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パルミジャーニ・フルリエ2024新作~ 新しい「トリック 」がエレガンスを再定義

「新しいトリックコレクションを創作するにあたり、パルミジャーニ・フルリエのゆたかな時計学の文化と専門性を通して、ドレスウォッチの本質とはなにかということを再度見直しました。このコレクションは、現代の男性のワードローブの進化を反映していて、自由で洗練された心を形にしたものです。古くからのしがらみからの解放を目指して、良品を知る現代人の本質に響くよう丹念に練り上げた、ニュアンスのある、落ち着いていて多彩なエレガンスを表現する時計を作りました。」グイド・テレーニ(パルミジャーニ・フルリエCEO)

いまも高級時計コレクターや愛好家の記憶に新しいトリックが、2024年に心躍らせる復活を果たします。
新世代のトリックコレクションのモデル「プティ・セコンド」も「クロノグラフラトラパンテ」も、1996年のメゾン創設当時のコレクションの単なるリメイクではありません。パルミジャーニ・フルリエは、あらゆる既成概念を打ち破ることで、妥協することなく男性的なエレガンスの基準を再定義することにあえて挑戦したのです。

エレガンスの再定義
パルミジャーニ・フルリエは高級時計のウォッチメイキングにおいて、つねに独自の道を歩み続けてきました。
新作のトリックコレクションは、メゾンがどのように差別化を図ってきたかを物語っています。このコレクションは、変化していくモダンデザインの流動性を語り、革新的な技術と磨き抜かれた美観がひとつになる、清々しく落ち着いた高級感を実現しています。

パルミジャーニ・フルリエは、時計という計時ツールを再定義して、さらにあらゆる制約を打ち破って設計しました。このトリックは穏やかな革命であり、性能と美学を誰も踏み込んだことのない静謐さの領域へと押し上げる力となります。研ぎ澄まされたデザインは、ウォッチメイキングにおける既存の常識を超越し、進化し続けるラグジュアリーの輪郭を描く可能性を示唆します。その歯車には、再生の約束が込められています。

先見の明:ウォッチメイキングの高度化
新しいトリックを紐解くには、とてもシンプルなキーポイントがあります。
最高級の素材と深い時計文化への昇華。
手巻き、ムーブメントはゴールド製、ダイヤルはゴールド製、インデックスと時分針はゴールド製、ケースはゴールドとプラチナ製に限定。そして、ムーブメントの美しさを堪能できるゴールドとプラチナのバックル。

パルミジャーニ・フルリエは、「男性的」の本質を新たにつくり出して、純粋主義の巨匠ル・コルビュジエの設定したカラーパレットから、大地と自然の色を採用しました。これによって、純粋性と優美が自然に溶け合う新たなビジョンがもたらされます。パルミジャーニ・フルリエは、このコレクションに独自の色合いを編み出し、比類のない技巧と組み合わせています。

貴重な古典技術で、手作業で丹念にグレイン仕上げが施されたダイヤルと、ヌバック加工されたアリゲーターストラップが、柔らかさと品を与え、これまでになく感性を刺激します。


トーラスのモダンな流動性
ドーリア式の柱とトーラス(円環面)のウブロスーパーコピー 激安通販幾何学からインスピレーションを得たトリックコレクションは、1996年から変わらない強烈なアイデンティティを保ったまま時を重ねてきました。この度発表される新しいコレクションで、その進化は明らかですが、時を経ても不変の要素があります。それは、今日ではパルミジャーニ・フルリエのシグネチャーコレクションの一部を飾るローレット加工のベゼルです。

新トリックコレクションのケースにもこのベゼルが使われていますが、徹底的に現代化されています。このシグネチャーをのぞけば、創業当時のモデルとの造形上の類似点はなく、トリックは新たな歴史を刻み始めました。

純粋でミニマルなケースの全体的なラインは、トリックコレクションが経た美的な変化を物語ります。横から見ても正面から見てもケースとストラップが一体化しており、突起や急角度はなく、どのアングルでも流れるような柔らかい外観をしています。新しいエレガンスの基準を取り入れたトリックプティ・セコンドも例外ではありません。

パルミジャーニ・フルリエがこだわり続けている奥ゆかしい純粋性は、ケースからストラップやダイヤル全体と機能表示に及んでいます。トリックコレクションは単なる時計ではなく、人工的なものを一切排除したフォルムによって調和やバランス、そして全体の黄金律を描く、美学の集大成なのです。
新生トリックの誕生をめぐる旅路において、素材はゴールドかプラチナ以外の選択肢は考えられませんでした。


