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GLASSWORKS/Novelsイベント参加情報
COMITIA101(東京ビッグサイト)
9月2日(日)う12b
にて参加します!
新刊「どんなときも どんなときも どんなときも」A5 20P 領布価格¥300
大学を出て別々の企業へ就職した今も、どこに行くにもいつも一緒な二人の今までとこれからの物語。全然お姉様っぽくないOL百合

日記リンク☆随時募集中です(^^;)
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2006年10月01日() [n年日記]

#1 米澤代表逝く

既に各所で書かれていますが、
コミックマーケット代表の米澤さんが亡くなられました。
出戻り晴海時代から参加し夏冬のコミケだけで活動しているサークルの者として、
正直ショックでした。

お姿を認識して拝見したのは晴海撤退間近のコミケ反省会だけでしたが、
コミケットアピールでもコミケの危機的状況を絶えず訴え続け、
その「場」を維持するために尽力した米澤さん、本当に今までお疲れ様でした、
そしてありがとうございました。

これからはより一層参加者全員が、
主軸を失ったコミケという「場」を存続させるために努力しなければなりません。
コミケの存続、それが参加者にできる一番で唯一の手向けだと思います。

改めて、本当に今までお疲れ様でした。

2006年10月05日(木) [n年日記]

#1 Evanescence

Evanescence、実に3年半ぶりの新譜発売です(^-^)/

リーダー(だった)ベン・ムーディが学校のキャンプで知り合ったエイミーの歌声に惚れ込み結成されたこのバンド、
デビューアルバム発売後の2003ワールドツアー欧州巡業中にベン・ムーディが突然脱退を表明し帰国。
リーダーとギタリストを失ったバンドはツアー途中で解散か?!と思われましたが…、
メンバーのジョン・ルコンプがリードギターになりそのままツアー続行、
2004年初頭の東京公演もその編成で来ました(^_^;)
その時(観に行ったのですが)既にリーダーはいないにも関わらず更に濃厚なゴシック調ロックを展開していて、
「ベンの立場は?!」と思ったものです(^_^;)
しかしライターはいないし2ndはもう出ないんじゃないか?と思っていたらレコーディングの情報が流れ、
そしてついに発売されたという次第。
現在はエイミーをリーダーに作詞作曲も全て行うといういわば個人ユニット状態。
(途中からバンドに合流したギタリスト、テリー・バルサモもメインで参加)
で、収録された曲の歌詞の内容と言うのが…、

終わった恋にすがるダメ男に引導を渡す歌

破局を迎えた恋愛関係に疲労困憊する歌

過去を清算し、新しい世界に向かってリスタートするわ!という歌

ちょwwwwww

これまでの経緯と歌の内容を考えると色々邪推してしまうじゃないかwwww

今回のアルバムは全てエイミー作という事もあり、前作以上にゴシック趣味に深化した内容となってます。

それを考えるとベン脱退の理由は、自分のEvanescenceというバンドが思っていたものと違う方向に向かってしまい、
そして自分にはそれをもう制御する事ができない、と悟ったからではないかと思った次第。
(エイミーとの音楽性の相違というありがち且つ深刻な亀裂を示唆するインタビューもあったらしい)

とりあえず、今回も来日公演してくれないかな〜と期待してます。

2006年10月07日() [n年日記]

#1 [iM@S] 熊谷ナムコランド

佐倉雅人Pと熊谷ナムコランド巡礼。 ノボリですごいことになってる、と情報では知ってましたが、
実際目にするとものすごいインパクトがwww

アイマスのサテを目の当たりにして絶句(笑)

ちょwwwwこれじゃ熊谷マコトランドwwww

いいねぇ、どんどんやってくれたまえ!(を

2006年10月08日() [n年日記]

#1 [iM@S] IDOLPROJECT2 in SDF1008

くるりの「赤い電車」(京浜急行のコト)を聴いて
京急蒲田→大田Pio→即売会を思い浮かべる人はそうそういないでしょうwww
(フツーは羽田空港→飛行機とかw)

