性奴隷・ユキ(1)(模作・SAYさん) 「いったい…どこに連れて行くんですか?」 「いけばわかる」 貫禄のあるヤクザ風の男が答えた。 私は、休日、シブヤの裏通りを歩いていたところを、とつぜん、黒塗りの外車 に乗った三人組の男女にはがいじめにされ、むりやり車に乗せられたのだっ た。 「ちょっと変わったことをしてもらうのよ」 隣りに座っている女がいった。 「変わったことって・・・」 「心配しないで、黙って一緒にきなさい」 「まさか・・・麻薬を打つとか・・・降ろして下さい!」 私は女の向こう側にあるドアを開けようとしました。 「きゃ!なにするの!」 女があわててドアノブに伸ばした私の手をつかみました。 「おい!待て!」 ヤクザ風の男が私を殴りました。 「バキッ!」 「おとなしくしてな」 「うぅ・・・」 女がいう 「あらあら、じつはね、これからあなたを連れて医者に行くのよ」 「医者って…こんなの大したことないから、だいじょうぶですよ、だから降ろ して下さい」 唇が少し切れて血が流れました。 そのとき、車の中では一斉に笑い声が起こりました。 「ブッ」 「アッハッハッハハ」 「あははは」 私はその年の春、地方の高校を卒業して東京に上京してきたばかりでした。 18歳で念願の一人暮らしをはじめ、アパートに住み、とある量販店でアルバ イトをしていました。生まれつき顔が小さく体が細かったせいか、地元ではよく 女の子みたいだと冷やかされていて、学生の頃は女子生徒ばかりでなく男子 生徒からもいたずらのラブレターをもらったことが何度かありました。そんな、 地方特有の狭い人間関係がイヤだったのも、上京した理由のひとつでした。 ところが数週間前から、ときどき尾行されているような気がしていて、都会で 身寄りがなく孤独な自分の被害妄想だと、言い聞かせていたのが、そのとき 現実だったとわかり、私は内心驚いていました。 30分も車に乗っていたでしょうか、止まったところは、なにか人気のない 場所にある、小さな病院の前でした。 「○○病院・・・整形外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科・・・ ・・・こんな病院に・・・いったい、なんなんですか?」 「とにかく、一緒に来なさい」 先に立った女がいいました。 「ほんとうに大丈夫ですか?」 突然、車を運転していたもう一人の若い男が怒鳴りました。 「うるせぇ!ゴチャゴチャ言うな、黙ってついて来い!」 「はっ、はい!ごめんなさい、わかりましたから!」 私はまた殴られると思って、あきらめて渋々ついていきました。 病院に入ると、待たずにそのまま直行で、診察室に連れていかれました。 「この人ですか?」 「そう、この子です」 女が私を一瞥していいました。 「なるほど・・・これは・・・わるくない、きれいな顔だね」 白衣を着た年配の医者は、私の顔と、そして体中を、舐め回すように見ま した。 「あ、あの…」 言いかけてヤクザ風の男に遮られた。 「さっそくはじめてくれるかな、あまり長居はできないんだ」 「準備は出来ています。こちらに来て下さい」 若い男が私に促しました。 「おい、先生についていくんだ」 私はしかたなく医者の後に続きました。 先生の入って行ったところは手術室でした。 「準備はどうかね?」 「はい、先生、できてます」 待ち構えていた怖そうな中年の看護婦が答えました。 医者が私に振り返っていいました。 「服を全部脱いでそこのベットに仰向けになって」 私が呆然としていると、若い男がいいました。 「先生の言ったことが聞こえなかったのか?早くしろ」 「・・・・・」 若い男が怖い顔をしていいました。 「全部脱ぐんだよ、それとも俺が手伝おうか?」 「いえ、自分で脱ぐからいいです」 ここまできたら、あきらめるしかありませんでした。 着ていた服を全て脱いでブリーフだけになりベッドにあがろうとすると、 女がそばにきて私のブリーフをつかみました。 「これも脱ぎなさい」 強引にブリーフが引きづり降ろされ、私の下半身があらわになりました。 「え!ちょ、ちょっと!」 股間が丸見えになってしまい、恥ずかしくて顔が赤くなりました。 「さあさあ、はやくベッドに寝なさい」 医者に言われ、恥ずかしさをこらえながらベットの上で横になりました。 「君はきれいな肌をしてるな、麻酔をするから手を出して」 「あの、麻酔をしてなにをするんですか?」 「まず最初は睾丸を切除しますから」 「えっ!?」 そばにいた女が続けて言いました。 「あなたには、うつくしい女性に生まれ変わってもらうの、心配しないで、 簡単な手術だから」 「そんな!いやです!」 「大丈夫よ。