忘れられたウォッチメイキングの伝統
世界の時計愛好家に認識されているように、パルミジャーニ・フルリエは、すべてのクリエーションの中でウォッチメイキングの伝統と遺産に敬意を払う、限られたエリートブランドのひとつです。製造技術の選択という点で、トリックはその特徴をよく表しています。当然ながら、装飾はパルミジャーニ・フルリエの最高基準に則っています。

インデックスと針は、付属品も含めて18Kローズゴールド製です。ゴールド製のダイヤルは、伝統的な技法に従って緻密なグレイン仕上げと面取り加工をしています。グレイン仕上げは、繊細でマットな質感を表面に与える技法で、ウォッチメイキングの技の真髄とも言えます。この技法は、ミシェル・パルミジャーニのような一流時計師の忍耐と専門技術をもって現代に甦った技法で、酒石英・粉砕した海塩・銀を脱塩水に混ぜた均質な特製ペーストを細心の注意を払ってダイヤルに塗布します。

このペーストを塗布した後に、専用ブラシで優しく磨きます。このプロセスで、極めて規則的でソフトな表面が仕上がり、光が分散してダイヤルの見た目は柔らかくなり、独特の存在感を放ちます。

トリックのダイヤルは、1960年代の「ヴィンテージ」スタイルを着想源としていて、真っ平らではなく面取りが施されています。ダイヤルのエッジは、ケースの内側面に支えられてわずかに丸みを帯びて下がり、高低差があります。この「面取り」の技法は、古くからの伝統技法である、時計用のガラスの製造方法にヒントを得たものです。この製造技法では、ガラスはケースの形状に合わせて特殊な方法で成形されます。平らな形状やわずかにドーム型をしたガラスとは違い、面取りされたガラスは時計ケースの輪郭にぴったり合うように、湾曲するか丸みを帯びています。


大胆な色彩と「プント・ア・マーノ」
ストラップにも、全体的なアプローチが踏襲されています。アリゲーターをベースにしたヌバック仕上げのストラップを飾るのは、ナポリの一流テイラーが使う「プント・ア・マーノ(=手縫い)」と呼ばれるサルトリアルスティッチ。美的な特徴であると同時に、スーツの着け心地も向上させる技術です。パステルの色調はどれも繊細で落ち着きがありつつ、時計では見たことのないような大胆な色の選択をしています。

トリックは単なる新しい時計コレクションではなく、現代社会においてエレガントであることの意味に思いを馳せるよう誘いかけます。このコレクションは、秀逸な職人技と革新的な美観の調和を目指す思慮深いアプローチの賜物です。トリックの狙いは、古典主義の枠を超え、モダンなエレガンスの本質そのものに重きを置いた現代的な時計の解釈をお届けすることです。


新しいモダニズム構造
新しいトリックは、ラグジュアリーの世界における新しい段階の到来を告げます。刹那的なものから着実に脱却したこのモデルの核をなすのが、ムーブメントです。ローズゴールド製の『トリックプティ・セコンド』の機構はすべてが新しく、一見ほとんど見えないようです。

三つの大きな18Kローズゴールド製の面はブリッジで、幾何学的見地のみに基づいて配置されています。見えるのは、ふたつの香箱と調速機構だけです。コート・ド・フルリエで飾られた大きなブリッジとサンドブラスト加工のプレートが交互に配された前例のない構造で、ミニマルで現代的な美的構成の中に、ウォッチメイキングの偉大な伝統が反映されています。印象的なグラフィックが、時計全体のスタイル要素のひとつになるようにデザインされています。

その構造は、美観の追求が優先されたアプローチが取られ、エレガントに仕上げるための造形的な必要事項を踏まえて、入念に検討されました。巻き上げの技巧と時計ならではの感触を楽しむために、ムーブメントは手巻きで設計されました。


ゴールデン・テンポ
ハイエンドウォッチメイキングにおいても、ゴールド製ムーブメントは稀少です。『トリッククロノグラフラトラパンテ』の5Hzの高振動ムーブメントは、18Kローズゴールド製で、ダブルコラムホイールが組み込まれています。アラベスクのようなスケルトンの構造要素は、動くパーツを鑑賞できる余地を十分に残しています。この本格的な機械は、トップクラスの傑作キャリバーを秘めながら、ハイエンドウォッチメイキングを忠実に踏襲しています。ムーブメントには、285個の部品と35個の石が使用され、65時間のパワーリザーブを備えています。10分の 1秒の精度と、ゴールドのような柔らかい素材を成形することの難しさは、高級時計の愛好家であれば誰もが認める財産です。それは単なるムーブメントではなく、情熱、専門技術、そして完璧であることへのあくなき追求の物語であり、時計芸術の頂点の極みです。


