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大学を出て別々の企業へ就職した今も、どこに行くにもいつも一緒な二人の今までとこれからの物語。全然お姉様っぽくないOL百合
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#1
Alban Berg Quartett Farewell Tour 2008 Japan
0727パシフィコ横浜、某ライブのチケット争奪戦役については言及したくないのでパス…
さて!
先日予告した通り、ベルクの抒情組曲を聞くためにアルバン・ベルク四重奏団東京公演のチケを奪取(笑)
サントリーホールで聞いてきました。
1:F.J.ハイドン 十字架上のキリストの最後の7つの言葉 Hob.III:50-56より「序奏」
2:A.ベルク 抒情組曲
3:F.シューベルト 弦楽四重奏曲第十五番ト長調D887
ピヒラー氏、最初のハイドンから、先日の前橋での不調(?)を全く感じさせない鋭さというか、
緊張感がありました。
荘厳な「序奏」の後、舞台袖には戻らずにそのまま抒情組曲へ。
これがまた刃物のように研ぎ澄まされた演奏で、
会場も水を打ったような静けさに包まれました。
こんな演奏をされたら皆聴き入るしかないwwww
三曲目はシューベルト最後の弦楽四重奏曲である十五番。
ピアニストの伊藤恵が「シューベルトの音楽が内包する死と対峙するのが恐くてレパートリーに加えられなかった」
と言及してましたが(記憶に間違いがなければw)
確かに、そういう匂いを感じさせる演奏だったと思います。
華々しく華麗な楽句でも、どこかに深い闇が垣間見えるような音楽。
この緊張感もまた素晴らしかったです。
ほぼ満席の聴衆が最後はかなり立ち上がって喝采という、
その辺りも前橋との差が(^-^;;;)
そして今回もありましたサイン会。
今度はパンフの四人の写真のあるページにそれぞれサインをして頂きました。
そのサイン待ちで並んでいる時、ホール入口に指揮者の井上”ミッチー”道義氏を発見(゚д゚)
井上道義氏はオーケストラアンサンブル金沢の音楽監督、
そしてアルバン・ベルク四重奏団リーダーのピヒラー氏はその客演指揮者という関係。
確かに聞きに来ていても不思議じゃないですね(^-^;)
その後ホール内を出たり入ったりしてましたがw
指揮者と言えば、以前東京駅で、
上越新幹線のホームに向かうユベール・スダーン(東京交響楽団音楽監督)とすれ違った事がありました。
その時は前日に都内で演奏会があった筈なので、オフなのか移動なのか…。
閑話休題…
日本国内巡業しているアルバン・ベルク四重奏団も明日の東京公演を最後に離日。
今月末のシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の公演を持って解散となります。
38年間素晴らしい音楽をありがとうございましたm(__)m
8月17日 日曜日 西地区 れ 10 a です!
皆様よろしくお願い致します('▽')
#1
群馬交響楽団第446回定期演奏会
指揮者のドリアン・ウィルソンはアメリカ人なのにデビューはソビエト連邦(当時)という異色。
でも陽気なアメリカンでした(笑)
指揮:ドリアン・ウィルソン
漆原朝子(vn)
管弦楽:群馬交響楽団
会場:群馬音楽センター
1:N.リムスキー=コルサコフ 歌劇「雪娘」組曲
2:S.プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第二番ト短調Op.63
3:P.I.チャイコフスキー 交響曲第一番ト短調Op.13「冬の日の幻想」
前述した通り、
ロシアのアメリカ人とゆーウィルソン氏なのでオール・ロシアプログラムです(^_^;)
プロコフィエフは、フルオーケストラを使いながら全奏がほぼ皆無という室内楽のような曲でした。
その分緻密で聞く方も恐ろしい集中力を必要とする訳ですが(^_^;)
漆原さんの綺麗な高音、素敵でした。
チャイコフスキーの1番は甘い旋律を情感たっぷりに歌うとてもロマンティックな演奏。
ウィルソン氏、変な仕掛けやハッタリは行わず、綺麗に音楽を仕上げて行く真面目な指揮者とお見受けしました(笑)
ロシア仕込みなのにトッティも押さえ気味で爆演では決して無いですし、
派手さは無いですが、安心、安定して聞ける方ですね(^-^)
#1
読売日本交響楽団みなとみらいホリデー名曲コンサート・シリーズ
話題のロシア人指揮者、ラザレフを聴きに横浜へ。
狙うのはレスピーギの「ローマの祭り」
音楽自体が最初から最後まで爆発しっぱなしの曲をこのロシアの大物がどう料理するのか超期待!(´∀`)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
フランソワ=フレデリック・ギイ(p)
管弦楽:読売日本交響楽団
会場:よこはまみなとみらい大ホール
1:S.ラフマニノフ 幻想曲「岩」Op.7
2:S.ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
3:O.レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」
ラフマニノフのフレデリック・ギイのピアノもいい加減開いた口が塞がらないくらいのバカテクでしたが、
やはりレスピーギは曲自体が馬鹿過ぎる(笑)←褒め言葉
どんな感じかというと…。
さあ、最強音で鳴らしまくるフルオーケストラにパイプオルガン、
ファンファーレ隊の常軌を逸した轟音に仰け反るがいい!!
