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ジュエリーウォッチという新たなシグネチャー。ヴァシュロン・コンスタンタン「パトリモニー・オートマティック・ジュエリー」

ヴァシュロン・コンスタンタンから2023年のIWC スーパーコピー新作として、Watches & Wonders 上海 2023で発表された「パトリモニー・オートマティック・ジュエリー」は、新たな個性を加えました。37mmのスリムなホワイトゴールドのシルエットには、769個のダイヤモンドがあしらわれ、圧倒的な輝きは、まさに壮観です。「パトリモニー」コレクションでは初となるこのジュエリーウォッチは、一分の隙もなくドレスアップする一方で、自動巻きキャリバー2460 SC/3によって精確に時を刻みます。

「パトリモニー」といえば、私たちはその控え目で思慮深いセンスに慣れ親しんできました。その「パトリモニー」が初めてジュエリーウォッチのスタイルをまといました。薄いホワイトゴールドのケースからスノーセッティングによるダイヤルまで全体がダイヤモンドで埋め尽くされたこのタイムピースは、腕を動かすたびに輝きを放ちます。「パトリモニー・オートマティック・ジュエリー」は、デザインの原点を忠実に守りながら、見事なまでに圧倒的な輝きによって堂々と存在感を主張します。ヴァシュロン・コンスタンタンが1950年代に製作したクラシカルな時計から想を得た「パトリモニー」は、2004年以来、コレクションの特徴である調和のとれたプロモーションとピュアでシンプルなラインがコレクションを特徴づけてきました。ショーマンシップのセンスを強く感じさせるタイムレスで贅沢で華やかな表情をもつこのジュエリーウォッチは、見るものの目を間違いなく奪うことでしょう。

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タイムレスなデザインと永遠の輝き

 2023年春に発表された「パトリモニー・オートマティック」は、プロポーションのリデザインを施したケースに、さりげなく丸みを帯びたリュウズをあしらい、妥協のない洗練されたタイムピースです。徹底的に洗練を尽くした新作は、その技術を極めたダイヤモンドのセッティングによって存在感を際立たせています。エレガントな37mmのケースは、あらゆる面が光り輝きます。薄いミドルケースの周囲はもとより、ラグにも繊細にラウンドカットダイヤモンドがあしらわれ、さらにベゼルもダイヤルを光の輪で取り巻いています。「パトリモニー・オートマティック」には769個のダイヤモンドが装飾され、その中には魅惑的なカーブを描くリュウズに繊細に留まる一粒のローズカットダイヤモンドも含まれます。

 ダイヤルの放射状の輝きを引き立てるのは、精巧な技術を要するスノーセッティングの技術を用いてセットされた420個のラウンドカットダイヤモンドです。この技術が非常に難しいのは、ガードル径がすべて異なるダイヤモンドをひと粒ひと粒選び、これらで金属の表面を最大限埋め尽くさなくてはならないからです。「パトリモニー・オートマティック」のダイヤルの場合、わずかにドーム型になっているため難しさがさらに増し、均等な平滑面と素晴らしい輝きを得るためにジェムセッターに途方もなく器用な手さばきと忍耐が求められます。光の効果や腕の動きによって変化する輝きの下に貴金属の輝きは消えてしまいます。その目映い輝きを美しく彩るのは、細身のホワイトゴールドのインデックスと、ダイヤルを回転するホワイトゴールドの優美なリーフ型針です。

 どこから見てもエレガントなこの「パトリモニー・オートマティック」には、パールがかったブルーのアリゲーターレザーストラップが手元をより華やかに演出します。また、インターチェンジャブルシステムが採用され、いつでもストラップを交換することができ、様々なスタイル、ファッションや色味に合わせることができます。


必要不可欠な精度

 ヴァシュロン・コンスタンタンでは、エレガントで美しいデザインと時計技術の洗練が接に結び付き、切り離して考えることはできません。自社製キャリバー2460 SC/3は、精度と信頼性に優れ、安定して時を刻みます。テンプ振動数は毎時28,800振動で、約40時間のパワーリザーブが備わるこの自動巻きムーブメントは、時、分、秒という必要不可欠な表示に焦点を当てています。また、サファイアクリスタルのケースバックからムーブメントの卓越した仕上げが鑑賞できます。特にメインプレートの表と裏のペルラージュ仕上げや、ブリッジ側面の手作業による面取りと表面を装飾するコート・ド・ジュネーブ模様、ローターに手作業で施された繊細なギヨシェ彫りなどが特徴的です。