オチンチンはちゃんと残しておいてあげるから、すぐ終るか ら安心しなさい」 私はビックリしてベットから飛び起きて逃げようとしました。でも、男たち や、それに看護婦にまで押さえられて、麻酔を打たれてしまいました。 薄れる意識の中で医者の持つメスが近づいて来るのを見ていました。 実際、最初の手術は一時間もかからないで終わりました。股間の陰茎を残し て、両方の睾丸を手術で切り取られたのでした。あとで聞いたのですが、睾丸 を取り去るとホルモンのバランスが崩れ、男性ホルモンが減り、体が女性的に なるのだと教えられました。 目を覚ますと、私の下腹部には切り取られた睾丸の痕が糸で縫合されていま した。そのあと、医者にかなりの量のなにかの液体を注射されました。注射さ れた痕がひどく痛み、看護婦がしばらく揉んでくれました。 睾丸をとられたショックで泣いていた私のそばに、貫禄のあるヤクザ風の男が そっと近づき、急に優しい口調でいいました。 「こんな体にされちゃ、もう田舎にも帰れないだろ、しばらく俺たちの言う通りに すれば、ちゃんと元にもどしてやる、そんなに心配すんな」 それから、すべて終われば高額の給与を支払うといわれ、変わったアルバイト のつもりでやりなさいと諭された。そのくせ警察や家族や友人に知らせたら命 の保証はないぞと脅され固く口止めされたのでした。その日はそれで、アパー トに帰されました。監禁されると思っていたので心底ホッとしました。怖かった こともあったけど、オチンチンだけはあとで元にもどすため絶対切らないと約束 してくれたことと、慰謝料だといって渡された封筒に30万円も入っていたのを 見て、警察や家族に連絡することは考えたすえにやめて、そのまま寝てしまい ました……。 あれからの数カ月、私は指示されるままに病院通いをつづけてしまった。病院 では毎回、あの液体を注射された。時間が経つにつれ胸が女性のバストのよ うに膨らんできた。乳首が服にこすれて痛いくらいに胸が大きくなると、医者に やわらかい布の帯をもらって胸に巻くようにいわれた。お尻もふくらんで きて、体が全体的に女性っぽくなった。私は噂で聞いたことがある新しい医薬 品の実験台のアルバイトだと言われて、途中から疑問を抱かなくなって しまった。定期的にちゃんとお金をもらえたことも従った理由のひとつだっ た。 他にも、冴木優子と名乗った女に、もっと体を柔らかくしないと影響が出るか もしれない、と言われて、インドのヨガの教室を紹介されて通わされた。学費 は出してくれた。そして、優子と、緒方と名乗ったヤクザ風の貫禄のある男、 それにもう一人の樋浦という若い運転手らしい男、の三人の前や病院では、 いつも上品な女ことばで話すことを指示された。これもアルバイトのうちと言 われた。 体型がさらに変化したために、私はとうとうそれまでのアルバイト先をやめざ るおえなかった、かわりに三人組に、いやらしい本を扱う出版社の倉庫で伝 票整理のバイトを紹介された。上司は体格のいい年上の男で、緒方に「力 のいる仕事はすべてこの男にまかせろ、余計な筋肉をつけるな、いいな」、 と言われた。最初はイヤだったが、それでもラクなわりにバイト料がよかった ので、慣れてしまうと平日、人気のない倉庫で、女が縛られた写真や、鎖で 拘束され鞭打たれている写真が載った写真集や本の整理を手伝う日々を 送った。仕事中に隠れて見て興奮してしまうこともあった。 睾丸をとられてしまった以外にも、そこで働くようになったとたん、胸やお尻 に脂肪を移植して少しづつもっと大きくされたり、肋骨を少し削ってウェスト を細くされたり、咽頭も削られたり、顔も二重まぶたにされたりや鼻をすこし 高くされたりと、いろんなところを整形された。あるとき、いったいいくら手術 費用がかかっているんですか、と心配になって、緒方に尋ねると、ちょっと したコネのある医者だから心配するなと一笑された。でも、バイト先では、 そうやって変わっていく私なのに何も言われず、いつもそれまでと変わらぬ 態度で接してくれた。 上司の男は、私が写真集に興味を示すと、女が縛られてヤクザな男に犯される 内容のいやらしいビデオを喜んで何本も貸してくれた。注射のせいか、私はし だいにビデオを見ると、そのなかで犯されている女になった気持ちがしてもの すごく興奮した。シャツをまくり、自分の胸を揉みながら自慰するようになっ た。胸はすでに小さ目のおっぱいくらいになっていた。乳首も少しづつ広がっ ていて色はきれいなピンク色だった。 ある暑い日、倉庫の奥で、汗に濡れたシャツを脱ぎ、上半身裸になって体を タオルで拭いていると、上司にいきなり後ろから抱きしめられた。 「ア!な!なんですか?」 