ヲドル駄目人間
GLASSWORKS/Novels

捕捉済み日記アンテナ
/ ・さかにゃんてな(おさかなさん)
/ ・あまねアンテナ(天野優さん) / ・ダメあんてな(じゅんじゅんさん)

携帯対応ページは こちら ↓からどうぞ。
http://www2d.biglobe.ne.jp/~irreso/neodame/hns/i/index.cgi
(動作確認:ez / willcom / FORMA)

駄目日誌R V-spec(1999/06〜2001/07)


GLASSWORKS/Novelsイベント参加情報
COMITIA101(東京ビッグサイト)
9月2日(日)う12b
にて参加します!
新刊「どんなときも どんなときも どんなときも」A5 20P 領布価格¥300
大学を出て別々の企業へ就職した今も、どこに行くにもいつも一緒な二人の今までとこれからの物語。全然お姉様っぽくないOL百合

日記リンク☆随時募集中です(^^;)
おさかなさんのさかにゃ日記 / ・佐倉雅人さんの気まま散財日記
/ ・monoさんのさぼり日記ensemble / ・KAZさんのKAZ兄チャマのダメダメ記録 Ver.Hatena
2012ゲーム進度
FFXI:RANK9(WHM95)




hns - 日記自動生成システム - Version 2.10-pl1

先月 2007年07月 来月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
HNS logo

2007年07月05日(木) [n年日記]

#1 フィルハーモニア管弦楽団日本公演2007

指揮:エリアフ・インバル
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
佐藤美枝子(s)
エカテリーナ・セメンチュク(ms)
合唱:東京音楽大学
会場:東京芸術劇場

G.マーラー 交響曲第二番ハ短調

元はEMIのレコーディングオーケストラだった英国の名門フィルハーモニア管の来日公演に行ってきました。
指揮は80年代後半に(特に日本で)マーラー指揮者として名を馳せたインバル。
20年後の今、どんなマーラーを聴かせてくれるのか興味津々の演奏会です。
(20年前のマーラー全集は日本のDENONから発売中)
インバルがマーラー全集を録音したのは当時の手兵のフランクフルト放送響でしたが、
フィルハーモニア管もマーラー演奏にかけては定評のあるオケで、
特に故ジュゼッペ・シノーポリとのマーラー演奏は良くも悪くも評判になりました(それも20年前)。

で、結論から言うと、20年前の2番とは全く別物の音楽に変貌していてびっくり!
…但し、インバルが唸る場所は20年前のCDとほとんど同じタイミングで妙な安堵感を覚えましたが(笑)
非常にゆったりとしたテンポで始まる第一楽章は聞き手にも極端に緊張を強いる張り詰めた演奏。
溜める部分は十分に溜めて引き延ばすなど濃厚な表現が目立ちました。
第二楽章も過ぎ去りし過去の憧憬を思わせる哀愁の音楽になっていて、牧歌的な旋律の歌わせ方も絶妙でした。
第三、第四楽章は割とあっさり目。
第五楽章は荒れ狂いながらもギリギリで自制している感じ。
復活の領歌が感動的に歌い上げられて終了。
オルガンがかなりはっきり聞こえる演奏は珍しいかも?

しかしフィルハーモニア管の手慣れている事!
昨年群響の復活を聞いた時はもうオケも合唱も持てる力を総動員してものすごく熱っぽい名演を聞かせてくれましたが、
今回の演奏は熱いながらも余裕があるというか、
大排気量サルーンが加減をしながら最高速を出してるというか、そんなイメージです(^-^;)

終演後、オケが下がってもスタンディングオベーションで拍手が止まず、
インバルは二度三度ステージに呼び戻されてました(^-^;)

2007年07月08日() [n年日記]

#1 ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団日本公演2007

指揮:アントニオ・パッパーノ
管弦楽:ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団
会場:よこすか芸術劇場

1:L.V.ベートーヴェン 交響曲第五番ハ短調op.67
2:O.レスピーギ 交響詩「ローマの噴水」
3:O.レスピーギ 交響詩「ローマの松」
enc.マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
enc.ロッシーニ 歌劇「ウィリアム・テル」序曲