エリートクロノグラフ
複雑なムーブメントとケースの精巧さをいかに調和させるか。
これは、ウォッチメイキングにおける日々の課題です。

『トリッククロノグラフラトラパンテ』は、この課題を見事にクリアしています。華やかさを与えるために、トゥールビヨンよりも複雑で製作が難しい一体型ムーブメントとして開発されました。その結果、バランスの取れたプロポーションのエレガントなケースに綺麗に収まったのです。全体のラインは美しく本質を捉えていて、完璧な美観の追求の証しです。控えめなプッシュボタンがミドルケースと同じ高さにあるため、突起物やアグレッシブな角度はありません。横から見ても、正面から見ても、どこから見ても、自然な品性を醸し出しています。ケースとヌバックのストラップが、流れるように繋がっています。

洗練されたムーブメントを搭載した『トリッククロノグラフラトラパンテ』は、複雑機構を搭載した単なる機能的な時計ではありません。それは、なによりもまず、極めてエレガントでスタイルのある時計なのです。

【仕様】
トリックプティ・セコンド
PFC940-2010001-300181
7,095,000円(税込)
2024年秋発売


[キャリバー]
PF780 (18Kローズゴールド自社製手巻きムーブメント、スモールセコンド)
機能:時、分、秒
パワーリザーブ:60時間
振動数:28,800振動/時(4Hz)
石数:27
部品数:157
直径:28.4mm
厚さ:3.15mm
装飾:コート・ド・フルリエ、面取りされた角

[ケース]
ポリッシュ仕上げの 18Kローズゴールド、ローレット加工のベゼル
ケースサイズ:直径40.6mm/厚さ8.8mm
リューズ: Ø 6mm
ガラス: ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバック: ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバックの刻印:シリアルナンバー、「PARMIGIANI FLEURIER」
防水性:30m

[ダイヤル]
素材:18Kローズゴールド
カラー:サンドゴールド
仕上げ:手作業のグレイン仕上げ
インデックス:ハンドアプライド、18Kローズゴールド

[針]
時分針:18Kローズゴールド
スモールセコンド針:ローズゴールドプレートのステンレススティール

[ストラップ]
グレイセラドンのハンドスティッチ、ヌバック加工のアリゲーターレザー
バックル:18Kローズゴールド製ピンバックル


トリックプティ・セコンド
PFC940-2010004-300181
8,206,000円(税込)
2024年秋発売

[キャリバー]
PF780 (18Kローズゴールド自社製手巻きスモールセコンドムーブメント)
機能:時、分、秒
パワーリザーブ:60時間
振動数:28,800振動/時(4Hz)
石数:27
部品数: 157
直径:28.4mm
厚さ:3.15mm
装飾:コート・ド・フルリエ、面取りされた角

[ケース]
ポリッシュ仕上げのプラチナ 950、ローレット加工のベゼル
直径: 40.6mm
厚さ: 8.8mm
リューズ: Ø 6mm
ガラス:ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバック:ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバックの刻印:シリアルナンバー、「PARMIGIANI FLEURIER」
防水性:30m

[ダイヤル]
素材:18Kホワイトゴールド
カラー:グレーセラドン
仕上げ:手作業のグレイン仕上げ
インデックス:ハンドアプライド、ロジウムプレートの 18Kゴールド

[針]
時分針:ロジウムプレートの 18Kゴールド
スモールセコンド針:ロジウムプレートのステンレススティール

[ストラップ]
サンドゴールドのハンドスティッチ、ヌバック加工のアリゲーターレザー
バックルプラチナ 950製ピンバックル

トリッククロノグラフラトラパンテ
30本限定モデル
PFH951-20100011-300181
21,285,000(税込)
2024年秋発売

[キャリバー]
PF361 (18Kローズゴールド自社製手巻き一体型スプリットセコンドクロノグラフムーブメント)
機能:時、分、秒、スプリットセコンドクロノグラフ
パワーリザーブ】65時間
振動数】36,000振動/時(5Hz)
石数:35
部品数:285
直径: 30.6mm
厚さ: 7.35mm
装飾:サテン仕上げ、手作業で面取りされたオープンワークブリッジ

[ケース]
ポリッシュ仕上げの 18Kローズゴールド、ローレット加工のベゼル
ケースサイズ:直径42.5mm/厚さ14.4mm
リューズ:Ø 7.2mm
ガラス:ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバック:ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバックの刻印:ウブロコピー n級品シリアルナンバー、「Edition limitéeX/30」‒「PARMIGIANI FLEURIER」‒「36’000 Alt/h」
防水:30m