↑全体的にこんな感じの音楽です(^_^;)
第一部は暴君ネロによるキリスト教徒の公開処刑(生きたままライオンに食わせるという残虐な方法)
を描いた曲で、まさしく音による暴力。
絶叫し過ぎてファンファーレ隊音割れてるよ・・・(@_@)
地響きのようなオルガンの轟音に負けないくらいボリュームを上げるオケと皮も破れんばかりに叩きつける大太鼓とか、
阿鼻叫喚という言葉以外に表しようがないですホントw
やるなラザレフ…(笑)
第二部は一転してひたひたと静かに盛り上がる巡礼の音楽。弱音の神秘的な雰囲気も巧いです。
そして第三部は陽気なカンツォーネまで聞こえてくる収穫祭の情景(途中で入るマンドリンソロが良い感じ(^-^))
そしてクラリネットの合図と共に第四部、20世紀ローマのお祭り広場の情景に突入。
この時の小太鼓がかなりタイトな響きで独特でした。
しかもかなり力一杯叩かせてるし(^_^;)
この章は公園の手回しオルガンから酔っぱらいの鼻歌からビートの効いたダンス音楽まで入り乱れての馬鹿騒ぎ。
というか発狂してると言っても過言ではありません(笑)
で、ラザレフ氏は途中途中で客席を振り返って指揮してますよwwww
嫌でもヒートアップする曲ですが聴衆を煽る指揮者なんて初めて見たwwww
耳をつんざく怒濤のコーダは快速超特急では無くゆっくり目なテンポで固定した重戦車タイプ。
でも最後の一音を振り抜く所でやっぱり客席に向かって指揮を・・・(笑)
何というサービス精神旺盛な方なんだ(^_^;)
ど派手な曲を期待通りど派手に振り切ったラザレフの演奏に大満足して会場を後にしました(^_^;)
#1
NHK交響楽団第1623回定期演奏会
首都圏で、一週間おきにローマの祭りが演奏されるという異常事態が発生。
先週の読売日響に続いて、今回は日本が誇る超高機動軍団、N響の登場です。
指揮:マッシモ・ザネッティ
管弦楽:NHK交響楽団
会場:NHKホール
1:M.ラヴェル スペイン狂詩曲
2:G.フォーレ 組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80
3:O.レスピーギ 交響詩「ローマの松」
4:O.レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」
緩急取り混ぜたものすごいプログラミングですよコレ(笑)
初っ端のラヴェルから、
こんなに太鼓大活躍のスペイン狂詩曲は聴いたことないよ!
というくらいティンパニも大太鼓もズバズバと叩きまくり。
これは楽しい(笑)
一転して静謐な哀しみに充ち満ちたフォーレの劇付随音楽。
劇中に「もう望みは永久にないわ、私たちのランプは消えてしまったのよ」という歌詞があるように、
物語は誰も救われる事のない悲劇です。
それに呼応するかのようにひたすら弱音で濃密に進む音楽。
一曲目のラヴェルとの差が極端過ぎますwwww
ザネッティ氏、ただ派手に鳴らすだけの指揮者ではないという事が良く判りました。
そして休憩を挟んで目眩く音響(轟音?)ショーの開幕です(´∀`)
ローマの松は比較的穏当な表現で「次の曲のためにパワー温存しているのか?」という感じでしたが、
その通りだったようで、ローマの祭りでいきなり大爆発(笑)
「音による虐殺」の第一曲はトップギアで爆走。
クライマックスの畳み掛けるような(というかほとんど前のめりになるような)リズム処理が新鮮でした。
中間の哀愁のマンドリンも甘く切なく良い感じです。
そうしてやってくる怒濤の終曲。
ただザネッティ氏は闇雲に音量を上げず、走らずかなり理性的にこの狂乱の場を捌いていました。
特に、どの指揮者もffffからクレシェンドをかけるコーダで、いきなりpppに落とすという禁じ手(笑)を披露。
かなり細かい表情付けをしていました(この辺がオペラ指揮者の面目躍如か)。
という事でかなり面白い「祭り」が聴けて今回も満足です(´∀`)
以上、5 日分です。
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ヲドル駄目人間 / Master:一柳眞木
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