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2006年11月11日() [n年日記]

#1 ニューヨークフィルハーモニック日本公演2006

指揮:ロリン・マゼール
ヨハネス・モーザー(vc)
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
会場:東京オペラシティコンサートホール

1:G.ヴェルディ 歌劇シチリア島の夕べの祈り序曲
2:P.I.チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲イ長調Op.33
3:D.ショスタコーヴィチ 交響曲第五番二短調Op.47
enc:調査中(^_^;)
enc:G.ビゼー アルルの女よりファランドール

名門ニューヨーク・フィルが2004年以来一年置いての来日です(^-^)/
指揮は指揮界きっての曲者マゼール(大好きな指揮者の一人)

S席は高過ぎるうえロクな場所が残ってなかったのでA席にしたのです(それでも今年の最高金額(;_;))
今回は2Fのバルコニー席で、舞台袖の真上、
つまりオケもマゼールも直線上で見下ろせるという場所を試しに選んでみたのですが、
これが大当たり!
いや、音響的には直接音上等の耳が痛くなるくらいの場所なのでそういう意味では良い席ではありません。
しかし!思惑通りマゼールの表情まで判るど迫力の席でした(^-^)/

オペラシティの2Fバルコニー席LまたはR3扉近辺の席はそういう意味では非常にお勧めです(^-^)/

演奏はもう思考停止してしまうくらいの豪胆なもので、未だ興奮が冷めやりません(^_^;)

演奏が終わりステージに誰もいなくなっても拍手がやまず、
着替えたマゼールがまた出てきてようやく収拾がつく熱狂ぶり(^_^;)
袖に戻るマゼールは首を横に振りながら苦笑してました。
「クレイジーだ!(笑)」といわんばかりに(^_^;)

NYフィルだからなのか、開演前にステージに出て音出しを延々やってくれるので、かなり興味深かったです。
時間になってぞろぞろ出てくるのではなく、開演時間にはいつの間にか全員揃ってる(^-^;)
その辺のユルさがいい感じ。

1曲目のヴェルディの序曲は自分が吹奏楽部時代に演奏した曲でもあり、
個人的には思い入れのある曲です。ど派手です(*´Д`*)
それを、最後のティンパニを思い切りロールさせて更にど派手に演出するマゼールGJであります('▽')

チャイコフスキーはモーザーの柔らかい音が流麗でこの甘い旋律の音楽に良く合ってたと思います。
カデンツァの集中力もすごかった!(帰りにCDをゲット。ショスタコ、B.チャイコフスキーのチェロソナタ集)

ショスタコの5番。第一楽章はとにかく重苦しく、
嘆きに始まってむせび泣くヴァイオリンの歌で消えて行き、
第二楽章は一転してあからさまな嘲笑の音楽になってました(^-^;)
元々突飛なクラリネットのデフォルメが激しくて、本当に笑っているように聞えましたから(^-^;)
あとヴァイオリンソロでワルツを演奏する部分では、本当のウィンナワルツのような抑揚を付けてましたよw
さすがマゼールww
第三楽章は濃密に徹底した哀歌。息を飲む緊張感。
そして第四楽章でNYフィル爆裂いたしました(*´Д`*)
のっけからものすごい馬力というか推進力。
管楽器の迫力がとにかく半端じゃないです。
議論百出のコーダでは、巨人の歩みのようなティンパニが出るその手前で止まるくらいの急ブレーキ。
そして最後は今時珍しい怒濤の超特急www
ティンパニがドンカン鳴る壮絶なフィナーレにもはや思考停止。
とにかく爆発です(本来そういう音楽だったのかも知れない)(*´Д`*)
パンフに「小難しい理屈は抜きにしてとにかく楽しもうジャマイカ!」と書いてあった通り、楽しめました(^-^;)

ところで舞台上、打楽器の所にどう考えても今日の曲では使わない胴の長いタムが置いてあって、
それで今日のアンコール曲は判ってしまいました(笑)

案の定、アンコールでアルルの女からのファランドールがヽ(´ー`)ノ
やはりマゼール+NYフィルのアンコールはこれでなくては!!(笑)←前回もやったw

本当に素晴らしい演奏会でした('▽')

2006年11月16日(木) [n年日記]

#1 NHK音楽祭2006 アーノンクール/ウィーン・コンツェントウス・ムジクス

NHK音楽祭2006

指揮:ニコラウス・アーノンクール
管弦楽:ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
合唱:アルノルト・シェーンベルク合唱団
ユリア・クライター(s)
ベルナルダ・フィンク(ms)
ウェルナー・ギューラ(tr)
ルーベン・ドローレ(bs)
会場:NHKホール