[ダイヤル]
素材:18Kローズゴールド
カラー:ナチュラルアンバー
仕上げ:手作業のグレイン仕上げ
インデックス:ハンドアプライド、18Kローズゴールド

[針]
時分針:18Kローズゴールド
クロノグラフ/スモールセコンド針】ロジウムまたはローズゴールドプレートのステンレススティール

[ストラップ]
サンドゴールドのハンドスティッチ、ヌバック加工のアリゲーターレザー
バックル:18Kローズゴールド製ピンバックル


【お問い合わせ】
パルミジャーニ・フルリエ
03-5413-5745

<グランドセイコー>エボリューション9 コレクションより、約50年ぶりの10振動の手巻メカニカルムーブメント「キャリバー9SA4」搭載モデル発表~

毎秒10振動で80時間のパワーリザーブを誇る、新世代の手巻ムーブメントが誕生~指先で実感する腕時計との対話

セイコーウオッチ株式会社は、<グランドセイコー>エボリューション9 コレクションより、約50年ぶりに生み出した10振動の手巻メカニカルムーブメント「キャリバー9SA4」を搭載した限定モデルとレギュラーモデルを各1種発売いたします。いずれも8月9日(金)発売予定で、限定モデルの希望小売価格は6,050,000円(税込)で、全世界 80本限定です。レギュラーモデルの希望小売価格は1,452,000円(税込)です。


2020年、毎秒10振動かつ80時間の持続時間を備える「キャリバー9SA5」が誕生しました。
さらに、2023年のWatches and Wonders Genevaにて、「キャリバー9SA5」をベースとした、グランドセイコー初のメカニカルクロノグラフムーブメント「キャリバー9SC5(テンタグラフ)」を発表。そして今回、2024年は、新世代の手巻メカニカルムーブメント「キャリバー9SA4」を搭載した、エボリューション9 コレクションのドレスウオッチを発表いたします。


≪特徴≫
毎秒10振動と最大80時間のパワーリザーブを備え、心地よい巻き心地を究めた新しい手巻ムーブメント
本作に搭載される新キャリバーは、2020年に発表した革新的な自動巻ムーブメント「キャリバー9SA5」をベースに、毎日、共に時を刻む究極の手巻ムーブメントを目指して生み出された「キャリバー9SA4」です。


安定した精度につながる毎秒10振動という高い振動数と、オメガスーパーコピー代引き 激安最大80時間もの長い持続時間を実現しており、「キャリバー9SA5」から受け継いでいる点として、
 ・動力ぜんまいからの動力を極めて効率よく調速機構に伝える「デュアルインパルス脱進機[※1]」
 ・安定した精度を長期にわたって持続するのに適した「グランドセイコーフリースプラング[※2]」
 ・「てんぷ」の振り角が変化しても、精度に変化が及びにくい「巻き上げひげ」
 ・2つの動力ぜんまいを備えた「ツインバレル」
などが挙げられます。

そして、巻き上げ時の心地よい感触や音を実現するとともに、手巻機構の部品の動きを鑑賞することができる手巻ムーブメントとするために、「キャリバー9SA5」をベースとしながらも、「キャリバー9SA4」の構成部品の約40%を新たに設計しています。


特に、巻き上げ時の心地よい感触と音を実現するため、「こはぜ」と「こはぜばね」の形状を大きく見直しました。巻き上げ時に動力ぜんまいが逆回転するのを防ぐ部品である「こはぜ」の形は、盛岡市の鳥であり、メカニカルウオッチが作られる「グランドセイコースタジオ雫石」の敷地内でもその姿が見られる「セキレイ」に着想を得ています。りゅうずを巻き上げる際に、香箱に取り付けられた角穴車と「こはぜ」が嚙み合い機能する動きは、まるでセキレイが啄(ついば)んでいるかのようです。
本作は裏ぶたをシースルーバック仕様とし、特徴的な「こはぜ」の動きとともに、製造地の岩手県に位置する美しい雫石川の流れを表現したムーブメントのストライプ模様が、目を楽しませます。

最大約80時間もの長時間持続を誇る「キャリバー9SA4」では、ぜんまいが最大に巻き上がるまでに要する相応の手間を減らすため、りゅうずを回転させた際の角穴車の回転量を「キャリバー9SA5」から向上させています。そのため、「キャリバー9SA5」と比較して、「キャリバー9SA4」は約15%少ない巻き上げ回数で同じ巻き上げ効果を得ることができます。さらに、自動巻機構を取り除いた空間にパワーリザーブ表示機構を搭載。ムーブメントの受にパワーリザーブ表示を配置しています。


