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GLASSWORKS/Novelsイベント参加情報
COMITIA101(東京ビッグサイト)
9月2日(日)う12b
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大学を出て別々の企業へ就職した今も、どこに行くにもいつも一緒な二人の今までとこれからの物語。全然お姉様っぽくないOL百合

日記リンク☆随時募集中です(^^;)
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2008年03月08日() [n年日記]

#1 音♪劇場〜C〜「蒼い空を越えて」【昼の部】

山本麻里安
石毛佐和
永井真衣
平田宏美
若林直美
会場:大学生協会館ヴァーシティホール
昼の部14:30〜
夜の部18:00〜

アイマスでお馴染み若林ネ申とひろりんが出演する朗読劇を観に行って参りました。
今回もKAZさんとも兄様にチケ押さえて貰いました。
ありがとうございます。

会場に行く前に新宿のハンズでサイリウム(ウルトラタイプ)と紙袋を査収。
その後地下鉄で移動してヴァーシティホールへ。

そしてまずは昼の部です。
開場時間ちょうどに到着して、も兄様にサイリウムを渡しチケットを受け取り。
何か落ち着かない雰囲気だと思ったら、未だあさりんの姿が見えず連絡もつかないとか・・・。
(結局開演時間になっても来ませんでした(>_<))

開場後ロビーを歩いてお知り合いの方々を見つけてはご挨拶(^_^;)
ってか結構な割合でここに居る気がする(^_^;)

ホールに入って席に着いてみるともうステージが目の前!くらいの場所で、
しかも隣が鈴北さんでした(^_^;)(ステージの向かって左寄り)
・・・開演してから判った事ですが、なんと平さんの真正面!ひろりん〜!(@_@)

そして第一部の朗読劇ですが・・・、
物語の概要として、
1、主人公は会社と家の往復だけで人生をすり減らしてるOL
2、突然、とある事故で10年前に亡くなった母親の幽霊が現れる。
3、親友やアパートの管理人さんを巻き込みつつ、主人公は逃げ続けてきた過去と対峙せざるを得なくなる。

もう設定1だけで会場にいるほとんどが身につまされるというかグッとくる内容です(/_;)

それを観終えての感想は、

我々には泣く以外何ができようか?

という、
涙腺直撃の本当に感動的で哀しい物語でした。
(でもちゃんとハッピーエンドです)

山本麻里安さん(娘)の動、石毛佐和さん(母)の静、
それぞれ凄まじいくらいの迫真の演技にぐいぐい引き込まれて、
気付いたらぼろぼろ泣いてました。

パワハラ若林課長(笑)のあまりに生々しい怒号と台詞に胃が痛くなりそうだったり、
永井さん(親友)の明るいキャラ(ギャル系らしい!)の声に救われたり、
ひろりん管理人さんの未亡人ボイスにドキドキしたり(笑)と見所、聞き所は満点でした(^_^)

そして感動のラストが去った後、
休憩を挟んで第二部のライブです。
---------------------------------------------------------
ライブでは、
永井真衣さん→山本麻里安さん→石毛佐和さん→平さん→若林ネ申の順番で登場。
各人それぞれ2曲ほど持ち歌を聴かせてくれました。
まいにゃんはもあいしさんお勧めだった曲を歌ってくれなくて残念(´;ω;`)
(でもものすごく可愛い歌声でした!)
もあいしさんも書いてましたが、山本麻里安さんの曲でハンドベルを鳴らす曲があって、
持参していた人たちの鳴らしっぷりと曲とのマッチングが良かったです(^-^)
石毛佐和さんのギターが唸るハードな曲がすごくカッコ良くて最高!でした。

そして石毛さんの「ひろりん〜!」の呼びかけで平さん登場!
ひろりん!!この呼び名定着するといいなあw
そしていきなりリレを歌い出す平さん。これは読めなかった!
その後ネ申も登場し、二人してメガネを装着。こ、これはッ…!
このシチュエーションで歌われる曲は一つしかありません。
ということで平さんと若林ネ申による「いっぱいいっぱい」。
観客のノリはもうグレパの時の比じゃない(笑)
最初の「いっぱいいっぱい…」の部分から絶唱
(会場的に飛び跳ねられないので、その欲求不満が全て声に昇華されていたのかも知れないw)。
ラストはもう会場が震えるくらいの大合唱でした(笑)
その後平さんは舞台袖に引き、若林神のソロで鋼錬の曲(!)など。
そして最後は全員で音♪劇場のオリジナル曲Bye Byeと光の意味を歌って昼の部終了です。

#2 音♪劇場〜C〜「蒼い空を越えて」【夜の部】

夜の部(18:00〜の予定でしたが結局押して入場が18:00に(^_^;))
チケット取って頂いたKAZPと入場ですっ。
今度は右サイド。
またも前方のブロックで今度は若林ネ申の目の前です!

