場所:群馬音楽センター
指揮:マルティン・トゥルノフスキー
1:W.A.モーツァルト 歌劇「ドンジョバンニ」序曲 K527 (1787)
2:L.V.ベートーヴェン 交響曲第四番変ロ長調 op.60 (1806)
3:L.ヤナーチェク シンフォニエッタ (1926)
群響主席客演指揮者のトゥルノフスキー氏今年も登場(^^)
しかも得意のオペラ曲と自国チェコのヤナーチェクの代表曲。やっぱり聴き所は3でケテーイ。
モラヴィアの5音音階(しかも平行5度!)による超有名なファンファーレ、
生で聴くのは初めてですがかなりの迫力で(・∀・)/イイ!!
続く楽章も西欧のそれとは全く違う民族音楽的な響きが随所に聴けて(・∀・)/イイ!!
適度に荒々しいところが洗練された当時の西欧の曲とはまた違って面白いッス。
演奏後、カーテンコールに出てきたトゥルノフスキーさん、最後楽譜を手に取って掲げてたり(^^;)
つまるところ「私達だけではなくこんなすごい曲を書いたヤナーチェクにも喝采を!」という事なのでしょう〜。
演奏後、チェコ出身の群響フルート奏者の人と一緒にロビーで公開インタビューw
これも毎回恒例だにゃ〜〜。
ちなみにこの曲、かなりの数のトランペットを必要とするため、
群馬埼玉在住のプロのラッパ奏者をほぼ全員招集しての演奏会だったそうで、すごい費用かかってるそうな(´Д`;)
トゥルノフスキー氏、シンフォニエッタは20世紀を代表する素晴しい曲でありながら↑のようにカネがかかる事もあり滅多に演奏されず残念、と^^;
その他、ドヴォルザーク、スメタナはロマン派に属し独欧風の流れの中で曲を書いたが、ヤナーチェクはチェコの言葉で唯一無二の作風を作った、とか
後に続くマルティヌー、スーク等民俗楽派の指標になった、と締めくくってました。
毎回毎回客演の毎に公開インタビューに応じてるトゥルノフスキー氏、今回は奥様まで登場www
大学の指揮科学生時代からの付合いという奥さんは旦那の指揮振りについて
「ずっと、指揮、結婚してから、とてもいい。」と日本語で答えてました(^^;)←ずっと見てきて、今の指揮の方がイイって意味ですな。
会見風景
(左がフルートのパヴェル氏、真ん中が奥さん、右がトゥルノフスキー氏 撮影:au A5301T)