「エボリューション9スタイル」によって洗練されたドレスウオッチ
本作は、エボリューション9 コレクションならではのデザイン文法である「エボリューション9スタイル」に則ったドレスウオッチとして、インデックスやベゼル、ラグの幅をすっきりと細くするなどデザインを一新し、洗練された手巻ドレスウオッチにふさわしい繊細で優美なモデルに仕上げました。

ケースの厚さは、9.95mmという薄型に仕上げ、その中でエボリューション9 コレクションならではの快適な装着性を実現するため、重心を低くしています。
レギュラーモデルのケースの素材には、グランドセイコー独自の素材である「ブリリアントハードチタン」を採用しました。通常のチタンよりも白くて美しい素材であり、熟練の研磨師が「ザラツ研磨[※3]」を駆使して磨き上げることによって、グランドセイコーのドレスウオッチにふさわしい上質な輝きを放ちます。また、ブリリアントハードチタンは、通常のチタンと同様の軽さを持ちながら、標準的なステンレススチールよりも約2倍硬く、傷がつきにくい先進的な素材です。


雫石がある岩手の自然と調和するデザイン
「グランドセイコースタジオ雫石」と同じ岩手県にある平庭高原には、約400ヘクタールという広大な面積に、荘厳な白樺林が自生しています。本作のダイヤルは、明るい場所に向かってすらりと伸びる白樺の、凹凸が不規則に連なる樹皮の美しさを、精緻な型打模様で表現しました。

限定モデルは、ケースや中留に華やかな18Kピンクゴールドを採用。レギュラーモデルと同様に、ダイヤルは美しい白樺の樹皮を思わせる型打パターンを施し、6時位置には、インデックスにも金無垢を使用していることを示すSDマーク(Special Dial マーク)を配置しました。「エボリューション9スタイル」を反映したケースや時分針、細長いインデックスはすべて、エレガントなデザインに一新されています。

<グランドセイコー>は、1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、正確さ、見やすさ、美しさといった腕時計の本質を高い次元で追求・実現し続け、弛まぬ進歩を重ねてきたブランドです。世界でも数少ない真のマニュファクチュールにしか成し得ない最高レベルの性能と洗練されたデザインで、世界中で高い評価を得ています。

【仕様]
<グランドセイコー>
Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours 限定モデル
品番:SLGW002
希望小売価格(税込):6,050,000円


ケース:18Kピンクゴールド
ストラップ/中留:クロコダイル/18Kピンクゴールド
ガラス:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
防水性能:日常生活用防水(3気圧防水)
ケースサイズ:[外径]38.6mm(りゅうず含まず)/[厚さ]9.95mm
限定数量:世界限定80本(うち国内50本)
発売予定日:8月9日(金)
(グランドセイコーブティックおよびグランドセイコーサロン)

[その他仕様]
https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/slgw002

<グランドセイコー>
Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours モデル
品番:SLGW003
希望小売価格(税込):1,452,000円


ケースブリリアントハードチタン
ストラップ・中留クロコダイル・ブリリアントハードチタン
ガラスボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
防水性能日常生活用防水(3気圧防水)
ケースサイズ[外径]38.6mm(りゅうず含まず) [厚さ]9.95mm
発売予定日
8月9日(金)
(グランドセイコーブティックおよびグランドセイコーサロン)

その他仕様
https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/slgw003

[ムーブメント仕様]
メカニカルムーブメント キャリバー9SA4
巻上方式 :手巻
ムーブメントサイズ: [外径]31.0mm/[厚さ]4.15mm
時間精度 平均日差 5~-3秒(静的精度) ※携帯時の精度目安は日差 8秒~-1秒
パワーリザーブ:約80時間
石数: 47石
振動数:36,000 振動/時間(10 振動/秒)


[※1]デュアルインパルス脱進機:がんぎ車から直接てんぷに力を伝える「直接衝撃」と従来の「間接衝撃」を組み合わせることで、動力ぜんまいの力をより高い効率で、てんぷに伝達できる独自機構です。
[※2]グランドセイコーフリースプラング:精度の調整には緩急針のない「フリースプラング」方式を採用しました。てん輪の側面にある4つのちらねじを回し、てん輪の慣性モーメントを調節することによって、その進み・遅れの調整を行います。緩急針のないこの構造によって、ひげぜんまいの耐久性が向上し、より高い精度を長期間、安定的に維持することができます。
[※3]ザラツ研磨:円形の定盤を回転させ、オメガコピー代引き 激安そこにケースを押し当てて面をならし、歪みのない平面を生み出すための下地処理技術です。