隣が空いてる…、と思ったらまたもや鈴北さんでフイタwwww

ストーリーは判ってるしもう泣かされないですよ?(・ω・)
の意気込みで挑んだはずが…、

展開が判ってる分昼の部より先にぶわっ(´;ω;`)っときて、
危うく嗚咽するところだったんだぜ?(;´д⊂

そして昼の部とは違うラストに衝撃を受けつつ幕。

本当に素晴らしい朗読劇でした。
------------------
そして後半のライブ。
山本麻里安さんはテンションゲージ振り切っていたらしく「自分でも何を言い出すか判りません」宣言(笑)
とりあえず「拳を突き上げてYearYearやれば何とかなるって!」は名言として記録していいかと(笑)
平さんとネ申のいっぱいいっぱいは昼の部を更に上回る弾けっぷり(主に客席方面が(^_^;))
平さんは10年くらい前に出演したというラジオ番組のエンディング曲を歌ってました。
ホントにカッコ可愛いわヾ(≧∇≦*)ゝ

そうしてお開きになった頃には21時を過ぎていたという(^_^;)
盛り上がり過ぎで大変素晴らしい!

良い時間が過ごせました〜(^-^)/

お芝居や公録などで必ずある出演者への差し入れ受付、
今回思い切って平さん宛に差し入れしちゃいましたよ〜うっほ〜!

2008年03月15日() [n年日記]

#1 黒木知宏:背番号54 愛称:ジョニー

東北楽天とのオープン戦後、
千葉ロッテマリーンズの顔と言うべき投手、
ジョニーの引退セレモニーがありました。
もうチームを離れているため、マリーンズの選手ではなくなってしまっているのですが、
恐らく色々な方が動かれたのだと思います。 マリンスタジアムでの引退セレモニーが実現 の運びとなりました!

セレモニーでは 54のピンストライプのユニフォームに身を包み、 三人の打者を相手に本気投球!

バッターボックスに立った(今日のオープン戦の対戦相手である) 同期の東北楽天の磯部にしても、
マリーンズ投手陣の先輩小宮山にしてもまだ現役なのに早すぎるよジョニー(/_;)/~~

自分が最初にマリーンズの試合を見に行った時の先発がジョニーでした。
それだけに個人的にも思い入れが強いのです。

ジョニーの歴史を追う映像の後、本人がマウンドに姿を現した時は泣きそうになりましたよ…。

打席に立ったサブロー、磯部(試合後に残ってくれて、ちゃんと本気で打ってくれた!)、
そして福浦をしとめた投球はとても引退してしまった投手とは思えないものでした。

終了後のコメントで「必ずここへ帰ってくるからサヨナラは言わない」と言ってましたが、
本当に、帰ってきてくれる事を切に願います。

ジョニー、ありがとう!!

2008年03月16日() [n年日記]

#1 東京室内歌劇場39期第119回定期演奏会

フィリップ・グラス 歌劇「流刑地にて」(In the Penal Colony)全一幕

第一部 カフカ・プラス
1:R.シューマン「君よ知るや見知らぬ(南の)国」Op.79-28
  前川朋子(s)、中川賢一(p)
2:F.シューベルト(ライマン編曲)「ミニヨン」
  丹藤麻砂美(s)、エクセルシオ弦楽四重奏団
3:G.クルターク「カフカ断章」Op.24(1985)より
  星川美保子(s)、山田百子(vn)
4:J.ブラームス「ワルプルギスの夜」Op.75-4
  醍醐園佳(s)、前川朋子(s)、中川賢一(p)
5:G.クルターク「カフカ断章」Op.24(1985)より
  星川美保子(s)、山田百子(vn)

第二部
 P.グラス 歌劇「流刑地にて」 In the Penal Colony 全一幕 (2000)
原作 F.カフカ
台本 R.ワーリッツァー
演出 三浦基
指揮 中川賢一
弦楽 エクセルシオ弦楽四重奏団/山本修(cb)

