◎生田哲,「脳と心をあやつる物質」,講談社ブルーバックス(1999)
※緑で示したページは,「動く分子事典」の記事掲載ページ
●p.55 “脳を興奮させる物質の多くは「亀−C−C−N」結合を持っている。「亀−C−C−N結合は脳を興奮させる」と覚えておこう。”※「亀」はベンゼン環など芳香族性の環のこと(セロトニン,メラトニンではインドール環).
ノルアドレナリン 《動く分子事典:p.105》
ドーパミン 《動く分子事典:p.105》
セロトニン 《動く分子事典:p.51,105,136》
【注】選択的セロトニン再取込阻害剤(selective serotonin reuptake inhibitor;SSRI)→ 参考
メラトニン(上掲書,p.144) 《動く分子事典:p.136》
●p.53 “どうやら、このC−C−N結合は脳と心をあやつる伝達物質に共通する結合パターンのようである。”※上記の分子も「C−C−N」結合をもつが,「亀」がつながっていないものには…
Electrostatic Potential Lipophilic Potential アセチルコリン 《動く分子事典:p.141,261》
【注】アセチルコリンエステラーゼ 《動く分子事典:p.52,142》
Electrostatic Potential Lipophilic Potential GABA〔γ-アミノ酪酸〕 《動く分子事典:p.48》