【お問い合わせ】
セイコーウオッチ(株)お客様相談室(グランドセイコー)
0120-302-617(通話料無料)

<グランドセイコー>の公式Webサイトアドレス
https://www.grand-seiko.com

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Watch & Wondersの会場で実機を拝見、速報をお送りします。

限定モデル。
インデックスも金でデザインの統一感を感じます。

ケース・インデックスによって同じダイヤルパターンから異なるイメージが生まれます。

特徴的なコハゼを備えた手巻きムーブメント。
「巻き味」や機構的なレポートは詳細な取材の後に…

ピアジェ「アルティプラノ アルティメート」 創業150周年の節目に薄型技術の限界を超えるコンセプトトゥールビヨン

創業 150周年という特別な年に、ピアジェはウォッチメイキングの歴史において初となる偉業を成し遂げました。ムーブメントを作り始めて 150年、初の薄型キャリバー「9P」の開発から 67年、そして 2018年の世界最薄ウォッチ 「アルティプラノ アルティメート コンセプト」の発表から 6年の時を経て、ピアジェは またしてもウォッチメイキングにおける創造性の限界に挑みました。エレガンスを追求し、独創性を具現化したこの比類なきタイムピースは先行モデルと同じわずか 2mmという薄さの 中にトゥールビヨンを搭載しています。進化し続けるピアジェが作り上げたこの画期的な クリエイションは、メゾンにとって技術面だけでなく達成感という意味においてもマイルストーンと言えます。

「アルティプラノアルティメート コンセプトトゥールビヨン」は、 それ自体が 1つのパラドクスです。そしてもちろん、ウォッチメイキングにおける実現可能性の限界を超えたこのモデルは、 150年にわたってピアジェの時計職人がいかにウォッチを進化させてきたかを物語っています。

ケース径 41.5㎜、2気圧防水、そしてブルー PVD加工されたコバルト合金製ケースの「アルティプラノアルティメートコンセプトトゥールビヨン」は、一見すると必要な機能を漏れなく兼ね備えた日常使いのウォッチであるかのようです。しかしわずか 2㎜という厚さとトゥールビヨンの存在によって、このウォッチは非日常的な異次元に達しているのです。ブリッジの中で回転する「アルティプラノアルティメートコンセプトトゥールビヨン」のキャリッジは、現在の最先端技術の定石を大きく覆します。裏蓋のサファイアクリスタルから見えるトゥールビヨンの下には、ピアジェの創業以来その原動力となってきたモットー「常に必要以上に良いものをつくる」が刻印されています。ピアジェの文化は、人、発明、コラボレーションを基盤とし、この精神が驚異的な薄型への挑戦を可能にしてきました。

最高を生み出すアトリエ
「アルティプラノ アルティメート コンセプトトゥールビヨン」は厚さわずか 2㎜で、 1ミクロンたりとも超えていません。そしてケース径は 41.5㎜で、こちらも 1ミリたりとも超えていません。先行モデルとまったく同じサイズであるにもかかわらず、トゥールビヨンを搭載することで 30% 増えるパワー消費量に対応しています。

これは単なる数字の羅列ではなく、ピアジェが成し遂げた偉業の証であり、その背景には、ラ・コート・オ・フェにあるピアジェのマニュファクチュールの中でひそかに繰り広げられた時間との闘いという長いドラマがあります。 3年間にも及ぶ作業、見直し、自問自答が、このプロジェクトに関わったすべての人の人生に刻まれました。トゥールビヨンは、ウォッチメイキングの頂点とされる王道のコンプリケーションの 1つです。このウォッチは、美しさのために技術を活かすというメゾンの昔からのアプローチに忠実でありながら、技術面においても詩的なまでの美しさという面でも、新たな次元に到達しています。このプロジェクトの指針は究極の精度を得ることでした。先行モデルと同じ薄さを保ちつつトゥールビヨンを加えるために、見た目には分かりにくいものの、ピアジェは先行の「アルティプラノアルティメートコンセプト」の部品の 90%を設計し直し、さらに新しい機構も開発しなければなりませんでした。「アルティプラノアルティメート コンセプト トゥールビヨン」の内部は、すべてが新しく、長年の経験を活かして再開発・再設計されています。

「『アルティプラノアルティメートコンセプト』と確かに似ていますが、それは表面上の話です。トゥールビヨンを足しただけのように見えて、ロレックススーパーコピー時計 n級品実際は何もかもを新たに見直したのです」と、ピアジェ CEOバンジャマン・コマーは語っています。