旅行者 小林彰英(tr)
士官 岡本敦司(br)
彼 石田大

フィリップ・グラスのオペラが(日本人によって!)上演されるという情報を得て、
観劇してまいりました('▽')
東京室内歌劇場も新国立劇場の小劇場も初めてなのでワクワクしながらホールへ。

で、新国立劇場といえばヨーロッパのオペラハウスのような絢爛な意匠が施された大ホールな訳です。
それ以外ではせいぜいその先に中ホールがある事くらいしか知らないので、
「小ホールなんてあったっけ?」という感じ(^-^;)
建物に入っても、案内板はあっても入口が全然見当たらないwww
ロビーを一周したところで、入り口のすぐ脇に細い階段を発見、
「小劇場入口」の矢印はそこに向かってました。
ど、どこに連れて行かれてしまうのだwwww

そんな秘密回廊のような階段を降りた先には、普通のクロークともぎりのお姉さんが。
バーカウンターもある普通のホールっぽくて一安心…と思いきや、
ホールの中は真っ黒wwwww
もう床から壁から舞台から、とにかく真っ黒なのですwwwww
床板は質素な木板に黒い塗装をしただけの感じ。
どこのアングラ劇場なのかと!

新国立劇場の敷地内にこんなワクワク感たっぷりな建造物があるとは!
正直見直しましたよwwwww

公演について:

閑話休題
今回の公演は二部構成になっていて、前半はドイツリートを通じてカフカの世界に近づく、
という内容のようですがいまいち意図が判らず(^-^;)
でもクルタークのカフカ断章は名曲です!素晴らしい曲に出会えました。

そしてメインであるグラスのオペラ「流刑地にて」
これはカフカの小説を原作として、登場人物は男性三人(うち歌手二人)
オーケストラは弦楽五部。しかも最小単位に切り詰められた弦楽四重奏+コントラバスという編成。
確かにホールに相応しいミニマムな歌劇です(一幕物ですし)

歌劇「流刑地にて」あらすじ
:

ある学術冒険家が、南国(原作ではアフリカ)の流刑地で行われている「伝統的処刑」の視察に訪れる。
そこでは司法の一切を取り仕切る士官(原作ではフランス語を喋る欧州人)が冒険家を出迎え、
目の前に据えられた巨大な「処刑機械」が如何に素晴らしい物であるか、説明を続けている。

「処刑機械」とは、既に他界した前司令官が開発した全自動処刑装置で、
無数の針で囚人の身体全体に罪状を刻み続け、12時間苦痛を与え続けて衰弱死させるという「画期的な」装置。
しかも裁判は行われず、装置に掛けられた囚人はなぜ自分が処刑されるのかすら判らない。
「罪を疑ってはならない」という前司令官の言葉を忠実に実行し続ける士官は「裁判など必要ない」と言い切る。

だが補修の予算を削られた「処刑機械」は故障し、
処刑は実行されず囚人は解放される。

司令官が交代した現在、この処刑法を、ひいては前司令官の理想を忠実に支持実行するのはこの士官一人だけ。
現司令官は、この非人道的な「伝統的処刑」を非難し廃止させるための論客として冒険家を招いたのだった。

しかし前司令官を崇拝し、伝統を重んじる士官にはその「理想」が消滅する事が耐え難く、
冒険家に「司令官や会衆に意見を求められても何も述べないで欲しい」と熱く説得するが、
冒険家は欧州人の常識的な価値観からそれを拒絶し、このような殺人機械はあってはならないと看破する。

前司令官の遺した偉業、理想の終焉を確信した士官は、
故障し崩壊する「処刑機械」に自らの身体を据え付け、暴走する針に惨殺される。
冒険者に「前司令官の墓参に行くように」と言い残して。

この機械で処刑された者たちはある種の救済のような「悟り」の表情で滅すとされており、
士官もそれを求めての自害だったが、その断末魔の表情には苦悶の色しか無く、
冒険者は「彼に救済は無かった」と呟き、流刑地を去る。

…これだけ書くと酷く殺伐とした歌劇ですが、概要は本当にこんな感じです(´;ω;`)

