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#1
目白バ・ロック音楽祭2007 ザ・南蛮〜ファンキールネサンスライブ
目白バ・ロック音楽祭2007
西洋音楽との邂逅
ザ・南蛮 〜ファンキールネサンスライブ
指揮:濱田芳通
管弦楽:アントネッロ
アドリアン・ロドリゲス・ファン・デア・スプール(gt)
ラファエル・ボナヴィータ(gt)
会場:目白自由学園明日館講堂
第一部:天正少年使節と音楽
第二部:音楽のジャングルブック
毎年気になっていた目白バ・ロック音楽祭を今回初めて聞いてきました。
平日の昼間とかすごい時間帯に始まるコンサートww
この音楽祭は目白という「場」を盛り上げようというのがそもそもの趣旨で、
なので「バロック」ではなく「バ・ロック(場にロックな人々が集まる)」だそうです。
会場もホールではなく目白聖公会、聖マリア大聖堂、学校の講堂や食堂、チャペルなど
ホール以外の場所ばかり(唯一トッパンホールのみがホール公演)
それだけに演奏者との距離が近い訳で。
取り扱うのはバロック以前のルネサンス音楽が中心です。
所謂古楽ですね。
で、今回の会場は…
本当に細い路地の奥にある講堂ですw
敷地内の重要文化財明日館(本館)は大正時代の建築だそうです。
さて、演奏ですが、
第一部のテーマは天正少年使節団。
ヴァチカンに渡り、欧州で聞き覚えたルネサンス音楽を少年達が帰国後に演奏した記録が多数残っているという事で、
それをふまえて当時のルネサンス音楽に和太鼓、横笛まで繰り出すクロスオーヴァー古楽。
最初からアンサンブル主宰濱田氏のむせび泣くコルネット
(現代のコルネットと違って真っ直ぐ!)とチェンバロの丁々発止のやり取りや
ヴィオラやギターとの掛け合いとかほぼ全編即興。
それに鼓や横笛(奏者は袴!)が加わって今まで聞いたことのないような音楽が飛び出して驚愕(゚д゚)
ヴォーカルは地声唱法。
ダンスあり盆踊り有りww
いくら何でもありのルネサンス音楽とはいえここまで無茶なのは聞いたことがありませんw
目から鱗でした。
とにかくカッコイイのです。
ただ、
テーマは天正少年使節団という事でその内容は当然重いです。
悲劇の末路である第一部のラストはソプラノ独唱によるIn Paradisum
場内は水を打ったように静まり返りました。
そして第二部
今度は宣教と共に南米に渡ったルネサンス音楽がテーマ。
現地の音楽と結びついて、かき鳴らすギターと声の乱舞がカッコイ素敵音楽になってました。
正にファンク!
ギターソロがカッコイイのなんの…。
う〜んすごいよ目白バ・ロック音楽祭。
素晴らしい演奏会でした。
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即売していたアントネッロのCDを購入。
「薔薇の中の薔薇」というタイトルも気に入りましたw
ttp://www.ne.jp/asahi/anthonello/casa/
↑公式サイトはこちら
#1
群馬交響楽団第437回定期演奏会
指揮:下野竜也
河村尚子(p)
管弦楽:群馬交響楽団
会場:群馬音楽センター
1:W.A.モーツァルト ピアノ協奏曲ト長調KV453
2:A.ブルックナー 交響曲第9番ニ短調
今や快進撃中の下野氏によるブルックナー。
一昨年の5番が素晴らしかったので期待大。
まずモーツァルト、
これは会場全体をリラックスさせてしまうある意味すごい演奏。
河村さんおピアノも気品のある音で良いです。
そしてブルックナー。
あまりの凄さに言葉を失った(゜Д゜)
下降音型が繰り返される第一楽章、
憧憬に満ちた主題と交錯しながら地獄の業火のようなコーダに至るこの楽章の何と恐ろしい事か。
鳥肌が立ちました本気で。
第二楽章の苛立ったようなリズムも素晴らしく、
続く第三楽章の、テンポを落として濃厚に歌われる挽歌も感動的。
やはり下野氏のブルックナーは凄い!
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演奏自体は十二分に素晴らしい熱演でしたが、年々低下する聴き手側のモラルには閉口するしかありません。
非常に残念且つ演奏してくれた方々に申し訳ないです。
#1
東京交響楽団第546回定期演奏会
指揮:ラモン・ガンバ
仲道郁代(p)
管弦楽:東京交響楽団
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
1:F.J.ハイドン 交響曲第九十三番ニ長調
2:W.A.モーツァルト ピアノ協奏曲ハ長調K.467
3:D.ショスタコーヴィチ 交響曲第十二番 op.112「1917年」
一昨年惑星を振った英国の俊英ラモン・ガンバが東響に再登場。
前回の惑星で気に入ったこの指揮者ですが、
今回は何とショスタコーヴィチ、しかもほぼ採り上げる人がいない12番!
という事で音の良いホールとしても大好きなミューザ川崎へ。
ステージに現れたガンバ氏はやはり巨人ww
モーツァルトの時なんて仲道郁代が子供に見えましたから(^-^;)
ハイドンですが、いきなりマーラーでも始まるかのようなオーバーアクションだったのでどんな音が出るかと思ったら、
非常に澄んだ涼しげな音が現れました。
弦楽器はノンビブラート、ティンパニはバロックティンパニという凝りようでした。
モーツァルトも基本は爽やかに。
仲道氏のピアノはやはり上手い!
そして休憩になった訳ですが、
後半のプログラムは、
以前群響のロシア人チェリスト、レオニード・グルチン氏が「太鼓祭り」と表したショスタコの12番
休憩が終わり、オケが配置につき、ガンバ氏がやってきて最初の一音を出した瞬間から会場が支配されました。
そもそも作曲当時から「映画音楽」と揶揄されたくらいド派手に鳴り響く12番、
激しい太鼓に炸裂するブラスはロシアオケの独壇場と思ってたのですが、
日本のオケ+英国人指揮者でこんな爆演が聴けるとは思わなかった!(笑)
クレッシェンドは「そこまでやるか」とニヤリとしてしまうくらい上って行くし、
太鼓はもうマレットが奏者背後の壁に当たるんじゃないかというくらい手を振り上げての大打撃。
しかし第二楽章での哀愁を帯びたメロディはきっちり歌わせて繊細さもきちんと伴ってます。
第三楽章の号砲部分は突撃して行くような勢いで、まさに太鼓祭り!('▽')
そして圧巻の第四楽章、ひたひたとテンポを落として盛り上がって行き、
無理矢理感動型のファンファーレが鳴り響くあたりでもうノックアウト、これはすごすぎる!
コーダの執拗に繰り返される狂気の祝祭ファンファーレはフォルティッシシモくらいで始まるのに、
回を増す事にどこまでも音量が上がって、もう最後は音響の坩堝。
それを巨人の歩みのようなゆったりとしたテンポでひたすらオケから音量をひねり出す(しかも美音!)
ラモン・ガンバの棒は正に手品!
あまりの激しい音響に完全に飲み込まれ、
最後の音が止まって残響が消えるまで会場の人間みんな固まって動けなかったという事実(^^;)
その後割れんばかりの大喝采!
思わず立ち上がってましたよ私はwww
東響の馬力とラモン・ガンバの”聴かせる”テクに脱帽いたしました。
しかもこれだけの最強音を出しながら、音が綺麗なんですよこれがまた!
12番はやはり生で聞くべき音楽なのだと実感したコンサートでした。
以上、3 日分です。
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ヲドル駄目人間 / Master:一柳眞木
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