ムーブメント
「アルティプラノ アルティメート コンセプト」は 6年以上にわたる共同作業の 成果であり、 2020年のジュネーブ・ウォッチ・ グランプリ( GPGH)で栄誉ある「金の針賞」を受賞しています。完成までに長い道のりを 経たことは言うまでもなく、このウォッチに よってもたらされた挑戦の数々によって、 ピアジェは薄型ウォッチ開発のゴールに 到達したと思われたかもしれません。

しかし、先行モデルが納品された時から、創業以来マニュファクチュールを構える ラ・コート・オ・フェの時計職人チームは、このウォッチを超える次なる一手は何なのだろうと考えずにはいられなかったのです。答えはサブダイヤルを増やすことではなく、視覚効果、 ムーブメント、技術的な革新性を兼ね備え、ウォッチ愛好家から認められるコンプリケーションを組み入れることでした「。アルティプラノアルティメート コンセプト トゥールビヨン」誕生のの背景は、かつてキャリバー「9P」と「12P」、アルティプラノアルティメートオートマティック 「900P」または「910P」、そして「アルティプラノアルティメート コンセプト」を開発した時と似ていました。新しいアイディアがありながら、それをいかに実現するかという難問への答えはなかなか見つからなかったのです。キャリバー「900P」の発明から繰り返されてきた 試行錯誤を礎として、このウォッチはムーブメントとケースが一体化しています。貴重なスペースを確保して超薄型を実現するため、ケースバックがムーブメントの地板の役割を果たしており、外面は肌に接しています。ケースはブルーコバルト合金製で、極めて優れた厚さと強度のバランスを誇ります。ケース側面に埋め込まれたリューズは、引き出してから専用ツールで操作します。このツールは歯車減速とトルク制御システムが内蔵されており、香箱に エネルギーを与えることができます。

レボリューション
部品の配置は先行モデルと同じで、時分表示の文字盤はややオフセンターに置かれています。トゥールビヨンは 10時位置にあり、リングには秒表示の目盛が刻印されています。最大の制約にして決して妥協することができないのは薄さであり、全部品を厚さ 2㎜の中に納めることが課されました。最大の難問は、先行モデルと同じケース径、同じケースの厚み、そして同じ厚みの部品を用いる中で、既に部品で満たされた空間にいかにしてトゥールビヨンを挿入するかという点でした。

そこから、ラ・コート・オ・フェとジュネーブの時計職人の思考の歯車は回り始めました。
紙と鉛筆、記憶と文化、開かれた精神とウォッチメイキングに関するノウハウ・・・。開発には ありとあらゆる人材が携わりました。ピアジェが常に実践してきた開発手法に基づいて、アイディアを採用または不採用にするために試行錯誤を繰り返し、常に一からやり直すということが行われました。こうして 70種類以上のトゥールビヨンキャリッジ、 15種類以上のアンクル、 30種類以上のケースフレームを改良後、ようやく「アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン」の最終的な機構が完成したのです。ピアジェは薄型技術のノウハウを生かし、中でも厚さ 7.35㎜のケースに収められた厚さ 4.6㎜の薄型トゥールビヨンキャリバー「670P」の高度な専門技術を採用しました。このフライングトゥールビヨンはわずか 1.49㎜の厚さに収まっており、上部ブリッジがなく、トゥールビヨンはその下側から固定されています。しかし、数百分の数ミリの差で、ラ・コート・オ・フェのマニュファクチュールは目標に達することができず、トゥールビヨンを全面的に考え直す必要がありました。

やがて新たなアイディアが浮かびました。
トゥールビヨンをその外周で固定するというものです。「アルティプラノ アルティメート コンセプトトゥールビヨン」のトゥールビヨンは環状です。外周はセラミック製ボールベアリングで固定され、 1分間に 1回転します。素材は主にチタンでできていますが、可能な箇所ではスチールも使用されています。次に取り組むべきは動力の課題でした。

優れた技巧
「アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン」は、オリジナルの「アルティプラノ」の十字型のデザインを再現した独自のスケルトン香箱を採用しています。しかし、トゥールビヨンのエネルギー消費量は固定式の調速機を備えたムーブメントよりも多く、「アルティプラノ アルティメート コンセプト」 より約 25%多くの動力を消費します。
にもかかわらず「アルティプラノアルティメートコンセプトトゥールビヨン」は、
40時間以上のパワーリザーブを備えています。この驚異的な性能は、2つの要素に起因しています。