という事(?)で大田区産業プラザPioで行われた、
前代未聞の「11イベント合同即売会」に行ってまいりました。
私はiM@Sオンリーの「IDOLPROJECT2」にだけ用があったのですが、
いくら広い会場とはいえ、1Fの大ホールに10イベントは詰め込みすぎだろうとwwww(残り1つは2F)

サークルの間隔も通路の間隔もとにかく狭い!
行列の対応がかなり大変な事になってました。
イベント全体の雰囲気は悪くなかったので、
会場の使い方と、もう少しイベント数を減らすのが今後の課題ではないかと(^-^;)

昼過ぎにお友達と別れ会場離脱。

#2 読売日本交響楽団第82回東京芸術劇場マチネーシリーズ

指揮:ケンナジー・ロジェストヴェンスキー
アレクサンドル・ロジェストヴェンスキー(vn)
管弦楽:読売日本交響楽団
会場:東京芸術劇場

D.ショスタコーヴィチ作品演奏会
1:交響曲第一番ヘ短調Op.10(1925)
2:ヴァイオリン協奏曲第一番イ短調Op.99(1948)
3:バレエ「ボルト」Op.27(1931)より間奏曲/官僚の踊り/荷馬車の踊り

ソ連時代から欧州を中心に活動し(その名声故に80年代初頭に本国に引き戻された訳ですが)、
ショスタコ振りとしては重要人物の一人であるロジェストヴェンスキー、
毎年来日してますが、見るのは初めて、ワクワクですよ('▽')

ロジェストヴェンスキーのショスタコといえば、
彼のために創設されたソビエト国立文科省交響楽団との身の毛もよだつような驚演とか、
彼自身が蘇演した歌劇「鼻」の鬼気迫る(キチガイじみているとも言う…)録音とか、
とにかく伝説を挙げたら枚挙に暇がないです。

そんな「伝説の老巨匠」の交響曲第一番は第三楽章が白眉。
「葬送の音楽」とも評されるこの楽章が本当に怖かった(;´д⊂

ヴァイオリン協奏曲では、巨匠の息子さんがソリストとして登場。
第一楽章ではちょっと緊張感に欠ける感じでしたが、第二楽章から一変、
カデンツァの集中力といい、終楽章の高速パッセージの連続といい、テクニックは相当な人とお見受けしました。
弱音表現がもう一歩なのかな?(^-^;)

そして最後はギャロップやらポルカやら鼻歌やら大欠伸まで飛び出す「おもちゃ箱をひっくり返したような」バレエ曲。
この老巨匠、跳ね踊るピッコロのふしやポルカのリズムに合わせて身体を揺らしながら、振るのをやめてゼスチャーしてみたり、
突拍子もないチューバのfffの後に客席の方を向いて苦笑して見せたりとサービス満点www
というかほとんど指揮棒振ってないんですがwww

同じ曲を6月くらいに高関健指揮の群響で聴いてますが、
そちらは真面目な熱演(というか爆演w)だったのに対し、
今回のコレは同じ曲とは思えない程軽い(笑)
荷馬車の踊りとか、もう太鼓叩きまくりの終始大音響な曲なのにやっぱり軽やか(^-^;)

演奏後、鳴りやまないカーテンコールに、もう一度指揮棒を握って「荷馬車の踊り」を再演。
そして曲が鳴り響く中、指揮棒を振りながら手を振って退場(笑)
こんなお茶目な指揮者だったとは!(^-^;;;;;;;)

3列目の席を確保した甲斐がありましたww

老巨匠の本気とお茶目っぷりが両方堪能できた良い演奏会でした。

2006年10月09日(月) [n年日記]

#1 [iM@S] 「ラジオdeアイマShow」公開録音in曳舟文化センター

ひょんな事からアイマスのラジオ番組の公録チケットが手に入ったので曳舟文化センターへ(^_^;)

