※本ページは次回以降の予告と終了後の報告掲載ページです。
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ポーンを進め、ナイトが跳ね、ビショップが走る。
盤上の駒たちに、指し手たちはその人生の想いをこめました。
サイエンスコミュニケーターの2人が各々の分岐点で出会った書物を
チェスの駒になぞらえて科学を交えて語る宵。
パーソナルヒストリーなブックガイド対決。
『科学との正しい付き合い方 疑うことからはじめよう』
著者:内田麻理香(サイエンスコミュニケーター・サイエンスライター)
「私はもともと科学アレルギー」「科学なんか、別に知らなくていい」よく聞くこんな話。それって、ほんとうだろうか?そもそも、そう思い込んでいるだけ?その結果、自分の視野が狭くなっているとしたら?
ーーあたりまえを疑うことから、科学との付き合いははじまる。身のまわりにあふれている科学技術の種を拾うだけで、「新しい扉」が開かれ、あなたの毎日は変わることだろう。
文系と理系の間に立ち、サイエンスコミュニケーターとして活躍してきた著者が、科学技術とのゆるいかかわり方、楽しみ方について語る。文系目線の、文系のための科学リテラシー本の決定版。
内田麻理香(うちだ・まりか)
サイエンスコミュニケーター・サイエンスライター。
1974年千葉県生まれ。東京大学工学部応用化学科卒、同大学大学院工学系研究科応用化学専攻修士課程修了。同大学院博士課程進学、日本学術振興会特別研究員(DC1)。2005年に処女作を出版したのち、サイエンスライターとなる。2007年に東京大学工学部広報室特任教員に就任、その後独立。各種媒体を通じてサイエンスコミュニケーターとして活動中。主な著作は、『カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ』『恋する天才科学者』(ともに講談社刊)。主な出演番組は「世界一受けたい授業」(日テレ系列)、「すイエんサー」(NHK教育)。2009年より東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍中。
『予定不調和 サイエンスがひらく、もう一つの世界』
著者:長神風二(サイエンスコミュニケーター)
「体細胞由来クローン」「脳画像技術による嘘発見器」「遺伝子ドーピング」…。
最先端の科学によって登場しつつある“今までになかったもの”は、単に生活を便利にするだけでなく、私たちの価値観を揺さぶる存在に——。
ある技術だけを推し進めた際に生じる「予定不調和」。一見、気味悪そうな現象に「調和」をもたらすためには、何が必要なのか?近未来を想定したフィクションで多彩な事例を紹介しつつ、研究の今を描き出す異色の作。
長神風二(ながみ・ふうじ)
サイエンスコミュニケーター。
東京大学大学院で生物物理化学を研究後、科学館に勤務し、巡回企画展、常設展示、大型映像などを制作。2006年から、国の外郭団体で科学と社会をつなぐ大型イベント「サイエンスアゴラ」の創設・企画運営にかかわった後、2008 年より東北大学に移り、広報とコミュニケーションを担当する特任准教授。
【カフェの記録】
カフェ開始直前
King対決:『科学との正しい付き合い方』(内田) vs. 『予定不調和』(長神)
Pawnは絵本対決,内田さんの推す『ぐりとぐら』はなんと181刷!
次の一手に期待しつつ和やかな雰囲気でお楽しみいただけました
Queen対決の前に駒の説明
さて勝敗は?
●スタッフ