1つ目は、パワーを最も効率よく伝達する因子に基づいて作り直された、カスタムメイドの主ゼンマイです。ブレードの厚みをやや増やすことで、新たに必要なエネルギーの供給が可能になりました。

そして 2つ目は、ピボットの代わりにボールベアリングを使用したことです。可動式のパーツの回転を容易にすることで、摩擦を軽減しました。こうして確保されたエネルギーをパワーリザーブに使用できるだけでなく、薄型化も達成できました。設計におけるさらなる技術革新は、ウォッチ全体の厚みに合わせてサファイアクリスタルの厚みを文字盤 側で0.20㎜、裏蓋側では 0.16㎜に抑えた点です。ウォッチの厚さが 2㎜になると、すべてにおいて方法論が変わります。身に着ける人がほとんど気づかない点であっても、時計職人にとってはきわめて重要な意味を持ちます。特に小型化された部品の機械加工公差は、最大の課題でした。
テンプのリムとサファイアクリスタルの厚みが共に 0.2㎜のため、これらを製造する機械は約 2ミクロン、つまり 0.002㎜の精度を持たなければなりませんでした。その後の装飾的な表面加工の工程を考えると、この段階での精度はさらに重要になります。以前は 6本 だった歯車のアームの数は 4本になっていますが、手作業で行われるダイヤモンド研磨と面取りの装飾の際に部品が変形しないように作る必要がありました。「アルティプラノアルティメートコンセプトトゥールビヨン」は、さまざまな革新の集大成といえるでしょう。しかし真の偉業は「アルティプラノアルティメートコンセプト」と同じく、このウォッチが醸し出す美しさです。硬貨と同じ厚さわずか 2㎜のトゥールビヨン搭載ウォッチがもたらすのは、驚きと快適な着用感です。横から見ると、ウォッチはほとんど見えません。裏面は思いもよらない魅惑的な開口部を備えています。

そして表面は驚くほど奥行きを感じさせ、想像を超えるようなユニークなスタイルを作り出します。着けていることを忘れてしまいそうでありながら、堂々たる存在感も感じさせるウォッチ。ピアジェらしいブルーとゴールドのカラーの組み合わせは、深みのあるエレガンスを表現しています。 このエレガンスこそ何よりもピアジェが常に目指しているものであり、 ピアジェ DNAの中核をなすものです。
「アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン」は身に着ける楽しみと、眺める楽しみの両方を与えてくれます。制作に携わった人々とマニュファクチュールの長い歴史への想像も刺激します。そして、次にピアジェはどんな驚くことをするのだろうという楽しみももたらしてくれます。

【仕様】
アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン
Altiplano Ultimate Concept Tourbillon 150th Anniversary


・手巻腕時計
・石数13石
・ボールベアリング数6個
・オフセンターダイヤル、時、分表示、スモールセコンド、ワンミニッツペリフェラルトゥールビヨン
・モノブロックダイヤル
・ケース径41.5mm
・厚み2mm
・防水性2気圧
・パワーリザーブ:約40時間
・振動数:4Hz(28,800vph)
・コバルト合金製ピンバックル

ピアジェについて
ピアジェの独特の魅力はその大胆なスタイルにあります。 1874年の創業以来受け継がれるクリエイティビティー溢れるスタイルは、華やかな時計やジュエリーに体現されています。大胆な創造性に対する情熱は、スイスのジュラ山脈にあるラ・コート・オ・フェで生まれました。メゾンの創立者であるジョルジュ=エドワール・ピアジェが、その村にある家族の農場の中に最初の工房を設け、高性能ムーブメントの制作をはじめたのは 1874年のことでした。このときから時計職人としてのピアジェの名は広く知られるようになります。パイオニア精神を大切にするピアジェは、 1950年代後半に薄型ムーブメントの設計・製造に乗り出しました。メゾンを代表する「アルティプラノ」の礎石となるそのムーブメントはピアジェの代名詞のひとつになり、時計製造の世界に確かな足跡を残しました。同時に、ピアジェは常に創造性と芸術的な価値に重きをおき、ゴールドと色とりどりのカラーの融合、新しいシェイプ、高価な宝石、オーナメンタルストーンの文字盤といったスタイルを受け継いできました。卓越したクラフツマンシップのもと、メゾンは「アルティプラノ」、「ピアジェポロ」、「ライムライト ガラ」、「ポセション」、「ピアジェサンライト」「ピアジェ ローズ」、「エクストリームリーピアジェ」などの素晴らしいクリエイションを創り続けています。