今回の公録はアニメイトTVで毎週更新されているWebラジオ番組、「ラジオdeアイマShow」の第26回放送分の収録。

アイマスはやっているもののラジオ番組とか全く聴いてない人なので、
そんな輩が見に行ってしまっていいのかとやや遠慮気味に参加。

仕事でドタキャンになった方のチケットを手配してくれた佐倉雅人Pと曳舟文化センターで合流。
事前に「プロデューサーらしい格好で来場されたし」との通達があったそうで、
会場はスーツ姿の男女がひしめく何か企業の説明会のような状態にwww
(私は普段着。ジャケット羽織ってたくらい)

内容は番組配信前なので詳細は省きますが、
如月千早役の今井麻美さん、天海春香役の中村繪里子さん、萩原雪歩役の落合祐里香さんが激しいステージング(笑)で、
文字通り身体を張ったトークを展開で楽し過ぎ!!
しかしコレ映像無くて放送聴いた人は理解できるのだろうかww

今回の中村えりりんのトークを聴いて、なぜ天海春香が「黒い」キャラだと言われているのか良く判った次第…(*'-')

スーツを着ていた佐倉雅人Pとそのお友達のスーツマンズが取材受けてたけど、
どこでどう掲載されるのか楽しみですよwww
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追記:
なんと ファミ通.COMの記事になってましたww
別の写真にばっちり私の後ろ姿ががが(゚д゚)
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公録は当初90分くらいの予定だったそうですが、
終わってみたら158分が経過していたというww、
ホールの占有時間は大丈夫だったのだろうか(^-^;)
しかし面白かった!機会をくれた佐倉雅人Pありがとうヽ(´ー`)ノ

#2 秋葉原天狗

会場を離脱してから神保町で1クレ分だけ事務所に出勤(笑)

その後秋葉原天狗にていつもの面子と合流して飲み会。
普段は割負け感が甚だしい気がするので、
今日は先に入ったのをいいことに、
いつもの面子が揃うまでまさPと頼みまくりの食べまくりしてやりましたよwww

2006年10月11日(水) [n年日記]

#1 コーネリアス

新シングルが出てた のは前から知ってたのですがついに買ってしまったワ(^_^;)
YMOの珠玉の名曲CUEのカヴァーが収録されているのはSketchShowの舎弟みたいな現状を考えると納得できますが、
何と「KlingKlang」というタイトルの曲があってびっくり!
クリンク・クランクといえばデュッセルドルフにあるkraftwerkの専属スタジオであり、
彼らのブランド名のようなもの。
小山田圭吾もやはりこのエレクトロニカの神様に思うところがあるのか、と
ちょっと意外でした(^_^;)

2006年10月14日() [n年日記]

#1 新日本フィルハーモニー第406回定期演奏会

指揮:井上道義
安部圭子(ma)
木村かをり(p)
白石准(cel)
新日本フィルハーモニー交響楽団
会場:すみだトリフォニーホール

1:R.シチェンドリン 管弦楽のための協奏曲第一番「お茶目なチャストゥーシュカ」(1963)
2:伊福部昭 オーケストラとマリンバのための「ラウダ・コンチェルタータ」(1976)
enc:安部圭子 祭りの太鼓
3:B.バルトーク 弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽(1936)

ミッチーによる民謡や俗謡を根拠とする民族的作品プログラム。
以前も群響でミッチーの伊福部作品を聞いた事があるのですが、
土俗的な爆発力がものすごかったので今回も期待。

国内では後進の指導にあたり公演は海外ばかりだった安部圭子の、
久々の国内公演という事もありそちら目当てのお客さんも多かった模様(^_^;)
1曲目のシチェンドリン。
ショスタコーヴィチ亡き後のソ連(ロシア)作曲界の重鎮(未だ現役)がまだ30代の頃の意欲作。
初演を担当したのは、先週読売日響を振ったロジェストヴェンスキー。
曲の頭から終わりまでダブルベース軍団がジャジーなベースラインを繰り返し、
ブラシのスネアがリズムを刻むという完璧にジャズ・コンボな曲でした。
その土台の上に、当時のソ連での流行歌が忙しく入れ替わるという面白い作品。
終わり方もチャールズ・アイヴズ的なオチがついていたりと、
本当にショスタコと同時代の音楽なのかと疑いたくなるほどです(^_^;)