舞台装置は無数のレインコート(物言わぬ兵士たち)。
舞台中央のオーケストラボックスに入る「殺人機械」の基部としてのオーケストラ。
天井から吊される巨大な振り子(殺人機械の針の部分)
それだけですが、真っ黒い舞台と相まって異様な存在感でした。
特にラストの士官が処刑機械に惨殺されるシーンでは、ffffで絶叫したオケが突然静まり返り、
左右にゆっくり揺れる振り子から飛び散る水滴の音だけが、ぴちゃぴちゃとホールに響き続けるその戦慄((((;゚Д゚))))
それが何を意味するのかは明白過ぎてゾッとしました。

音楽は2000年の作曲という事ですが、グラスはここで80年代の書法に戻っているような感があり、
所謂「グラスサウンド」を十二分に堪能する事ができます。
出世作「コヤニスカッティ」や、Thin blue lineのサントラのような憂いを帯びた宿命的な響き。
ぶっちゃけてしまえば、パズルのピースのような「グラス動機」の組み合わせで曲が出来上がっているので、
「どこかで聞いたことがある」音しかしないのも事実ですがwww
但し、今まで聞いたどのグラス作品よりも重暗い陰鬱な響きがしていました。

二人の男性歌手、それから台詞が無くパフォーマンスだけで演技をする俳優。
三人とも物凄い存在感でぐいぐいと作品世界に引き込まれました。
演目の選び方といい、一気に東京室内歌劇場のファンになってしまった感じです(笑)
今後の上演予定もかなり興味深いものがあるので、ちょっと通ってみようかと思った次第w

そして「流刑地にて」はもっと上演されるべき、二十世紀最後に咲いた名作歌劇だと思います!

2008年03月20日(木) [n年日記]

#1 ちーちゃんのお誕生会bis

16時きっかりで終了しました〜(^-^)/
しかしすごい人出!
ルキさんとも話していましたが、アイマスのイベントは他のオンリーイベントと違って
会期中は全く人が減らないという傾向がありますね(^-^)
まったりとか閑散とかとは無縁!みんな熱いですな〜(^-^)/

でも全電通労働ホール判りづらかったんだ…orz

会場一周してからKAZP、ナギさんと一緒に御茶ノ水駅前のケンタで一休み。
雨は酷いくなる一方でそこから出る気を失ってみたり(^_^;)

会場に戻るとディレ8とあさりんに捕獲されるw

そんなこんなで即売会は終了です。

撤収とアフターイベントが錯綜しこの上ないカオスな状況を生みだしていましたが全ての予定は終了できたらしいです(^-^)

今回は出遅れたので鈴北さん、櫻井さんの台所シリーズは入手できず(ノ_・。)
でも櫻井さんの絵馬はゲットだぜぇぇ(^-^)/
橘さんからはあずさピンキーの完成品を見せて頂きました。
みんな器用だ…(>_<)

閉会後、も兄様を筆頭に同事務所の方々はお茶に出かけたのですが、
私は次の予定が有り泣く泣く離脱(/_;)/~~
楽しかったんだろうなぁ〜(;_;)

という事で天気は生憎でしたが参加された皆様お疲れ様です(^-^)/

#2 群馬交響楽団第444回定期演奏会

私の主題は戦争であり、
戦争の悲しみである。
詩はその悲しみの中にある。
詩人の為しうる全てとは、警告を与えることにある
−ウィルフレッド・オーウェン

B.ブリテン:戦争レクイエム(War Requiem) Op.66
(ラテン語の典礼文とW.オーウェンの詩による)

指揮:高関健(群響音楽監督)
木下美穂子(s)
吉田浩之(tr)
福島明也(br)
管弦楽:群馬交響楽団
合唱:群馬交響合唱団
合唱:高崎市立京ヶ島小学校合唱部
合唱指揮:阿部純
会場:群馬音楽センター

この3月をもって群馬交響楽団音楽監督を退任する高関監督、
その退任公演に選んだのは、ブリテンの大作(問題作)「戦争レクイエム」でした。

退任演奏会がこの曲(第二次大戦に関わる反戦音楽)なのは、
純粋に素晴らしい作品なので演奏の機会を狙っていたという事と、
しかも本来は昨年9月の公演に載せたかったものの、それでは準備が間に合わないので
「たまたま退任公演になってしまった」だけとの事。
高関監督が二十余年かけてスコアを研究した初成果が今日の演奏会という訳です。