突然で驚いたけど、私はなぜか自分がとても興奮していることに気づいた。 これもあの注射のせいかと思った。アソコがとても興奮していた。上司は ふくらんでいる私の胸を触り、やさしく揉んだ。 「君、けっこういい体してるじゃないか」 「や、やめてください、仕事中ですよ」 愛撫はネチネチしていて、私は興奮して体が熱くなった。まわりに積んで あるいやらしい写真集が目に入った。表紙の縛られた全裸の女を見て、 私は一瞬、自分がそういう女になったような気になって、さらに興奮して しまった。上司が乳首をいじると思わずを声をだした。 「…あぁ…」 上司は私の胸を揉みながら、片手で私のGパンのベルトを外し、ジッパー をおろした。 「ちょっと!、いやよ、やめて!」 思わず三人組に訓練されてる女ことばになってしまった。 身をよじって抵抗したが、パンツに手を突っ込まれて勃起してしまったペニス を握られると気持よくてとまってしまった。 「あぁ…!」 ビクン!とつかんだ手のなかでペニスが脈打った。 「あぁ…そこは…だめぇ…」 大柄の上司のゴツゴツしたたくましい手は、勃起していたペニスを強く握ると しごきはじめた。 「ああ!…ちょっと…お願い…あぁ」 ペニスをしごかれながら後ろから抱かれ胸を揉まれた。私はなにか異様な快感 を感じて身悶えた。上司の手はとまらず、私をイカせたい気らしかった。耳元 に熱い吐息を感じ、首筋を舐められた。ツンと鼻をつく汗の匂いがした。 思わず目を閉じて感じてしまった。 「くっ…あぁ…いや」 上司の手の動きが急に早くなった。私のペニスは痛いほど屹立し、激しい快感 がこみあげた。 「ああ!…だめ…そんな…イっちゃう!」 私は我慢できずに射精してしまった。 「イクゥ!…ああーー!!」 上司の手の中でドクンドクンと性器が脈打ち、ペニスを握られた腰がくねった。 射精してもさら強く握りしめられしごかれた。顔を上司の厚い胸に押しつけて 快感に耐えた。体がいやらしく、ビクン!ビクン!と何度も震えた。 大量の精液が放出され、ようやく射精が止まると、ハァハァ肩で息をしている 私の頬に上司がキスした。 「かわいかったよ、君」 ものすごく恥ずかしかったが、そう言われるとなぜか少しうれしい気持になっ てしまった。 「いまふいてやるからな」 「ハァ…ハァ……いいですよ、自分でやりますから…仕事にもどってください」 私はタオルをとると私の精子で粘ついた上司の手をふいてあげた。 「もお、二度としないでくださいよ、薬のせいで感じやすいんだから」 「スマン、後ろから見た君の裸があんまりセクシーだったもんだから、 つい、イカン、イカン」 上司は謝ってくれて、お詫びに昼飯代をおごってくれた。 私の初体験は、何とバイト先で男の上司にはがいじめにされ、手で無理やり イカされるというものになってしまった。もうどうなってもいいと、心のどこ かで私は思った。そんなことがあっても、私は変わりなくそこでバイトを続 けた、上司も私も、そのことについてはそれ以来、お互い何も言わなかった。 私はなんとなくイカされてから、逆に上司に妙な信頼感を感じた。男なのに 体はすっかり女の変な私を、理解してくれてると勝手に思い込んでいた。 そして内緒だったが、私はそれからときどき、上司にイカされた時のことを 思い出しては興奮して自慰をしてしまうようになった。 ニヶ月くらい経った日、上司がそばにきていった。 「君を紹介してくれた緒方さんから話をきいた。それで明日からこれに かえろってさ」 そういってブラジャーを渡された。新品の白い薄い絹できたブラジャーで、 サイズはCカップだった。私はなんだかうれしかった。 「それ着けて働いてもいいよ」 上司はそういうと足早に去っていった。次の日から、私はそれまで紐で結んで いた髪をほどいて、Tシャツの下にブラジャーをつけて出勤するようになった。 化粧まではしてないけど、見た目はもう女の子みたいだった。 その数日後、病院で注射をされた後、腸内をキレイにするからといわれ浣腸 されてトイレに行かされ排便してもどると、看護婦に細菌の感染を防ぐためだ と言われ、肛門にゴム製の棒状の器具を挿入されてベルトのようなもので 固定されて帰された。ベルトはブリーフのような形をしていて、腰のところに 鍵があり、鍵を外さないと脱げないようになっていた。一晩それを着けて、 翌日も手術の後浣腸されて排便させられ、前日より少し太めのゴムの棒を 肛門に挿入され家に帰された。また次の日も検査と注射の後に浣腸され 排便させられ、さらに少し太い棒を挿入されて帰された。そんなことがしばら く続いたので、肛門に入れられるゴムの棒はだんだん太いものになってしま った。 肛門にずっと異物を入れられて、私はなんだか犯されているような妙な気持 になった。