続く伊福部作品。
濃厚な弦楽による哀歌(しかし明らかに西洋の音階ではない)と爆発する打楽器のコントラストが際だつ曲でした。
安部圭子のマリンバは弱音の神秘性からコーダのトランス状態のような強打の繰り返しまで神テクを惜しみなく披露。
大きなマリンバを前に文字通りステージを飛び跳ねてました。
アンコールの自作曲がまた激しい曲で、腕が4本くらいあるんじゃないのか?と疑うほどのパッセージの繰り返し!
マレットに幅広のパッドがついていて、叩くと音階付きの太鼓のような不思議な音色を出してました。

最後のバルトークはテンポ遅めで濃厚に歌わせるミッチーの棒が見事。

打楽器が激しく叩きまくる豪快な演奏会でした。

あ、今日はマイクパフォーマンスはありませんでした!珍しい(^_^;)

2006年10月15日() [n年日記]

#1 本日の行動だいぢぇすと

午前中、市街地で行われている秋祭りの様子を見に行く。

広場で市立中学校合同吹奏楽団(3校づつ)ってのをやっていて、
丁度母校を含む団体のステージだったので見物。
かなりの聴衆がいたものの、演奏の方は途中途中でブツ切り?
…何かと思ったら公開ゲネプロではないか(;´д⊂
リハ終わるまでどれだけかかるか判らなかったので離脱(*'-')
というか私が在籍してた当時から男子の比率は負けてたけど、
最近の吹奏楽部は女子しかいないのか?男子生徒はチューバくらいだった…。

その後、いつものゲーセンに「出勤」してアイマスに7クレほど突っ込んでプレイ。

祭りで異常に混んでる地元を回避、
電車で高崎に移動して冬物の服を物色(いつもの如くMK)。
タワレコでニコラウス・アーノンクール指揮のモーツァルト初期交響曲集Vol.1が叩き売られていたのでご購入。

その後更に電車に乗って熊谷マコトランドまで移動、
アイマスを4クレほど。
時間的に中途半端だったのか(17時過ぎ)サテはがら空きでした…。
ノートに足跡ぺたぺた。

2006年10月21日() [n年日記]

#1 マリー=クレール・アラン オルガンリサイタル2006

良く考えないでチケット取っていたら、
今日は昼と夜とコンサートが連続www
という訳でダブルヘッダーの第一弾がこちら…。

マリー=クレール・アラン(og)
会場:横浜みなとみらいホール

1:F.カンピオン 組曲A
2:L.マルシャン ディアローグ(オルガン曲集第三巻)
3:J.S.バッハ 2つのコラール前奏曲(目覚めよ、と呼ぶ声ありBWV645/主よ、人の望みの喜びよBWV147)
4:J.S.バッハ トッカータとフーガニ短調BWV565
5:C.フランク 幻想曲イ長調No.1
6:A.アラン アンダンテ ロ長調Op.306
7:A.アラン スケルツォ ホ短調Op.42
8:J.アラン クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲JA118
9:J.アラン 空中庭園JA71
10:J.アラン 連?JA119

かれこれ20年くらい前の話になりますが、CDプレイヤーを手に入れたものの、
当時のCDは1枚4000円以上というのがザラで、
なかなかソフトの拡充が図れないという状態でした。
そんな時、フランスのERATOレーベル(当時の日本での発売元はRCA)から
「最新デジタル録音で1枚2800円」という触れ込みの画期的なCDシリーズが発売になり、
その時に買ったのがマリー=クレール・アランのバッハ作品集でした。
以来、バッハのオルガン曲=アラン女史の演奏という刷り込みが出来上がってるのですが、
そのマリー=クレール・アランが久々の来日公演をするというチラシを見て即申込んだ演奏会がコレです(^-^;)

