今日は指揮者岩城宏之の生誕74年にあたる日だそうです。
という事で日本コロンビア(DENON)から60年代後半の岩城&N響の記録がいきなり復刻!
(敢えて追悼盤とは言わない…)
その中で1969年録音のチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」を聞いてみた訳ですが、
これが熱い!
しかも30年以上前の録音とは思えない程生々しい音でびっくり!
(特に弦はまるで目の前でホントに弾いてる感じ)
良くも悪くも「技巧的には国内トップクラスのクールビューティ」と評されるNHK交響楽団ですが、
30年以上前はなりふり構わないこんな熱い演奏をしていたのか!と驚嘆する程カッコいいです(^_^;)
突っ走るだけじゃなくて第二楽章の寂寥感とか、やり過ぎ寸前の超スローテンポとか、聴き所多数です!(^-^)
HMVの紹介サイト
一枚1500円なので入門用に買っても大満足かと(^_^;)
余談ですが…、
とあるCD検索販売サイトで、名前は判りませんが非常に的外れな視点からこの録音を酷評してる評論家の先生がいました。
やはりちゃんと自分の耳で判断しなきゃダメだなと良く判った次第。