通勤の途中、電車に乗っているときは、まわりの人の視線が気に なって、一人でもじもじしてしまった。バイト先の倉庫で、縛られて後ろから 男にペニスを挿入されている女の写真をみたとき、自分がその女になった気が して胸がドキドキした。上司がそばにいると、たくましい体からする汗の匂い に頭がクラクラしてしまった。 アパートに帰ると、すぐに下着まで脱ぎ全裸になった。腰にはベルトをされて いたが、股間の部分に穴が開いていてそこからペニスが出ていた。私は膝を つき、後ろから入れられている女の格好をして胸を揉みしだきペニスをしごい た。肛門に挿入されたものをペニスだと思って女のようにあえいだ。すごく 興奮して、すぐに射精してしまった。そばにあった鏡が目に入った。鏡のなか で、全裸の髪の長いほっそりした顔の女が口をだらしなくあけ、ハァハァあえ ぎながらいやらしく身悶えしていた。私はもう、ほとんど女だった。それから 私はコンビニでファッション雑誌を立ち読みし、ドラッグストアで安い化粧品 を買って化粧のしかたを練習するようになった。 はじめて化粧をしてバイト先に出勤した日、私の東京での唯一の友だちだった 上司は、私の化粧を、まだ多少雑なところもあるがと、条件付きだったが褒め てくれた。私はうれしかった。上司は髪も染めたほうがいいんじゃないかと勧 めてくれたので、私は貯まっていた貯金をおろしてエステと美容院に行った。 エステではちょっと緊張した、さんざん私を悩ましていたベルトは数日前に やっとはずされていたが、パンティーの前がふくらんでいたからだ。 「あら、お客さん、ニューハーフなの、おきれいだからぜんぜん気がつかなかった」 担当のエステシャンは最初はビックリしたが、すぐに平静にもどった。 私は内心すごくホッとした。全身脱毛や皮膚の染み抜き、美肌マッサージな ど、フルコースだと割安だったので、それを頼んだ。下腹部の余分な陰毛も 抜かれて、性器の上部に狭い範囲で短い毛が残るだけになった。美容院 では髪を濃い目の茶色に染めてもらった、眉毛も抜かれて整えられた。 美容師は私が男であるかどうかなど聞かなかった。そういった話題を意識的 に避けていたのかも知れないと思った。 次の日、出勤すると上司が目を丸くした。私はその顔を見て笑ってしまった、 うれしかった。上司はドライブに誘ってくれた、私はOKした。 車にのせてもらって横浜までドライブに連れていってもらった。まだあいてい たブティックで好きな服を買っていいと言ってくれて、店員に勧められた服を あれこれ試着した挙句、白いツーピースのドレスとセーターと白いパンプスを 選んだ。それを着て、港の見える公園を二人で歩いた。女らしく歩こうとした けど、まだぎこちなかった。急に前から上司に抱きしめられた。私は今回は 抵抗せず、目を閉じて抱かれるままになった。唇に何かが触れる感触がした、 彼にキスされた。 人気のない駐車場に停めた車の中で、大きくなった胸を揉みしだかれ、 スカートに手を入れられてペニスをさすられた。気持よくて声が出た。 舌を入れられて吸われ気が遠くなった。 「君の努力には感心したよ、そこまでして女になりたがるなんてな」 熱くなった体から離れて、彼がいった。 「ハァ…ハァ……最初は、そんなつもりじゃ…」 言いかけて、ヤクザ風の緒方に固く口止めされていることを思い出した。 「君にいいものがあるんだ」 彼はポケットから何かを取り出した。指になにか奇妙な形をした器具のような ものを持っていた。 「これはな、男に女の感じる快感を与える器具なんだ、うちの会社で扱ってる 商品だよ」 私は内心勃起したペニスが気になりながらきいた。 「女の感じる…快感…ですか?」 彼に見えるのが恥ずかしかった。さりげなくスカートをかぶせてペニスを隠 した。 「そう、男の快感は射精によってだが、女は射精しないだろ? 膣で絶頂に至 るんだ。ちょっとお尻を持ち上げてくれ」 私はすこし怖かったが、したがった。 「な…なんですか?…もう」 彼は小さいチューブからジェルのような液体をその器具に塗りつけると、片手 につまんでもって、私のお尻の下に手をのばした。 肛門に何か生暖かいものが当る感触がした。 「あ!…」 次の瞬間、彼の指が肛門になかに押しこまれ、表面がヌルヌルした器具が挿入 された。器具は、肛門の入口のところで、ペニスの裏側の部分と、その少し上 あたりを押すような感じでとまった。 「ちょっと、へんなことしないで…あ!…なに!…」 器具に当って刺激された部分から、突然、ものすごい快感が突きぬけた。 「あああ…なんなんです…この…ああ…ああ!」 