= このページではテロ情報(生物テロの炭疽菌ほか)・感染情報・核関連情報を掲載します → 最新ニュース|文献 =
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= 炭疽菌について =
図1 PDBで参照できる致死因子(LF)の例 Anthrax Toxin Lethal Factor / 1J7N のChain Aから作成した画像(青線は水素結合)
★PDBおよび以下の3D分子参照にはChimeが必要です(参考ページ) → 「eF-siteとProModeを見るために」で上記分子モデル等を参照可
※他のLFのPDBデータ例 → Crystal Structure Of The Anthrax Lethal Factor (Lf) / 1JKY
※PDB / Molecule of the Month: Anthrax Toxin
図2 PDB収録の防御因子(PA)の例 Anthrax Protective Antigen / 1ACC
図3 炭疽症の治療薬の例:抗生物質については,抗生物質データ集・「抗生物質・抗菌剤/耐性菌/院内感染」参照
〈左〉ciprofloxacin(C17H18FN3O3;球棒で示したのがFluoroquinolone系抗菌薬の骨格)→ Chime分子(別窓を開いて表示) | ChemFinder情報.
〈右〉doxycycline(C22H24N2O8;球棒で示したのがTetracycline系抗生物質の骨格)→ Chime分子(別窓を開いて表示) | ChemFinder情報(水和物)C22H24N2O8・H2O.
2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロ事件を契機とした米軍によるアフガニスタン空爆が始まったことから,更なるテロ事件が起こることが想定され,多くの国で対策が迫られています。
特にNBC兵器(核物質や生物・化学兵器)がテロで使用される懸念から各国で対策が講じられている中,アメリカで炭疽菌(Bacillus Anthracis)感染者が2名見つかり,そのうち1名が2001/10/05に死亡したことから,人為的に使われたのではないかと不安が広がっています。これ以後の最新情報は以下のリンク集をご参照ください。
“アンスラックス毒素は、浮腫因子(EF)、防御因子(PA)、致死因子(LF)の三つの蛋白成分からなり、PAが細胞膜に付着し、そこにEFが付くと浮腫を引き起こし、LFが付くと致死作用を生じる。”と考えられています。
過酸化アセトン(TATP;Chime分子)
※フレッシュアイ最新ニュース“大量破壊兵器”検索結果
※PDB_1fmpから作成した画像
※Googleイメージ検索による“brucellosis”検索結果
▼参考
※各都道府県の最新情報掲載をご存知の方は,本ページ作者までご連絡ください.
なお,週刊文春2001/10/25号“炭疽菌に勝てるワクチンは日本にない!”(麻生幾氏)によれば,皮膚感染に有効な抗生物質としてCDCではTetracycline(ChemFinder情報.以下同),Fluoroquinolone系(Norfloxacinが最初.以下のCiprofloxacin・Levofloxacinも該当),Amoxicillin(Amoxicillineも参照)を推奨し,肺炭疽についてはCiprofloxacin,Levofloxacin(何れも前出Fluoroquinolone系)の増産を訴えているとあります.治療法については厚生労働省の情報など上掲サイトを参照してください.
上掲Natureの速報(日本語情報)には,Ciprofloxacinの過度の使用は医学上危険とするR. Corlin氏の警告が記されています.
#10/29のCNNニュースには,ワシントン保健当局で炭疽治療用の抗生物質をCiprofloxacinからDoxycycline(Tetracycline系;水和物,塩酸塩〔塩酸ドキシサイクリン〕)に切り替えたという情報が出ています.
日経サイエンス2002年5月号『炭疽菌を無力にする新薬』中の記事,「炭疽の医学的教訓」で紹介されたCDCの症例報告(仙台市衛生研究所の和訳)も参照.
▼以下旧情報
※柏崎刈羽原子力発電所「おしらせ」の引用(上図は3号機出力リアルタイムデータ)
3号機は、定格熱出力一定運転中のところ、平成17年12月22日午前8時57分頃、発電機出力が約40万キロワットまで低下いたしました。現在、プラントは安定して運転中です。詳細は、プレス発表文を参照下さい。(平成17年12月22日)
▼以下続報等
※参考
▼以下関連情報
※参考
▼以下関連情報
※劣化ウラン兵器・“汚い爆弾(ダーティーボム)”の情報例: ※参考:ウランの密度(携帯版データ集)
▼拘束された3人の中の今井紀明さんは劣化ウラン兵器関連の活動をしています。
▼以下続報
「生活環境化学の部屋」ホームページ