| No.074 | 投稿日時: | 2003/06/24(火) 21:27 <↑親記事:No.073> |
| 投稿者: | 森山 将之 |
> 現在、文字コードについて勉強しております。
> 昨今、インターネットメールおいては「半角カタカナを使用するのは避けるべき」
> といわれておりますが、この理由としては、やはりJISカナ文字が8bitコードだと
> いう部分が大きいのでしょうか?
最近になってから言われだしている事ではないですね。
ただ単に、ISO-2022-JP 系のエンコーディングで、JIS X 0201 片仮名を符号化する方法の合意が出来ていないから利用できないのでしょう。
合意が出来ていないので、各ソフトで好き勝手な実装をして使えるようにしたとしても、他のソフトとのやりとりで不都合が生じるという結果になってしまいます。(以前、マイクロソフトがそれをやって失敗していましたね。)
> 7bitカタカナを使用すれば、桁落ち等の問題はないと思われますが、これはなぜ
> 採用されていないのでしょうか?
> 7bitカタカナをサポートするMUAがあまり存在しないからでしょうか?
理由は、RFC1468 を書いた人に聞かないとわからないでしょう。
どうしてもインターネットメールで JIS X 0201 片仮名を使いたいのあれば、*相手が使える事を確認してから* MIME の規格に則って、charset=Shift_JIS や charset=EUC-JP, charset=UTF-8 などを使うようにすれば良いでしょう。
ただし、相手の環境を確認出来ない状況や不特定多数の人にメールを出す場合は、ISO-2022-JP で、JIS X 0201 片仮名や JIS X 0208 外字 (いわゆる機種依存文字) は使わないようにすべきですね。