2003/07/17のBioNews from Nature Japanに,『生理学:味を強める物質を発見 塩味、甘味、うまみを増強 』のニュース。Natureには“Flavour enhancer could cut salt, sugar and MSG in food”(原報)という記事も。該当のアラピリデイン(alapyridaine),N-(1-carboxyethyl)-6-hydroxymethyl-pyridinium-3-ol inner saltは以下のような分子です。inner saltということで,N+とCOO-にしてあり,Chimeメニュー(Chimeマニュアル)で2D Renderingにして確認できますが,立体構造は計算によるものです。
※参考(味覚一般)
本間善夫・川端潤,「パソコンで見る動く分子事典」,pp.160-173(味の成分),講談社ブルーバックス(1999)
甘味物質の秘密
ビジュアル生理学・味覚
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