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2023新作 ジュエリーウォッチという新たなシグネチャー。ヴァシュロン・コンスタンタン「パトリモニー・オートマティック・ジュエリー」
スタイル&ヘリテージディレクター、クリスチャン・セルモニへのインタビュー

ヴァシュロン・コンスタンタンは最近「エジェリー」コレクションでハイジュエリーの分野に進出しましたが、「パトリモニー」をダイヤモンドで装飾したのはなぜですか?
 これまで「パトリモニー」コレクションでは、36.5mm径のモデルでベゼルもしくはダイヤルにダイヤモンドを繊細にセッティングを施すにとどまっていましたが、このコレクションのエレガントな趣は、宝石のセッティングという点でより大胆な技法がふさわしいと考えました。そこで、無造作で貴重なことや魅力的な輝きを放つ点で唯一というスノーセッティングをダイヤルに選んだわけです。ヴァシュロン・コンスタンタンのレディスウォッチの歴史を振り返ると、最初の女性用腕時計は19世紀後半に遡りますが、宝石セッティングが特定のモデルに限定されることなく、あらゆる時代、とくにアールデコ期にもうまく適合してきたことがわかります。私たちがこの伝統を守り続けているのは、職人の技があらゆるコレクションをも昇華させることができると確信しているからです。

このタイムピースに対象となる性別はありますか?
 性別を問うことなどできるでしょうか? 女性的か男性的かの範囲を分けて考えるのは自分自身以外にありません。男性あるいは女性の腕に着用できるかどうかは今やケースのサイズで決まるようです。そこから先は、なんでも可能なのです。ヴァシュロン・コンスタンタンでは、多くのマニュファクチュールと同様、コレクションを発表する際に、男性的な時計と女性的な時計を区別していることは事実です。その点では、伝統から脱却することはいつも困難になります。しかし、私たちの社会は進歩するにつれて、このような区別はしだいに薄れていくものと思います。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、このようなモデルで需要に応えているのでしょうか、それとも顧客の嗜好や願望を先取りしているのでしょうか?
 これは私たちの意思で行っていることです。より正確に言えば、私たちのデザイン部門から生まれたタイムピースです。この部門が市場の流行りに注意を払っているのは明らかです。しかし、ケースやダイヤル全体、さらにブレスレットにも宝石をセットしたモデルは、時計製造の世界ではまったく目新しいものではありません。敢えて言えば、そうしたタイムピースは1世紀以上も前から存在し、ヴァシュロン・コンスタンタンでは、1920年代に数々の華麗なジュエリーウォッチを製造していました。このようなジュエリーウォッチの世界では、通常は時計製造のアプローチかジュエリーの側面のどちらかが優位を占めます。「パトリモニー」コレクションの新作では、この2つをうまく融合させることができたと思います。これは確かに挑戦でしたし、現在の需要に最も適したものでした。

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Patrimony Self-winding Jewellery
パトリモニー・オートマティック・ジュエリー
Ref:4116U-000G-B909
ケース径:37.00mm
ケース厚:9.25mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド、331個のラウンドカットダイヤモンド
防水性:3気圧(約30m)
ストラップ:ナイトブルーのミシシッピアリゲーターレザー、カーフレザーによるライナー、スクエア・スケール、インターチェンジャブルシステム、18Kホワイトゴールド製クラスプ
IWC コピームーブメント:自動巻き、Cal.2460 SC/3(自社開発・製造)、約40時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、27石、ジュネーブ・シール取得
仕様:時・分・秒表示、18Kホワイトゴールド製ダイヤルに420個のラウンドカットダイヤモンド、リュウズにローズカットダイヤモンド、18Kホワイトゴールド製のアプライド・インデックスと時・分針、サファイアクリスタルのシースルーケースバック
予価:11,704,000円(税込)

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