長年CDでは聴いているものの生演奏は初。
しかもフランスでも重要文化財級の巨匠。
確か1926年生まれだから、来てくれて演奏してもらえるだけで我々は感謝すべきなのだと思いますよ(>_<)

で、横浜みなとみらいホールの上段に設置された巨大なパイプオルガンに向かってアラン女史が登場。
おおお〜、本物だぁ!!(>_<)

プログラムの1〜3までは穏やかなコラール風の曲で、みなとみらいのオルガンは音が大人しいなとか思っていたのですが、
かの有名曲トッカータとフーガで、そのオルガンが牙を剥きました(゚д゚)
全ストップ開放での大音響のすさまじさたるや、
床が揺れましたよ!!
何この重低音は?((((;゚Д゚))))
アラン女史もやおら攻撃的な演奏になり、
これが傘寿を迎えた人の演奏なのかとビビリました本気で。
後半のフランク(アラン女史のバッハ以外の録音は極めて少ないので聴けるのは貴重)、
そして父アラン(A)の曲と兄アラン(J)の曲は両方とも非常に面白く、アンコールで連?とスケルツォをそれぞれ再演。
特に第二次大戦の戦場に散った兄の曲を積極的に紹介しようという熱意がとても伝わってくる演奏でした。

終演後のサイン会でバッハ全集のCDにサインを頂く('▽')

そして急いで高崎に戻るですよwww

#2 群馬交響楽団第431回定期演奏会

ダブルヘッダーの後半www

指揮:マルティン・トゥルノフスキー
群馬交響楽団
会場:群馬音楽センター

1:A.ドヴォルザーク 序曲「自然のなかで」Op.91
2:L.ヤナーチェク 狂詩曲「タラス・ブーリバ」
3:J.ブラームス 交響曲第一番ハ短調Op.86

チェコの名匠トゥルノフスキー氏の今年の演目はお国もの2曲とブラームス。
とにかく前半二曲が最高に良かったです。
ドヴォルザークの秘曲にコサックの長の壮絶な死を描いたヤナーチェクの作品という珍しいプログラムですが、
特にヤナーチェク作品の緊張感と独特の節回しが秀逸で、
群響がまるでチェコフィルのような音を出してましたよホントにw

ブラームスはがっちりとした立派な演奏でした。
でもブラームス自体が苦手なので、名演なのは判りますが、ちょっと…。 ~

2006年10月22日() [n年日記]

#1 2006東京インターナショナルオーディオショウ

絶対買えないし置けないハイエンドオーディオ機器の見本市に行ってまいりました

イベント掛け持ちだったため駆け足でしたが、それでも十分な収穫がありました。

【LYNN】
英国LYNNのシステムを使った評論家の柳沢功力氏の講義を聴く。
このシステム、最新型の5ウェイスピーカーを左右10基のパワーアンプを用いチャンデバを介し、
マルチ駆動するというアリエナイ代物。
値段の話をするのは無粋ですが、このシステム一式で軽く家が建ちます…。

柳沢氏の試聴ディスクはメゾソプラノのアンネ・ゾフィー・フォン・オッター。
プレイヤーがCDを再生した瞬間、
目の前にオッターが現れました…(゚д゚)
良く雑誌などで「歌手が目の前にいる」という表現がなされますが、
まさにそれを体感いたしました。まじすごい。
音の艶やかさも半端じゃありません。
ハイエンドオーディオの恐ろしさを実感致しました…。

ところで柳沢氏、以前も試聴ディスクにショスタコの4番(ゲルギエフ指揮)を使ってましたが、
今年もショスタコを持ってきてくれました。弦楽四重奏曲第八番(ハーゲンSQ)
至高の機器で聴くショスタコの慟哭はすさまじかった…。