無意識に肛門に力を入れて器具を押し出そうとしたら、器具が動いて敏感な 部分をこすり、ふたたびすさまじい快感が走った。 「あぁぁ!…いやぁ…ああ!」 彼に腕をつかまれ、頭の上、助手席のヘッドレストのところで押さえつけられ た。肛門の中で器具が動くたびに、はげしい快感がくりかえし沸きあがり、 たまらず腰がビクンビクンと波打った。 「やっぱり君にはたまらないだろう、思ったとおりだ」 そう言いながら、彼は舌を入れてきて私の口を吸った。両手で胸を揉みしだか れた。たまらない快感に腰をくねらせ悶えた。 「ああ…ああ……スゴイ…イイ…ああ…」 乳首をいじくられ、突き上げる快感がより強くなった。激しく突き上げるうね りに呑みこまれ、彼の体に強く抱きついて身をよじった。夢中で彼の口を吸い 舌を絡ませ、唾を飲みこんだ。厚い胸板に乳房を押しつけ、乳首をこすりつけ た。何度も大波のような快楽に押し流され理性を完全に失い、彼の腕の中で私 はよがり狂った。よがり狂わされて何度も腕の中で悶え、震え、イッた。 私は、女になった。彼によって、射精することのない女だけが感じる快楽を 教えられ、心まで女にされた。 しばらくして、彼が肛門の中に指を入れ、やっとその恐ろしい性具を抜いて くれた。 「ハァ…ハァ…ハァ…」 私はすっかり息があがり、肩が揺れていた、体が汗びっしょりだった。スカー トを直そうとしたら、ペニスの先からいっぱい汁が漏れていて、すごく恥ずか しかった。顔が真っ赤になるのが分かった。 「いいんだそれで、感じると亀頭からカイパー液という汁が出るんだ、気に するな」 彼は優しくいってくれた。 彼のたくましい手が伸びてきて、おもむろに私のペニスを力強く握り締める と、激しくしごきだした。私は目を閉じて、汗だくの体をあずけ、頬をすり 寄せて、されるがままになった。 「ああ!…イクゥ!イッちゃうっ!…」 手の動きが速くなり、腰が悶え、たまらずに声を漏らした。すぐに射精して しまった。彼の手の中でペニスがドピュッドピュッと激しく慟哭し、精子が指 の間から溢れ私の下腹部に滴り落ちた。ものすごく恥ずかしくて、目をギュッ と閉じ顔をそむけ、ビクンビクンと律動を続ける肢体をよじって羞恥に耐え た。 でも終わると、なんだかすごくうれしかった。私はサッとダッシュボードに あったテッシュペーパーをとると、彼の手にいっぱいついてしまった精子を 先にふいた。拭きながら、感謝の意味をこめて接吻した。 私はエンジンをかけ車を出そうとする彼の腕にそっと手をおいていった。 「ねえ…あなたはイッてないけど…いいの?…」 彼はちょっと黙りこんでからいった。 「じつはな、緒方さんから君のアナルには手をつけるなと言われてるんだ、 別にいいよ」 私はビクッとした、彼の言う通り、もし私が彼とセックスしようとすると、 病院で棒を入れられたように、肛門に彼のペニスを受け入れなければ ならない。当り前のことだったが、言われて初めて私はそのことに気づいた。 車が走り出してから、しばらく私は考えていた、そしていった。 「とめて、ホテルがあるわ」 彼は躊躇した。 「緒方さんにバレるとまずい、このまま帰ろう」 私は首をふっていった 「違うの、口でしてあげたいの、お願いホテルに行って」 ホテルの一室で、私は裸になって彼のものを優しく口にくわえた。ペニスは ツンと鼻をつく匂いがした。舌を絡ませ、つばをたっぷりつけて、唇に力を 入れて動かした。 「おおう、いつのまに覚えた」 私はくわえたまま、彼を見て微笑んだだけで何もいわなかった。じつは倉庫で 彼にイカされてから、しだいに彼を想像しながらオナニーするようになってい たことなんて、恥ずかしくて言えなかった。本当にフェラチオするのははじめ てだった。15分ほどかかったが、イカせることができた。口の中でペニスが 突然固くなり、次の瞬間、脈動し口のなかに精子があふれるのを感じた。 甘酸っぱい味がした。私は口からこぼれた精子を指ですくいとり、指を舐め て、飲みこんだ。 「おいしい…」 射精して小さくなっていくペニスを舐めてキレイにしてあげた。そのあと、彼 の腕に抱かれて眠った。 三日後、バイトに行く前に、病院に寄っていつもの注射を受け、検査を終えて 病院を出ると、冴木優子と名乗ったあの女が待っていた。 「ひさしぶりね、あなた、すっかりきれいになったわね」 「な、なんのようですか?」 最初に拉致されて下腹部を切り刻まれて以来、私は特にこの冴木優子と名乗る 女がいちばん怖かった。 「おめでとうをいいにきたのよ、それと、今日からあなたは、ユキと名乗っ てね、これも仕事のうちよ」 「新しい名前…ですか?」 