※本ページは次回以降の予告と終了後の報告掲載ページです。
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林さんからPR:
音楽の父バッハを深く理解するために、1.鍵盤楽器の名手、2.よき父よき夫、3.名教師、4.宮廷音楽家、5.教会音楽家の側面から、これまで大解剖してきました。今回は最終回として6.「晩年の活動」に焦点をしぼります。
その特徴は彼の芸術の集大成です。代表的な作品には、出版されたクラヴィーア練習曲第1〜3巻(パルティータ BWV82‐830、フランス風序曲BWV831、イタリア協奏曲BWV971、前奏曲とフーガ変ホ長調BWV552、21のコラール前奏曲BWV669-689、ゴルトべルク変奏曲 BWV988など)、音楽の捧げものBWV1079(印刷譜をフリードリッヒ大王に献呈)、フーガの技法BWV1080(死後に出版)、ロ短調ミサBWV232などがあり、単にバッハの代表作というより、クラシック音楽の最高峰といってもいい作品ばかりです。
ところが、晩年の作品の多くは、スタイルが当時すでに時代遅れとなっていたため、弟子などの一部の人からしか評価されませんでした。しかし、いまでは独創的かつ最高級の芸術作品として認められ、世界のどこかで毎日演奏されています。芸術のほんとうの「新しさ」とは何かを考えさせられます。
▼演奏曲目(2014/11/11更新) ※曲目・楽器などは一部変更になる場合もあります。
▼林さんによるこれまでのサイエンスカフェ記録と関連情報
【カフェの記録】
※その他の会場写真
※参加者の和田裕助さんからご提供いただいた会場写真(WebGL利用) [NEW!]
●スタッフ