No.208 | 投稿日時: | 2004/09/09(木) 01:05 <親記事> |
投稿者: | sakata2 |
森山さまのlibiconvのパッチを利用させていただいております
現在
libiconvには
1.8と1.9.1と1.9.2があるようですが
私は気分しだいでなんとなく使い分けているのですが
この3つのバージョンが現在も存在する理由はどうしてなのでしょうか
サポートする文字コードのちがいでしょうか?
それともそれぞれのバージョンのAPIが微妙にちがっていて
アプリケーションによっては不具合があったりするからなのでしょうか
使い分けのポイントなどをご存知でしたら教えていただきたいのですが
No.209 | 投稿日時: | 2004/09/10(金) 12:40 <↑親記事:No.208> |
投稿者: | 森山 将之 <E-Mail> |
libiconv のパッチをご利用いただきありがとうございます。
libiconv のパッチについてですが、基本的にlibiconvのバージョンアップに追随したため、複数のバージョンのものが存在しています。それ以上の意味はございません。
ただ、1.8では、CP932→ISO-2022-JPの変換が出来るようにiso2022_jp.h に修正を加えましたが、その修正に関してBrunoさんは納得できなかったようでしたので、1.9.xでは、iso2022_jp.h には手をつけないようにしてあります。
cp932-familyパッチでは、cp932/eucJP-msをISO-2022-JPエンコーディングと相互変換できるようにWindowsのcp50220もしくは、独自に拡張を施したiso-2022-jp-msを加えています。
cp50220だったりiso-2022-jp-msだったりするのは、合意が得られている仕様でオープンになっているものがなく、どのようにすれば良いのか、はっきりしていないので、いろいろ試しているという状況であります。
cp932-familyパッチでの cp50220 は、SO/SI の入力の扱いに関して、なるべく Windows のものと同じになるように実装していたり(アンドキュメンテッドで奇妙奇天烈なエンコーディングに対処してあります)、半角カタカナを全角カタカナに変換して出力したりしているので、他で実装するのが面倒であるという難点があります。その点、iso-2022-jp-ms は、シンプルな実装にしたので、他のソフトでの実装がしやすいというメリットがあります。
No.208 | 投稿日時: | 2004/09/09(木) 01:05 <親記事> |
投稿者: | sakata2 |
森山さまのlibiconvのパッチを利用させていただいております
現在
libiconvには
1.8と1.9.1と1.9.2があるようですが
私は気分しだいでなんとなく使い分けているのですが
この3つのバージョンが現在も存在する理由はどうしてなのでしょうか
サポートする文字コードのちがいでしょうか?
それともそれぞれのバージョンのAPIが微妙にちがっていて
アプリケーションによっては不具合があったりするからなのでしょうか
使い分けのポイントなどをご存知でしたら教えていただきたいのですが
No.209 | 投稿日時: | 2004/09/10(金) 12:40 <↑親記事:No.208> |
投稿者: | 森山 将之 <E-Mail> |
libiconv のパッチをご利用いただきありがとうございます。
libiconv のパッチについてですが、基本的にlibiconvのバージョンアップに追随したため、複数のバージョンのものが存在しています。それ以上の意味はございません。
ただ、1.8では、CP932→ISO-2022-JPの変換が出来るようにiso2022_jp.h に修正を加えましたが、その修正に関してBrunoさんは納得できなかったようでしたので、1.9.xでは、iso2022_jp.h には手をつけないようにしてあります。
cp932-familyパッチでは、cp932/eucJP-msをISO-2022-JPエンコーディングと相互変換できるようにWindowsのcp50220もしくは、独自に拡張を施したiso-2022-jp-msを加えています。
cp50220だったりiso-2022-jp-msだったりするのは、合意が得られている仕様でオープンになっているものがなく、どのようにすれば良いのか、はっきりしていないので、いろいろ試しているという状況であります。
cp932-familyパッチでの cp50220 は、SO/SI の入力の扱いに関して、なるべく Windows のものと同じになるように実装していたり(アンドキュメンテッドで奇妙奇天烈なエンコーディングに対処してあります)、半角カタカナを全角カタカナに変換して出力したりしているので、他で実装するのが面倒であるという難点があります。その点、iso-2022-jp-ms は、シンプルな実装にしたので、他のソフトでの実装がしやすいというメリットがあります。