「そう、いままでの名前はとうぶん忘れ去ってちょうだい、絶対に使わない で、わかったら自分で名前をいってみて」 「…はい、私の名前は……ユキ」 「そう、いいわね」 「わかりました……」 例によって三人組の指示にしたがうのは渋々だったが、それでもなんとなく、 その名前は色白な私にあっているような気がした。 「ちょっといくところがあるから、車にのって」 「どこ、ですか?」 「いってみれば、ユキがもっとユキになれるお手伝いをするところよ、さ、 はやく」 「そんなの、もういいですよ」 私はまた何かとんでもないことをされる予感がして怖くなり足早にそばを通り ぬけようとした。 「わかってないようね。もう、あなたに選択の余地は無いのよ」 逃げようとしたユキの前に、緒方と樋浦が立ちはだかった。 車にのせられ、数時間後、ユキは都内のどこかの撮影用のスタジオに居た。 別室で、専属のメイク係に、鏡の前でメイキャップされた。終わると以前の 自分の面影はどこにも残っていなかった。そして、ビキニのブラジャーと パンティーの水着姿に着替えさせられた。 姿見の前に立たされたユキは、背が高めで、胸は注射のせいでかなり大きく なってDカップ、乳首がツンと上をむいた美乳、お尻は後ろから見ると形よく 逆ハート型でぷりっと上がっていて、しかも腰はキュッと見事に細くくびれ、 小さくてほっそりした顔に二重の目がメイクできれいに映えていた。 ようするにプロポーションのよい若くてきれいな女性にしか見えなかった。 「身長160cm、スリーサイズは上からバスト90、ウェスト58、ヒップ 88、年齢は19歳、体重は秘密・・・容姿端麗ってとこね」 「どう?ユキ」 「・・・・・」 優子に感想を尋ねられても、私は何も答えられなかった。 「元がいいからさすがにきれいになったわね、私たちが見込んだとおりだわ、 自分でも驚いているようね」 「もういいですか? 帰らせてください、なんだか恥ずかしくて」 すこし前から外に出ても自然と女ことばを使うようになっていた。 「なに言ってるの、今までは準備段階、これからがユキの本当の役目よ」 「いったい、なにをする気なんですか?」 「優子さん、隣はもう準備が出来ています」 スタッフらしい人が優子に声をかけた。 「ありがとう」 「ユキ、ついてきて」 言われるままに優子の後に続いた。ドアの外で樋浦が立って待っていた。樋浦 はユキのビキニしか着けていない肢体を見ると、 「ほぉ」 といって眉をあげた。優子が先を歩き、樋浦が私の背後をまるで逃げ道を封鎖 するように歩いた。 隣の部屋は撮影用の広々としたスタジオであった。 スチル写真のカメラとビデオカメラの両方がすでに用意されていた。 「ユキちゃんの記念すべきデビュー作なんて光栄ですよ」 若いスタッフらしき男がいった。 「・・・・・・」 私は優子がいるだけにすごい不安を感じたが、今まではうまくいっていたの で、敢えて何も言わなかった。 「じゃ、ユキちゃん、まずそこに腰掛けてちょうだい」 30代くらいの人の良さそうなカメラマンが指示をだした。 「…はい」 私は雑誌のグラビアかなにかの撮影だろうと思いつつ、素直にしたがった。 「いいね」 「・・・・・」 「リラックス、リラックス、もっと笑ってみて」 まぶしいほどライトに照らされたバックの前で、ユキはなんとか女の子らしく 笑おうと努めた。表には出さなかったが、心臓がドキドキして、意識的に落ち 着かせないと笑顔もすぐ引きつってしまうような気がした。 「もうちょっとこっち向いてえ、そうそう」 パシャ! 「いいよお」 パシャ! 「のってきたね!」 パシャ! 「OK」 「あ、ユキちゃんは、まだそこにいてね」 やっと開放されたと思い、ユキが立ち上がるとそのまま止められてしまった。 「んじゃ、男優さんに入ってもらって」 「はい、じゃ、お願いしまーす!」 カメラマンが言うと、そばにいた、さっきユキに声をかけた若いスタッフの 一人が奥に向かって叫んだ。 「はいりまーす、よろしくお願いしまーす!」 すぐにドアが開いて、一人の男が入って来た。男優といわれた男は、プロレス ラーのような大きな男だった。真っ黒に日焼けしていて、厚い胸板や太い腕に 筋肉のコブが浮き出ていた。色白で、細くて華奢なユキとはひどく対照的だっ た。 「では、次、絡みのシーンね、準備はいいかな?」 カメラマンが、別のスタッフに一眼レフのカメラを渡してからいった。 「はい、いつでも」 入ってきた大男は、ユキの前に立つと、大きく深呼吸をした。はち切れてしま いそうなほど小さい水着パンツしか着けてない男の、むきだしの胸が大きく ふくらみ、大胸筋がピクピク動いた。 ユキは、予想外の展開に、頭の中が真っ白になってしまい、キレイにメイク された目を大きく見開いて、ただ茫然と、筋肉の固まりのような男を見つめて いた。