地元に来たのに仕事の都合で聴く事ができず非常ゥゥゥゥに悔しい思いをしたので、
ツアー日程調べて追いかけましたよ横須賀まで!
よこすか芸術劇場は音響が良いと有名なホールですが未知の場所でもあったので、
そちらの興味もあってこの公演を選んだ訳です。

音符を奏でる赤い電車に乗って汐入という駅を降りると、目の前に現れる巨大な複合施設。
その一角がよこすか芸術劇場。
隣に小ホールとしての「ヨコスカ・ベイサイドポケット」がありこちらも音響の良いホールとして有名。
地方公演でチケットが安価という事もあり会場は中高生が多かったです。
ホール内部ですが、意匠的に欧州のオペラハウスのような造りですごい豪華に見えました。

そして演奏ですが、ベートーヴェンの運命はイタリアオケとイタリア系指揮者(パッパーノは英国生まれの米国人)
の期待を裏切らない颯爽とした熱っぽいものでした。(弦はノンビブラート奏法)
押し切るだけじゃなくて第二楽章とかの弱音部分もじっくり聴かせる好演。
終楽章はもう大爆発という感じ(^-^)
ローマの噴水でドビュッシーのような繊細な音を聞かせたかと思うと、
ローマの松では怒濤の大行進曲を聴かせてくれたりと本当に期待を裏切らない演奏をしてくれました。
(途中、夜鳴鳥のレコードを使う部分があるのですが(レコード番号まで指定されている)
そこは楽団員が舞台裏でホイッスルを吹いていた事が終演後に判明ww)
そしてオペラ指揮者パッパーノの本領発揮のアンコール。
マスカーニの間奏曲で身を切るような切ない歌を聴かせてくれたかと思うと、
ウィリアム・テルではノリノリwww

このコンビ、めちゃめちゃ気に入りました(笑)

2007年07月18日(水) [n年日記]

#1 風水嵯峨さん逝く

F.O.G の不朽の名作久遠の絆と風雨来記シリーズなどで素晴らしい音楽を聴かせて下さった、
作曲家の風水嵯峨さんが先月お亡くなりになられたそうです…。

「透明な悲しみ」を地で行くような久遠の美しくも儚い曲や、
どんなに楽しげな曲でもその根底にどうにもならない悲しさがつきまとう風来の音楽。
そんな曲が大好きで、風来のサントラは今でもiPodに常駐させてます。

本当に、素晴らしい音楽をありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。

2007年07月21日() [n年日記]

#1 群馬交響楽団第438回定期演奏会

指揮:井上道義
管弦楽:群馬交響楽団
会場:群馬音楽センター

1:井上道義 メモリーコンクリート(2004)
2:G.マーラー 交響曲第一番

今年もミッチー参上。しかも自作自演とか!
期待するなという方が無理です(笑)

井上氏の自伝というだけあって、生い立ちから現在に至るまでの非常にパーソナルな内面告白だとか。
実家の小田急の音(サンプリングではなくテープ!)親の打つタイプライターの音。
ビールジョッキで乾杯する音(叩きすぎて割れてましたが…)が入り乱れる超現実主義というか、
とても表題性の強い作品でした。
音楽は意外にも(失礼!)きちんと書かれていて、
ショスタコ並に打楽器を偏重しているかと思えば、
表現主義的な和声が聞こえてきたり、ジャズドラムを使ってみたり、
挙げ句にマーラーのようなハンマーが3回(!)叩かれたりとかなり聞かせる25分間でした。

そして、どんな演奏会でも必ず何かやってくれる道義氏、
自作でパフォーマンス無しはやはりあり得なかった!(笑)
ドラムセットが軽妙なリズムを刻む中、
いきなりシャツを脱ぐと下にはスーパーマンTシャツwwww
で、ステージ袖に消えたと思ったら…、
パイロンを頭に被り、釣り竿を担いで登場wwww

ちょwwwwただのヤバいおじさんwwww

で、指揮台の脇にちょこんと腰掛けると、客席に向かって糸を垂らす謎寸劇wwww
あろうことか、しばらくすると獲物がかかり、リールを巻くとハイヒールが釣れたというオチ(笑)

