97年6月14日(土)は、荒山に行った。朝7時前だというのに、白樺牧場付近は、牧場に咲く山ツツジ
の撮影で写真家の人たちが一杯だった。今回は小沼から荒山に向かった。荒山高原の山ツツジを見に行くつもりだったのだが、すでに散ってしまった後だった。途中、ニイニイゼミの鳴き声が山一面から響いていた。ほかにもいくつかの音が混じっているようだ。セミの声さえよく知らないのでほかが何か全く判らないが、鳥を含め春の声がする。ほとんどツツジの盛りを過ぎた山も結構込み合っていた。荒山山頂からの下山は小沼方面に急勾配を下った。途中、アマドコロの群生
に行き会った。
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97年5月10日(土)は、荒山に行った。朝7時前だというのに、学生らしき集団が歩いている。夜中の12時に前橋市内の寮から歩いてきたそうだ。100名ほどいるだろうか。
滑り台のある箕輪から荒山高原に向かうといつの間にか直接荒山に向かっていた。途中、ミツバツツジだろうか無効斜面を点々とピンクに染めている。山頂には、アカヤシオ
が透き通るようなピンクの花がまだ葉もつかぬ枝に点々と付いている。山頂では高校生の県内山岳部の総体だろうか、何組もいる。山頂には、狸だよなこれ、山頂で食事をする登山者のおこぼれをねらっていた。
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96年10月13日(日)は、今が盛りの紅葉を見に赤城に行った。ラジオでは、渋滞7キロとのこと、盛りを写すカメラマンもあちこちに。
湖畔 に駐車し、湖畔を歩き赤城神社に行き、戻って今度は大沼南に歩き覚満淵(カクマンブチ)を見に行った。まさに小さな尾瀬といったところ。水辺の木道を列を作って歩く、ここにもカメラマンが。尾瀬と違うのは、優雅に泳ぐ水鳥と距離ぐらいだ。今日初めてだったが、またきたいと思った、もっと奧まで行ってみたり、ビジターセンターにもよってみたいものだ。山に行かない人や紅葉見物には最適だと思った。帰りも混んだが、料金所跡の手前急カーブを、右に曲がり、渋川方面に向かった。
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国定忠治の赤城山
赤城(アカギ)、榛名(ハルナ)、妙義(ミョウギ)は、上毛三山として親しまれている。我が母校、県立渋川高等学校の校章などにも使われている。前橋・高崎・桐生などいつも群馬県人の眺めている山である。桐生方面からは、”女体を横たえた様”に見えるとか?
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96年10月27日(日)は、黒檜に向かった車から見るくねくね道は、すでに盛りを過ぎていた。朝8時大沼の赤城神社先にある10台ほど置ける駐車スペースはすでに満車、手前の道脇の広いスペースに止めた。黒檜は葉が無くなり冬の様相を見せていた1時間ほどで山頂にあがった。曇り空なのに空気は澄んでいた榛名や妙義それに見えない山日光白根などが見える関東平野もこれが関東平野かとばかりに見える。なんと
関東平野の彼方には新宿副都心のビル群
が見える。おまえら俺たちがのぞいているぞ。
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関越自動車道の「渋川・伊香保インター」付近より見た赤城山。地蔵岳山頂には、電波塔だろうか?鉄塔が見える、冬には、細々とスキーができる。でも、渋川市には、車にスパイクをはかせておくほど雪は降らない。
荒山鍋割山に登る登山口には、駐車場も整備され。ツツジなども植えられ、登山道が整備されている。
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黒檜山(クロビ)(1828)
赤城山と言う名の山はない、黒檜他をまとめて赤城山と言うようだ。赤城を代表する山が黒檜だ。日本百名山の一つかな?
赤城といえば 大沼
や 小沼
だが、この大沼の赤城神社を見下ろす。山頂で赤城を代表する花だと手書きの絵を描いた立て札を立てた関西の人たちだろうかがいた。キソエビネだっただろうか、誰か教えて。
駒ヶ岳(1685)
黒檜に行くには、前橋方面から赤城南面の大鳥居を通り、最近無料になった料金所跡からくねくね道を進む、大沼に着いたら、半周し赤城神社をすぎたあたりの道脇の駐車場の止める、すぐ先のY字路付近に入り口の看板がある。というわけで、まず黒檜を登りついでに駒ヶ岳を通り国民宿舎の近くに降りてくるのがいい。
長七郎山(1580)
いったことないよ。
覚満淵
小さな尾瀬といった雰囲気。
地蔵岳(1674)
リフトも有り、冬は小さなスキー場になるらしい。てっぺんに電波塔がある山だ。
小沼近くに大きな駐車場がある、ちょっと歩けばいける山なので!!!
でも靴ぐらいは、ちゃんとしたい。
荒山(1572)
赤城のオートレース場だろうか、山の中の練習場みたいな所の近くに荒山への整備された駐車場がある。なだらかな斜面をツツジの木を見ながら登ると荒山と鍋割の中腹下に出る。見晴らしもよく、整備された山なので家族連れでツツジの時期にどうぞ。
鍋割山(1332)
荒山のついでにでもいいが、ゴルフ場上あたりを通る道脇に駐車し、正面からはい上がる人も多い。子持村や埼玉などから見ると端にポコと出た山だ。山頂近くは大きな木はないツツジや笹で、関東平野を見下ろせる。時には、富士山なども見える。絶対お薦めの山だ。
鈴ヶ岳(1565)
赤城に登るくねくね道を登り切る頃、牧場が見える牧場のちょうど手前が入り口だ。左の牧場が見えたらすぐ左に大きな駐車場がある。すぐ先にあるエネルギー関係の展示施設の風車を見ながら、牧場脇の尾根を進む。大沼を見下ろしながら進む。駐車場から鈴ヶ岳は見えないようだ。こぼれ話になるが、初雪の頃この分かりやすい鈴ヶ岳に行き、帰りは大沼に出ようなどと下調べもせず進み、雪道の夕暮れを迷い歩いたのを思い出す。山の下調べは十分にと昼間でも電気を持ちましょう。(雨具、食料は当たり前)
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