しおかぜ号、いしづち号でリクエストしたい席

− 乗りドクな指定席券を入手するために −


しおかぜ号の指定席車輌

[ 注意 ]
この記事は、8000系電車で運転される、しおかぜ号、いしづち号を基準に書いています。
2000系ディーゼル車で運転される しおかぜ9,10,21,22号、いしづち1,4,10,13,22,25,34号に本記事はあてはまりませんのでご注意下さい。
またこの記事は一個人が利用者の立場で作成したものであり、その記事内容については一切保証しません。誤りの指摘は歓迎しますが、不利益を受けた場合は一切関知しません。


1.眺めの良い席

予讃線は海沿いを走るので、海側の席がお勧めです。
海側の席は、グリーン車を除き全て「D席」です。指定席券を購入する際は、D席をリクエストしてみましょう。
なおJR四国のみどりの窓口で指定席を購入すると、気を利かせてD席優先で発券してくれることが多く、いしづち号の1号車では、D列に乗客が偏って座っている光景が良く見られ、思わず、「左右のバランスは大丈夫?」と考えてしまいます。(実際は車重に比べて乗客の重さは非常に軽いため問題になりません。しかも重量のある運転台やトイレがA列側にあるので、D列に偏った方がむしろバランスが良いかもしれません)

2.より空いている車輌

しおかぜ号(3両で運転する早朝の1, 2号を除く)の指定席発券順序は、号車リクエストの無い場合、8号車→7号車→6号車の順です。
詳しく言うと、まず8号車(1両の半分が普通車指定席)の8番席・9番席を2〜4枚販売し、次に7号車の3番席から順に販売し、その後6号車を販売します。つまり6号車の指定席は最後に販売されるので、他の車輌より空いていることが多くなります。
なお松山駅の改札は3号車付近にあり、また宇和海号は1号車の先に停車しているため、松山で下車する場合でも、宇和海号に乗り換える場合でも、8号車より6号車の方が有利です。

3両で運転される昼間のいしづち号の場合は、指定席が1号車のみであるため、号車リクエストをする意味がありません。
朝夜に5両以上で運転される いしづち3,5,32,36号では、5両運転のしおかぜ号と同じように、8号車→7号車→6号車の順で指定席が発券されます。特に8両で運転される いしづち3,32号では、1号車は6号車のさらに後に発券されるため、空いている可能性がより高くなります。

3.鉄道ファン向けの席

8000系先頭車(8500)の客室とデッキの間の間はガラスで仕切られているため、最前列の座席は前面の展望が楽しめる、いわゆる「かぶりつき席」となっています。松山方先頭車はいしづち号の指定席車となるため(しおかぜ1号を除く)、この席に座るためには指定席の利用が条件となります。
先頭車の先頭座席といっても、座席番号は「1号車の1番」ではありません。もしあなたが男性なら、1号車の1番をリクエストしても発券してくれないでしょう。なぜなら1号車の1番、2番席は女性専用席「レディースシート」だからです。8000系の座席番号は全て高松・岡山方から振られていますので、1番席は運転台側ではなく連結面側になります。

8500の座席は12列ありますので、前面展望を楽しみたい方は、「松山行きのいしづち号の1号車12番D席」をリクエストして下さい。(いしづち5号を除く)


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