客席に仕込みしてましたかこの人wwww

その後指揮に戻り演奏続行。
フィナーレは打楽器が大活躍しつつ静かに消えて行くという不思議な音響でした。
聴衆にも大ウケで1曲目なのに何度もステージに呼び戻される道義氏(笑)
飛び跳ねたり回転したりと踊るように各奏者と握手、

もう最初からクライマックス!wwww

異様なテンションのまま休憩に入り、二曲目はマーラーの巨人交響曲。

これがまた金管の鳴りっぷりの良い演奏で、力技で駆け抜けた感じ(^-^)
第三楽章の悪魔的な響きも良かったです。

終演後のロビートークで、コンサートマスターが
「自作曲なので覚悟はしていたが予想以上のやりたい放題だった」
「パフォーマンスがやりたいがために作った曲じゃないのか?」
と大絶賛(笑)
かなり演奏の難しい曲だったようです、色々な意味で(笑)

2007年07月29日() [n年日記]

#1 ウラディミール・ミシュク ピアノリサイタル2007

ウラディミール・ミシュク(p)
会場:東京オペラシティコンサートホール・タケミツメモリアル

オール・ショパン・プログラム
1:ピアノソナタ第三番ロ短調op.58
2:幻想即興曲嬰ハ短調op.66
3:ノクターン第二番op.9-2
4:ノクターン第二十番(遺作)
5:スケルツォ第一番ロ短調op.20
6:スケルツォ第二番変ロ短調op.31
7:スケルツォ第三番嬰ハ短調op.39
8:スケルツォ第四番ホ長調op.54

光藍社(招聘事務所)のド派手なチラシでお馴染みのウラディミール・ミシュク氏を今回初めて聴いてきました('▽')
毎年何度も来日してツアーとか(今回は北海道からの東日本縦断ツアー!)
精力的に活動してる(させられてる?(^-^;))人ですね。

…いえ、本当は隣の新国立劇場で行われていた東京二期会のオペラ(モーツァルトの魔笛。指揮は我らが高関健!)
を観る筈だったんですがチケット完売でorz
…で、調べたらコンサートホールでミシュクのコンサートがあると判り、
そのまま移動して当日券をゲット(こちらもほぼ完売で奇跡的に数席だけ空いてました)
会場に滑り込んだ次第。
チケット代が1/5で済みましたよ!wwww

ミシュクといえば、プレスで使われてる写真とか
こんな感じで 優男なイメージなんですが、
よくよく考えてみれば1968年生まれという、
「最後のソ連型教育システムによるピアニスト」と言われるボリス・ベレゾフスキーとほぼ同世代。
なので演奏スタイルはその外観とは裏腹に強靭な打鍵と集中力に裏打ちされた剛健なものでした。

ソナタの第二楽章以降の集中力の素晴らしさ、
息を飲むスピード感とホールに音が溢れるくらいのfffを聴かせるスケルツォ。
なるほど常連さんが付くのがよく判る面白さがありました。
(実際このホールでこの演奏でチケット安すぎなのではないでしょうか…)
是非ショパン以外も聴いてみたいピアニストですね〜。

…と思ったらアンコールでリスト、チャイコフスキー、
そしてドビュッシーまで弾いてくれる大サービス!
この日がツアーの千秋楽という事もあったのでしょうが、
それにしてもすごい体力です。

その後ロビーでサイン会とか。
いや、非常にサービス過剰で有り難いんですが、
これを1ヶ月ぶっ続けだったのかと思うと…(>_<)
光藍社さん少し休ませて上げてください(;´д⊂

次は冬に来日してレニングラード国立歌劇場管との共演だそうです。

2007年07月31日(火) [n年日記]

#1 夏コミ原稿

入稿してまいりました('▽')
くろねこさん、頑張って運んで下さい〜。 ~

以上、6 日分です。
タイトル一覧
カテゴリ分類
Powered by hns-2.10-pl1/hns-lite-0.8, HyperNikkiSystem Project

ヲドル駄目人間 / Master:一柳眞木
mail:ichiyanagi[SPAM Countermeasure]@mbe.nifty.com