船舶や魚網の防汚塗料に使われる有機スズ化合物は,貝類のインポセックスを引き起こすなど,環境ホルモンとして疑われている.以下はその代表的なTBT(トリブチルスズ)化合物とTPT(トリフェニルスズ)化合物の例である.