カメラマンが、大きなビデオカメラの肩に担いで、ユキに向け、レンズ を操った。ブーンという音がかすかにして、ビデオが回り始めた。 「本番、スタート!!」 「おら!このアマ!」 男はユキに近づくといきなり体をつかんだ。 「キャ!」 悲鳴がユキの口から漏れた。 男は悲鳴をあげて嫌がるをユキを、いとも簡単に肩の上に抱きかかえ、そばに 設置された撮影用のダブルベッドに降ろした。そして、ユキのビキニをつかむ と、たやすくむしりとってしまった。 膨らんだ胸がカメラの前に曝された。ユキはあわてて両手で乳房を隠した。 「やめて下さい・・・」 ユキは震えながら力のない声を発するのがやっとだった。 ベッドに座らされたユキの上に男が覆いかぶさった。押しのけようとするユキ であったが男の分厚い筋肉質の肉体はビクとも動かなかった。逆に両手をつか まれ頭の上で押さえつけられた。 ユキは身動きが出来なくなった。男はユキの首筋に唇をいやらしく押しつけ た。 「ヒャ!」 ユキの全身に寒気が走った。嫌がるユキの表情を喜ぶように男は首筋をなめ て、もてあそんだ。 「やめろお!」 ユキは男の声で精一杯大きく叫んだが、男はまったく意に介さなかった。首筋 から口を離し、こんどはユキのきれいなピンク色の乳首をくわえると音を立て て吸い出した。野蛮な男に犯されて我慢しているユキの顔は妖艶で見る者の 興奮をじゅうぶんにかきたてるものだった。 「いいよお、ユキちゃん、すごくきれいだよ、もっと悶えて」 ビデオを回しているカメラマンの強引な指示が飛んだ。ユキは首を振って拒絶 の意志を示したが当然のように無視された。ただ目を閉じて必死に愛撫を我慢 するしかなかった。 男が手でユキのお尻にそっとさわってきた。ユキは細い腰をよじって、必死に 男の手からお尻を引き離した。すると男の手はユキの股間に移動し、いきなり グッ!と下腹部にさしこまれ、パンティーの下の性器をねっとりとなでまわし はじめた。 「あぁぁ…いやあ!」 ユキの腰が一瞬ビクンと震えた。 「大きくなってるじゃねーか」 男がニヤニヤしながら耳元でささやいた。舌で耳の裏を舐めまわされながら、 パンティーををゆっくりとひきずりおろされた。 「やめて、やめてくださいお願いします!」 ユキの必死の懇願も無視された。剥き出しになった陰部に男の左手がさしこま れ、ペニスが握られた。 「ああ!触んないで」 男の左手がペニスをしごきだす、固くなっていたペニスをあらわにされてしご かれながら、ピンク色をした乳首や形のよい乳房を舌で舐め回された。ユキは 心臓の動悸が早くなって思わず出そうな泣き声を懸命に我慢した。顔がカァと 熱くなった。男はユキの両手をごつい右手一本で胸の上に押さえつけたまま、 ユキの下腹部に顔をうずめ、ペニスをしゃぶりはじめた。 「あ・・・くっ」 「ちょっと!イカしちゃダメよ! しばらくは射精させないでおくの、お尻で しか感じれないいやらしい女にするのよ」 優子が男優に指示すると男優はニヤリと笑ってユキのペニスから顔を離し、 両手をのばしてふたつの乳房をつかんだ。 「あ・・・」 形のいい乳房を揉みしだいてピンク色の乳首をたっぷりしゃぶってなぶった 後、うつぶせにひっくり返して、ボリューム感のある両の尻肉をわしづかみに してグッとひっぱって割り裂き、中心にひっそりと息づいていたユキのアナル を露出させると、よだれをたらし舌でねっとりとなめはじめた。 「いやあ!やめて!そんなところやめて!」 ユキはそんな汚いところをなめられるとは思いもしなかった。 「うるさい、奴隷め」 逃げようと身をもがくのに力を使い切ってしまった。口から吐息が漏れ、急に 体から力が抜けると、ユキは男にされるままになった。 「観念したようね」 優子がいった 「そろそろ調教に入りましょうか」 そばにいた男が優子にきく。 「そうね」 男優は、ユキの足に絡んでいたパンティを一瞬のうちに剥ぎ取ってしまった。 壁際で優子のそばに立って様子を見ていた男たち二人が突然乱入してベッドに 近づき、ユキの細い手足をつかんでひっぱり、おさえつけ、見事に均整のとれ た全裸のユキの体を、ベッドの上で犬のように四つん這いの格好に固定した。 全裸で四つん這いにさせられたユキは、後ろに突き出したお尻のアナルに クリームを塗られた。ユキがお尻をよじってそれを避けようとする姿は、好色 な男たちの目を楽しませた。でも足をつかまれているため逃げられず、ユキは 肛門にたっぷりと潤滑クリームを塗り込まれてしまった。ようやくクリームか ら開放されたとホッとしたとたん、いきなりユキの肛門に異物が入れられた。 「あぁぁ・・・」 男優が太い指をユキのアナルに入れたのだった。