1:W.A.モーツァルト (主日のための)晩課 K.321(グレゴリオ聖歌付き)
2:W.A.モーツァルト レクイエム ニ短調 K.626(バイヤー版)

実に二十数年ぶりに来日した巨匠と手兵のピリオド楽器オケをこのチャンスに聴いてきました('▽')
このオケ、母体はウィーン交響楽団のメンバーだったのね(^-^;)

席は2階だったものの、ステージはそう遠くなく、アーノンクールの表情までくっきり見える左寄りの席。
音響的にもさほど問題なく良い席でした。

何というか、久々にオーラを纏った人を見たというか、そんな感じがしました。
メンバー、合唱団が全員ステージに上がり、その後しばらくして独唱者の最後にアーノンクールが出てきた時、
その空気の違いがはっきりと判りましたからw
何というか、オラわくわくしてきたぞ!見たいな感じです(^-^;)

演奏は厳しい緊張感に支配された素晴らしいもので、
グレゴリオ聖歌を挟んで演奏される最初のミサ曲ではA.シェーンベルク合唱団の精緻なアンサンブルが堪能できましたし、
バイヤー版というよりも、アーノンクール版と言った方が良いレクイエムも”怖さ”が際立つ演奏でした。
印象的だったのはルクス・エテルナの最後でティンパニが弱音になり合唱も溶けるように消えて行くというという部分。
ここはティンパニを轟かせる演奏が多い気がしたのでかなり驚きました(^-^)

2006年11月18日() [n年日記]

#1 群馬交響楽団第432回定期演奏会

指揮:高関健
堤剛(vc)
管弦楽:群馬交響楽団
会場:群馬音楽センター

1:武満徹 オリオンとプレアデス〜チェロとオーケストラのための
2:D.ショスタコーヴィチ 交響曲第八番op.65

聴くのにとんでもない集中力を要求する二曲を並べるというすさまじいプログラム(^-^;)
高関監督ヤルネ!!

とにかく素晴らしい演奏でした。
武満作品の極めて透明な響きの美しさ(涙出そう!)といい、
第一楽章を聴いただけでクタクタになるくらいの超力演のショスタコといい、
本当に群響って素晴らしいわぁ(*´Д`*)
集中度というか燃焼度が半端ではありませんでした。
オリオン〜の堤剛のチェロは本当に凄かった!
特殊奏法もあるのにすごい自然で、緩急自在。今日の演奏会を聴けた人は幸せですよ本当に。

ところで、群響のCDの新譜が売ってました('▽')
今年の3月にすみだトリフォニーホールで行われたマーラーの2番。
これも熱演でしたので必聴ですよん。
まだALMレコードのページにも群響オフィシャルにも掲載されてないので会場先行発売ではないかと思われます…。

2006年11月19日() [n年日記]

#1 東京都交響楽団プロムナードコンサートNo.320

指揮:エリアフ・インバル
鈴木学(va)
管弦楽:東京都交響楽団
会場:サントリーホール

1:E.ブロッホ ヴィオラと管弦楽のための組曲(1919)
2:D.ショスタコーヴィチ 交響曲第十一番「1905年」(1957)

今から20年くらい前にDENONからフランクフルト放送響とマーラー全集を出して、
(主に日本では)マーラー指揮者として一世を風靡したインバル久々の来日です。
あの頃と比べてさすがにお年を召されたという感じでしたが、演奏は相変わらず燃焼度の高いものでした。
(とはいえ、インバル&フランクフルト放送響を生で見たのは一度だけですが(^-^;))

今回凄かったのはショスタコの11番。
帝政ロシアの末期、民衆の生活苦の直訴に対して、皇帝の軍隊が総攻撃をかけてなぶり殺しにしたという事件を描く凄惨な音楽ですが、
その殺戮シーンである第二楽章がとにかく阿鼻叫喚の地獄絵図でした。
マシンガンのようなスネアが鳴り響き、民衆は逃げ惑い、
スネアが止んだ後の突然の静寂では、まるで血と硝煙の臭いが漂ってくるようでした((((;゚Д゚))))

インバルのショスタコは賛否両論だった気がしますが、この曲を聴く限りではかなり良いのではないかと。
今までは日本に来るとマーラーばかり振らされていた感じですが、
今後はそれ以外のレパートリーも聴く機会増えそうです('▽')

以上、4 日分です。
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