【TEAC/ESOTERIC】
ティアックエソテリックのブースでは大御所菅野沖彦氏の講義を聴く。
ここでは英国老舗スピーカーメーカーTANNOYの最新機種Canterbury/SEと、
ドイツの新興メーカーAVANTGARDEの小型(と言っても子供の背丈くらいある…)スピーカーシステムNANOの比較試聴。
比較の結果は、より解像度の高いNANOの方が音としては好みでした。
英国の伝統も好きですが、響きがちょっとふくよか過ぎて比べてしまうとNANOの方が好みでした。

【大場商事/WILSON AUDIO】
講師は傳信幸氏。
国産の大手電機メーカーとは違う海外ハイエンドメーカーの「一代限り」の危機についての話が興味深かったです。
(創業者の個人商店が多く技術を伝承する者がいない、等)

【MARANTZ】
講師をしていたのは日本マランツの開発の方でしたが、
ここで最新機種のプリアンプSC7S2とパワーアンプMA9S2、そして最新SACDプレイヤーのSA7S1が聴けた上に、
なんと最近開発されたばかりの「ハードグラスCD」の音を聞くことが出来ました。
ハードグラスCDというのは従来の樹脂コーティングではなく文字通り強化ガラスでコーティングしたディスクで、
スタンパーが壊れてしまう事から実用化が難しかったのですが、
つい最近量産に成功したというニュースは聞いてました。
よもやこんな所で音を聞く聴く事ができるとは(^-^;)
叩くと、ちゃんとチンッって音がしますよwwww
肝心な音の方ですが、これが響きが深くて恐ろしいくらいに透明度の高い音色でした。
SACDの空気とはまた違うのですが、これはこれでCDの進化系という事でアリかと思いました。
しかし1枚98,000円ではさすがにおいそれとは買えない(^-^;;;)

#2 PERFECT COMMUNiC@TiON(川崎市産業振興会館)

アイマスイベントですが、お知り合いの方に挨拶したくらいでかなりまったりとしていました。
(そもそもライブイベント中心のようでしたし)

#3 10 Years after(都立産業貿易センター浜松町館)

10Yearsは自分がこの世界(笑)に深入りするきっかけになった、
エターナルメロディというゲームの発売10周年を記念するイベントで、
どうしても顔だけは出しておきたかったので閉会ぎりぎり時間に参加。
…というか間に合ってないし(即売会終了と同時に到着)
という事で慌ただしく挨拶だけになってしまい
アンフィニさんには本当に申し訳ありませんでした(;_;)

2006年10月25日(水) [n年日記]

#1 ラデク・バボラーク ホルンリサイタル2006

ラデク・バボラーク(hr)
若林顕(p)
会場:高崎市文化会館

1:L.V.ベートーヴェン ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17
2:P.ヒンデミット アルトホルン・ソナタ 変ホ長調
3:E.J.ボザ 森にてOp.40
4:E.シャブリエ ラルゲット
5:F.ショパン 練習曲Op.25-7嬰ハ短調(若林顕ソロ)
6:H.ビュッセル カンテコール
enc1:E.グラナドス アンダルーサ
enc2:G.フォーレ 3つの無言歌より

オーディオ誌からは「超絶録音」として、音楽誌からは「超絶技巧」として今や話題のホルン奏者、
ラデク・バボラーク来県であります('▽')
しかもピアノ伴奏はやはり超絶技巧で名を馳せる若林顕。
これを聞き逃す手はないので、会社を定時ダッシュして会場へ向かうワケですよ(´д`)

まず会場。
さすがに管楽器奏者の演奏会だけあって吹奏族だらけwww
学校の先生に引率された中高生が半分以上で、移動音楽教室みたいだYO!