男優が力をこめてねじりなが ら指を奥に押しこむと、思ったよりスムーズに根元まで入ってしまった。ユキ はいいようのない異様な感覚に襲われた。四つん這いにされて周囲から丸見え のお尻が、ブルンッと震えた。 「指がズボズボ入っちまうよ、すごいスケベな尻だなあ」 もう一方の手でユキの乳房をつかんで揉みしだきながら、男優がユキに聞こえ るようにいった。 「病院でアナルも拡張されてるから、もう指ぐらいは簡単に入るわね」 壁際で優子が感心したように、小声で隣りにいた樋浦にいった。 「あぁぁ…あぁ…」 凄まじい羞恥に耐えながら指でアナルの奥を掻き回され、ユキのお尻が ビクンッビクンッと震えていた。 「どう?感じる?ユキ?」 優子がそばにきて、肛門責めの陵辱に必死に堪えるユキの顔を覗き込んで いった。 「答えなさいよ」 そう言うと優子は手を伸ばし、ユキの乳首をつまんでクリクリといじくった。 「あぁ!」 「何も言わなくても、こんなに勃起してるから、とっくにバレてるわよ」 優子は足首をつかまれた両足の間で固くなっているユキのペニスを指ではじ いた。 「ああ…いや…見ないで…恥ずかしい…」 「お尻の穴でこんなに感じるなんて、ユキは、よっぽどお尻の方が好きみた いね」 指で肛門の前立腺を巧みに刺激され、ユキの性器はすでに痛いほど勃起させら れてしまっていた。 「あぁぁ……おねがい…やめ…て……あぁ」 ユキのお尻は男の指に狂わされ、抑えようとするユキの意志に反して、いやら しくくねりつづけた。 優子の言葉責めはつづいた。 「そんなに物欲しそうに振って、まるでアナルに入れて欲しがってるみた いよ」 優子はわざとユキの耳元でよく聞こえるようにいった。 「あぁん……そんな…こと…あぁ…」 「ユキ、あなた今、死ぬほどアナルに入れて欲しいんでしょ?」 ビデオカメラの前でユキは、優子によって、強引にアナルセックスに狂った 淫乱にされてしまった。 「いやぁ…もう許して……」 「そろそろ、あれを使いますか?」 アナルをなぶっている男が優子に小声で囁いた。 「うん?そうね、女のオルガニズムを体感させてあげて」 優子は残酷に宣告を下した。 「ユキ、いまから好きなだけアナルでイカせてあげるわ」 男は指を抜きとると奇妙な格好をした器具を取り出したのである。それはバイ ト先の男が、ユキに女の快楽を教えてくれたあの性具であった。ユキはそれを 見て一瞬、背筋が凍りついた。ユキが「あ!」と言った瞬間、無情にも性具が ユキの肛門に入れられた。 またたく間にユキは絶頂を流しこまれ狂わされた。悲鳴とも絶叫ともつかぬ声 をあげると、背中をそらせ震えながらイッた。大波のように押し寄せる快感 に、背中を波打たせ、尻をひくつかせながら苦悶し、衆人監視のなかであさま しくヨガリ狂い、何度も何度も昇りつめさせられイッた。そばで優子の笑う声 が聞こえた。カメラのフラッシュが焚かれた。 とうとう上半身を支えていた両腕に力が入らなくなり、肩からベットに崩れ落 ち、お尻を上に向けて突き出したいやらしい格好になった。しかし、そこまで ユキに痴態を演じさせてもまだあきたらない狡猾なサディストたちによって、 非情にも、さらに性具で責めたてられ、哀れなユキはふたたび逃げ場のない 快楽地獄へひきずりこまれていった。終わりのない絶頂状態に落とされたユキ は、いまや快楽に溺れた性奴隷と化していた。 アナルに挿入された器具はエネマグラといって、男性にしかない前立腺の性感 帯を巧妙に刺激するものであった。これは女性が膣に感じるオルガズムと同じ 射精のないオルガズム(ドライオルガズム)を男性にあたえるもので、しかも 女体を知り尽くした使い手の手にかかると、何度絶頂を迎えても絶えること なくオルガニズムを継続させられ狂わされてしまうのであった。 「おら、もっとイケよ、ユキ」 男が冷酷に責めながらいう 「ああん……おねがい…あぁ…もう…もう、やめて…ああ…」 ユキの口からは唾液が垂れていた。なまめかしく苦悶し流しこまれる快感に 耐え、耐え切れずにまた昇りつめさせられるユキの顔は、壮絶なまでに妖艶な 美しさだった。 「ユキちゃん、いい顔してるよ、もっとイッて」 ビデオを撮影しているカメラマンの声がした。 「ハァ…ハァ…あぁぁ…もうおかしくなっちゃう…ああっ」 「もっとイク顔を撮ってもらいなさい」 優子がそばではやしたてる。 「イッちまえ、イッちまえ」 男が性具を操って、強引にユキを駆りたてる。 「…ハァ…ハァ……あぁ、また!」 ユキの顔が苦悶とも恍惚ともつかぬ表情にかわった。 「…ああ!…イ!…イク!…イクゥ!…アァァァァーー!」 またも絶頂を迎えさせられてしまったユキの肢体が硬直しビクンッビクンッと 震えた。 |