◆ 分子の重ね合わせ(4)/セロトニン作動性薬理作用団 ◆

◎H.D. ヘルツェ ほか,江崎俊之 訳,「分子モデリング −基本原理と創薬への応用」,地人書館(1998)
第3章『小分子のモデル例:セロトニン受容体リガンド類』を参考に作成

※以下の各分子モデルは実験で求められている安定構造ではありませんのでご注意ください(配座は適当に設定し,PM3計算)。
 また重ね合わせモデルは模式的なもので,上掲書p.103図5の4分子の重ねあわせを参考に,ピペリジン環かピペラジン環またはその類似構造部分の3原子(初期表示で球棒モデルになっているもの)を適宜選んでフィッティングさせたものです。回転可能な部分について配座を変更すれば,さらに重なりがよくなることが予想されます。


空間充填  球棒モデル  OFF
Electrostatic Potential  Lipophilic Potential

クロチアピン(clothiapine),C18H18ClN3S
ChemFinder情報


空間充填  球棒モデル  OFF
Electrostatic Potential  Lipophilic Potential

イリンダロン(irindalone),C24H29FN4O
ChemFinder情報


空間充填  球棒モデル  OFF
Electrostatic Potential  Lipophilic Potential

アルタンセリン(altanserin),C22H22FN3O2S
ChemFinder情報


空間充填  球棒モデル  OFF
Electrostatic Potential  Lipophilic Potential

スピペロン(spiperone),C23H26FN3O2
ChemFinder情報


球棒モデル  空間充填  OFF(スティック)
色分け1  色分け2  OFF(CPK)
初期化(色分け1のスティックにし,重ね合わせ元3原子のみ球棒)

clothiapine-irindalone

・色分け1(Chain):紫がclothiapine,青がirindalone
・色分け2(Group):主にグループ(置換基)で色分け

球棒モデル  空間充填  OFF(スティック)
色分け1  色分け2  OFF(CPK)
初期化(色分け1のスティックにし,重ね合わせ元3原子のみ球棒)

irindalone-altanserin

・色分け1(Chain):青がirindalone,赤がaltanserin
・色分け2(Group):主にグループ(置換基)で色分け

球棒モデル  空間充填  OFF(スティック)
色分け1  色分け2  OFF(CPK)
初期化(色分け1のスティックにし,重ね合わせ元3原子のみ球棒)
O原子のみ橙の球で表示  N原子のみ紫の球で表示

★以下では色分け1で各分子を個別(順次)表示・消去可能
全分子消去
irindalone 消去  altanserin 消去  spiperone 消去
選択分子スティック  選択分子球棒  選択分子CPK
 選択分子ラベルONOFF
specularOFF |  光量50%  光量35%  光量20%

irindalone-altanserin-spiperone

・色分け1(Chain):青がirindalone,赤がaltanserin,緑がspiperone
・色分け2(Group):主にグループ(置換基)で色分け



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