◆ 今週の分子 ◆
連載88(2005/05/25〜):
カドヘリンの例(PDBデータ1EDHより)

 細胞と細胞とをしっかり“接着”しているタンパク質がカドヘリン。それを研究することでがんや認知症などの治療にも役立てようとしている現状を取り上げた番組が先日放映されました。

 カドヘリンの接着力を示すために,取材した眞鍋かをりさんは手の甲をしっかりつねられてしまいました。眞鍋さんの『カドヘリンが無かったら… 私はスライムだったかもしれません』というコメントが効いています。
 今回取り上げたのはカドヘリン・スーパーファミリーの中で古典的カドヘリンに分類され,主に上皮で発現するE-カドヘリンです。


細胞接着タンパク質 E-カドヘリンの例(1EDH
※中央の灰色の球は接着性を保つのに必要なCa2+はその近傍アミノ酸残基
Ca近傍アミノ酸残基選択

バックボーン 二次構造
リガンド表示 OFF
水分子表示  OFF

タンパク質選択
リガンド選択 全選択
空間充填 球棒 スティック OFF
CPK amino | ラベル表示 OFF
酸性・中性・塩基性アミノ酸区別
極性・非極性区別
疎水性インデックス順(タンパク質)
log P値順(タンパク質)
ドット表面表示 OFF
光沢表示 OFF 光量30% OFF
背景・黒 背景・灰 背景・白
回転 OFF
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※amino表示の凡例
ASP GLU CYS MET LYS ARG SER THR PHE TYR
ASN GLN GLY LEU VAL ILE ALA TRP HIS PRO

= 以下の表示はアミノ酸の親水性・疎水性参照 =
酸性中性芳香族〉・塩基性アミノ酸区別表示の凡例
ASP GLU GLY ALA VAL LEU ILE CYS SER THR
ASN GLN PRO MET
 PHE TYR TRP LYS ARG HIS

極性酸性塩基性〉・非極性(疎水性)アミノ酸区別
SER THR TYR CYS ASN GLN ASP GLU LYS ARG
HIS
 GLY ALA VAL LEU ILE PHE PRO MET TRP

※hydropathy index順
ARG LYS ASN ASP GLN GLU HIS PRO TYR TRP
SER THR GLY
 ALA MET CYS PHE LEU VAL ILE

※log P値順
ARG ASP ASN GLU GLN HIS GLY SER LYS THR
ALA PRO
 CYS VAL TYR MET ILE LEU PHE TRP


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