• 講　師：勝木　渥 先生（元 信州大学教授，元 高千穂商科大学教授，元 東京都杉並区・環境審議会会長）

  勝木先生からPR：私はケチだ。呼吸のことに思い巡らしていて、吸うのは Ｏ₂ だが吐くのはＣＯ₂ だ、Ｃが余分についている、ということに気付いた。呼吸するたびに、いわば、百円拾って、百五十円捨てるようなものだ。“経済的”には大損ではないか。
  このけちん坊の疑問から出発して、エントロピーと物質循環・状態循環を基軸概念とする体系的な生命環境理論を築き上げたが、そのことを通じて、人はなぜ、水を飲み、物を食べ、息をするのか、そのわけがはっきり分かった。

  ▼著書・訳書などの例（*印は当日会場で展示予定）
  • 勝木渥，「物理学に基づく 環境の基礎理論 ―冷却・循環・エントロピー」，海鳴社(1999)　*
  • 勝木渥，「曽禰武 ―忘れられた実験物理学者」，績文堂(2007)　*
  • エントロピー学会編，「「循環型社会」を問う　生命・技術・経済」，藤原書店(2001)　*　※第3章『生命にとって環境とは』を執筆
  ▼推薦書籍
  • エントロピー学会編，「循環型社会を創る　技術・経済・政策の展望」，藤原書店(2003)　*
  • 広瀬立成，「物理学者、ゴミと闘う」，講談社(2007)　*
  • 宮島英紀・神谷一博，「あなたの隣にある杉並病 ―化学物質過敏症があなたを襲う」，産学社(1998)　*
  • 川名英之・伊藤茂孝，「杉並病公害」，緑風出版(2002)　*
  • 福岡伸一，「生物と無生物のあいだ」，講談社現代新書(2007)　*
  • 福岡伸一，「もう牛を食べても安心か」，文春新書(2004)　*
  • 三木成夫，「胎児の世界」，中公新書(1983)　*
  • 吉成武久，「サイエンスをとおして生と死を考える ―歴史における科学と宗教―」，大学教育出版(2007)　*
  • 福田誠治，「競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」，朝日新聞社(2006)　*
  • 八木久美子，「マフフーズ・文学・イスラム」，第三書館(2006)　*
  • 志真斗美恵，「ケーテ・コルヴィッツの肖像」，績文堂(2006)　*
  • 大西巨人・のぞゑのぶひさ・岩田和弘，「神聖喜劇　１巻〜6巻」，幻冬社(2006-2007)　*　…漫画
• 期　日：2007年9月16日（日）15時00分〜16時30分頃
• 会　場：ジュンク堂書店新潟店 地下１階Café Space

• サイエンスカフェ案内【 9月16日 第2回 サイエンスカフェにいがた 】（JST） ｜ サイエンスカフェレポート [NEW!]
• 2007年09月16日　サイエンスカフェにいがた（サイエンスカフェ・ポータル）
  ▼参加者によるブログ記事例
  • 第2回サイエンスカフェにいがた（Crescent Diary，2007/09/16）

●スタッフ

• アドバイザー：井山弘幸（新潟大学）
• 顧問：藤堂史明（新潟大学，にいがた環境交通研究会）
• 実行委員：大崎　貢（村上市立村上第一中学校），杉山　肇（ジュンク堂書店新潟店），坂本恭亮（ジュンク堂書店新潟店長）
• 協　賛：ジュンク堂書店新潟店
• 事務局：石坂　均（新発田市立佐々木中学校），村山庄吾（新潟県立柏崎工業高等学校），〈幹事〉本間善夫（生活環境化学の部屋主宰）

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