そんな中、バボ氏と若林氏が颯爽と登場。

うぉ、デカイ!!!(゚д゚)

ホルンが小さく見えますよバボラークさん…。

最初のベートーヴェンから会場が息を飲むスーパーテクの嵐。
特にヒンデミットはジャジーな気怠い雰囲気がカッコイイこと!
しかし、その柔らかい音色に、聴いている楽器がホルンである事をしばらく忘れてしまう程でした。
どうやったらホルンであんな音がでるのだろう????
と不思議になるくらい(^-^;)

それに何より、時としてバボラークを食う勢いの若林氏のピアノも凄い。
ついつい目線が若林氏の手に(^-^;)何というか魔法を見ているかのようでした。

後半のプログラムでは、超pppとか舞台裏のホルンのようなミューティング奏法とか、
一体どうやってるんだというスーパーテクを惜しみなく披露。
途中で若林氏入魂のショパンが聴けたり(バボ氏の休憩と聴衆へのサービスなんでしょうけど、お得過ぎる!)
後半ではビュッセルの曲がとにかく面白く、
ピアノとホルンの掛け合いをブリッジにして様々な曲の引用が繋がれるという構成だった模様
(はっきり判ったのはレスピーギからの引用のみでしたが)

もうとにかく目から鱗、驚愕陶然の一夜でありました(^-^;)

同じ列にいた高校生クンは感極まって最後の拍手で絶叫していたし(^^;;;;;;;;)←気持ちは判るw

終演後のサイン会で握手してもらいましたよ。
やはり手はものすごく大きかった(^-^;)

2006年10月28日() [n年日記]

#1 [WILLCOM] うはははは!

ついカッとなって買った。後悔はしていない。
ヽ(´ー`)ノ

壁紙については不問で…。

#2 第20回岸本力 バス・リサイタル

岸本力(bs)
村上弦一郎(p)
林統子(バレエ、ナレーション)
センチャーブリスキー記念合唱団
大島尚志(演出)
中村浩実(照明)
会場:東京文化会館

D.ショスタコーヴィチ「反形式主義的ラヨーク」によるモノオペラ(企画構成:岸本力)

二期会所属のロシア歌唱のスペシャリスト、岸本力氏のソロリサイタルを見にいってきました。
ちなみに隣の大ホールではマエストラ西本智実によるプッチーニのトスカが上演中(^_^;)
すごいのにぶつけるな…(^_^;)

曲はショスタコがジダーノフ批判を受けた直後に書いた作品番号無しの作品。
スターリンとジダーノフ、日和見な評議員を鼻で笑う風刺劇。
当然未発表でほんの十数年前に本人の机の引き出しの奥から発見された幻の作品だったりします。
ネットで曲の存在を知りCDを探したのですが見つからず、どんな曲なのか激しく気になっていた事もあり、
雑誌の公演案内でコレを知り飛びつきましたw

今回は岸本氏の「できる限り内容を伝えたい」という熱意から、
まずはショスタコの24の前奏曲とフーガやピアノ小品に合わせ、 岸本氏演じるショスタコーヴィチが当時置かれていた状況を切々と訴えるシーンから始まり、
当局に翻弄される姿を「人形のダンス」が表現、そしてラヨークが始まるという内容。

ラヨークも歌(?)の部分を事前にナレーターが朗読する形を取り、
このナレーションがまるで無表情な冷たさ(べろべろに酔っぱらった表現もあったのですが顔だけ真顔!)ですごい怖かったです…。

内容は本当にスターリンや当局者をコケにしまくる痛烈なお笑い劇場でした。
背筋が寒くなるくらい危険で面白いという感じでしょうか(^_^;)
こんなの当時見つかったら、ショスタコーヴィチは人知れず行方不明になっていた事でしょう…(((゜д゜;)))

とにかく岸本氏の熱演と、そしてある意味ハチャメチャな(笑)村上氏のピアノが圧巻でした。
少々のミスは無視して熱意に任せて弾きまくる姿のカッコいい事(^_^;)

アンコールはロシア(ソ連)歌謡を4曲くらい。
会場の中〜高年層の方々は常連らしく、周囲にいた方はアンコールの曲を全部把握されてました。

しかし岸本氏、写真を見ても思ったのですが、
実物を見てもやっぱり鹿賀丈史にすごい似てるのですが(^-^;;)

以上、12 日分です。
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