そちらの申込用紙にご記入下さい」
研修の女の子が受付で応対した。
「森上真琴さんいらっしゃいますか?」
「ただ今、接客中でございますがお急ぎでしょうか?」
「いえ、仕事中でしたら結構です。体験コースをお願いします」
「はい、それでは用紙にご記入の上、あちらのソファーでお待ち下さい」
美沙は出されたオレンジジュースを飲みながら女性雑誌を眺めていた。

「神保美沙様でいらっしゃいますね?」
「私、店長をさせて頂いております久保田でございます」
「あっ、宜しくおねがいします」
「準備が出来ましたのでこちらにどうぞ」

美沙は冴子に連れられ奥の部屋に入って行った。

「こちらが、特別会員のVIPルームです」
「えっ?体験コースをお願いしたんですが・・・」
「大丈夫、森上さんの知り合いなんでしょ?特別よ」
「ありがとうございます」

その時、一つのドアが開いて女性が出て来た。
「丁度、終わった見たいね」
「はい」

中に入って美沙は驚いた。真琴がTバックのショーツを身に着けただけの殆ど
全裸で迎えたのである。
「よく来てくれたわね」
「ええ、真琴さんが仕事をしっかりしているか見に来たのよ、笑」
「ビックリしたでしょ?こんな姿で」
「うん、少しね。そのショーツが制服なの?」
「VIPルームはね。お客様は全裸になってもらうから、従業員もこの恰好な
のよ。その変わり身元は厳重にチェックしているのよ」
店長の冴子が答えた。

「ふーん、そうなんだ。・・・えっ?じゃぁ私も??全裸に?」
「そうよ(笑)」

「全身マッサージをしますね」
真琴はそう言うと手にタップリとクリームを付け、うつ伏せになっている美沙
の背中をマッサージしだした。

「気持ちいいわね。真琴さん上手」
「じゃ、次は仰向けになって下さい」
「はい」

美沙は言われるままに仰向けになった。同性とは言え全裸であることに抵抗が
無かったわけではないが、真琴も乳房を揺らせながらマッサージをしており、
大した拒絶反応は起きなかった。

「あれ?真琴さんどうかしたの?」
「ううん、なんでもないわ」
「なんだか辛そうよ」
「あうっ」
「なんだか変な音がしない?機械が唸るような・・・」
「そう?クーラーの音かしら」
「違うわよ。ほらっ」

音源を求めて美沙の視線が真琴のパンティーに注がれた。丁度、女性自身を覆
っている部分で何かが動いているのである。

「あっ、、あぁぁぁぁ」

真琴は突然、座り込んでしまったのだ。
「真琴さん」
「あらあら、訓練がまだ足りないわね」
側に来た店長の冴子は片手に小さなリモコンのようなものを持っていたのだ。
「従業員にはこれを着けて仕事をしてもらってるのよ」
そう言うと片方の手にもったパンティーを美沙に見せた。それは普通のパンテ
ィーのようであるが一つ違っているところがあった。パンティーの女性自身を
覆い隠す辺りに棒のような物が内に向かって取り付けてあったのである。

「この棒、私達は女性のペニスと言ってるけど、これを挿入して仕事をしてい
るのよ。VIP会員がスイッチを持っていて遊ぶのよ。仕掛けがいろいろあっ
て面白いわよ」
「じゃ、真琴さんはずっとそれに堪えながら私に?」
「えぇそうよ。貴女の変わりに私が操作してバイブを動かしていたのよ。笑」
「そんな!」

美沙が起き上がろうとした時、大きな声をあげて真琴がその場に倒れた。
「どうしたの?真琴さん」
「うぅぅ・・・」
「電流が流れる仕掛もついているのよ。」
「そんな・・・」
「変なマネをすると真琴さんが泣くわよ」
「真琴さん・・・」
美沙は起き上がることが出来なかった。
「さあ、これをこの娘に付けなさい。」
冴子は美沙にも同じものを付けるように真琴に命じるのである。
「・・・・・・・」
「言うことを聞けないようね」
冴子の手がリモコンに触れた。
「あぅ・・・や・め・て・・ください」
「早く、しなさい」
真琴は仕方なく冴子から仕掛けの付いたパンティーを受け取ると美沙の足先に
通した。太股のあたりまでパンティーを上げると棒にクリームを塗り付けたの
である。
「ごめんなさいね・・・美沙ちゃん」
真琴は美沙の女性自身に女性のペニスと呼ばれているものをあてがうと勢いよ
く挿入したのである。塗り付けたクリームが美沙の拒絶をいとも簡単に打ち砕
いた。
「あぁぁ・・痛い」
「すぐに気持ち良くなるわよ。まずはロックするから」
冴子がスイッチに触れると美沙の子宮の奥で何かが広がった。
「あうっ」
「子宮の内部でロックしたのよ。無理矢理、取ろうとすると子宮が壊れちゃう
からね」
美沙は少し安易に考えていたのである。装着されても隙きを見て外し、逃げら
れると思っていたのだ。

「真琴さんはもう行ってもいいわよ。忙しいんだからシッカリ働いてね」
「ゴメンネ、・・・美沙ちゃん」
そう言うと真琴は部屋を出ていった。




「さて、美沙ちゃんにもしっかりお勉強をしてもらいましょうね」
そう言うと冴子はリモコンのスイッチに触れた。
「きゃー・・・ぁぁああああぁぁぁぁぁ」
子宮から流れ出た電流のショックが全身に広がったのである。
「どう?はじめて味わう電気ショックの感想は」
再び、冴子の指がリモコンに触れようとしたのである。美沙は無条件に全身を
強ばらせた、顔は恐怖に慄いていたであろう。
「キャハハ、、勉強したようね。電気のショックって慣れる事は無いのよ」
「・・・・・」
「それではマッサージでもして頂こうかしら」
また、冴子がリモコンに触れた。一瞬、全身の神経が硬直した美沙であったが
電気ショックの変わりに軽い振動が子宮の中で発生しただけであった。しかし
振動はいつまで経っても止まらなかったのである。

「そこのクリームを手に付けて・・・擦り込むようにマッサージするのよ」
「・・・・」
「上手いよね。貴女は前に経験があるんじゃないかしら?笑」
「あぁぁ・・」
終わるとも無く振動を続ける子宮に美沙の全身が反応していた。
「あらあら、気もソゾロって感じね。人が誉めてあげてるのに」
「・・・・・」
「でも、気持ち良いわよ。貴女のマッサージはスーっと疲れが抜けるみたい」
「抜けてるいのは疲れだけじゃないわよ」
「うん?何か言ったぁ?・・・・ん?」

冴子の口の中で何かがあたった。手に吐き出すと冴子の抜け落ちた歯であった
歯を受けた手そのものも皺だらけでないか。体を起こそうとしたが支えている
腕も簡単に折れてしまったのだ。
「なに?これ・・・」
身動き出来ない冴子の目にはみずみずしく輝きを発しながらパンティーを脱い
でいる美沙の姿が映し出されていた。