しかし巨大な編成の音楽です。
フルオーケストラに13名編成の室内オーケストラ。
280名の混声合唱団、48名の少年少女合唱団、3人のソリスト。

こんなものが音楽センターのステージに乗り切る訳もなく、
少年少女合唱団とオルガンは客席左後方に陣取ってました。
当然ステージ上も身動きが取れないくらい楽団員が詰め込まれています。
指揮台は三段重ねという今まで見たことも無いような高さ(笑)

初演時はメインのオケ、室内オケ、合唱と三人の指揮者を要したと伝えられていますが
(映像も残っているそうです)、今回は少年少女合唱のみ別の指揮者に任せただけで、
残りは全て高関監督が采配するという離れ業(^-^;)

曲は第二次大戦で破壊された大聖堂再建に際して1962年に作曲されたもので、
通常のラテン語の典礼文をずたずたに分断し、
そこに第一次大戦で戦死した詩人オーウェンの戦争という行為そのものを告発する詩を挿入した100分越えの大作。

このオーウェンの詩がとにかく衝撃的。
詩は戦場で敵味方に別れた友人二人が主人公。
戦争が激化する中、散り散りになる二人。
やがて片方の兵士が激戦で瀕死の重傷を負い地下道に転がり込むと、
折り重なる死体の一人が立ち上がって、彼に向かって呟く。
「友よ、私を敵として殺したのは、君だ。」

このような詩にラテン語の典礼文が挟まっている訳ですが、
詩は時にそれを拒否し、時には寄り添いながら、
最後は天上世界を歌う「楽園にて」と兵士二人の「さあ、眠ろうよ」という言葉が繰り返し歌われ、
非常に不安定な和音の「アーメン」で消えて行くという、
非常に深く重い作品です。

曲は全体としては、楽器編成が巨大な割には全合奏が少なく、
極めて室内楽的な書法で書かれている音楽です。

巨大な編成のオケがとつとつと静かな音を繋いで行くという情景は、
マーラーやショスタコーヴィチ後期の作品と近い雰囲気を感じました。

そして演奏後は鳴りやまないカーテンコールと高関監督に送られる花束。
同じく本日をもって定年退職する打楽器奏者の岡昭男さんにも花束が('▽')

ロビーでのトークコーナーでは、
「これで無職になってしまったので、本当に明日からどうやって食いつないで行こうか真剣に考えています」
とか本気か冗談か判らないコメント(笑)から
「(作曲はしないのか?と問われ)若い頃に試しましたが無理でした」
とか
「群響のレパートリーは飛躍的に拡充した。あとはもうちょっと団員の数が増えればどんな曲にも対応できる」
とか
「もっと(響きの)良い本拠地ホールができれば更なる技術向上が可能であるし、首都圏からの客をもっと呼ぶ事もできる。
今の群響はそのレベルにある。」
とか色々な興味深い話が聞けました('▽')

やはり高関監督自身は欧州に軸足を向けた活動を目指している模様。

でも本当に、高関時代の15年間は群響の黄金時代として今後も語り継がれるでしょう。
何と素晴らしい偉業!('▽')

しかしカリスマ指揮者の長期政権の後は、後継者選びに窮するというのはどんな名門オケであろうと同じで
(モントリオール響の迷走が記憶に新しい…)、ご多分に漏れず群響も次期音楽監督が未だに決められないとの事。
確かに高関監督の後だと人選が難しいだろうなぁ…。
どちらにせよこの黄金期を継続発展させる事のできる良い後任監督が来てくれる事を切に願います。

高関音楽監督の選曲、演奏には15年間楽しませてもらいました。
本当にありがとうございました('▽')
(写真左:高関監督  右:定年退職する打楽器奏者の岡昭男氏)

2008年03月23日() [n年日記]

#1 地方都市オーケストラフェスティバル2008/群馬交響楽団

錦糸町のすみだトリフォニーホールで行われている
「地方都市オーケストラフェスティバル」に行ってきました。
毎年行われているこの音楽祭は、在京以外のオケを全国から招いて東京でコンサートするという企画。
群響を含む数団体は何回目か以降は自費参加の「特別公演」扱いになってます。

今回の群響は演奏者も曲目も20日の定期と同じ。
ブリテンの戦争レクイエムを数日空けての再演です。
但し合唱団が120名と定期の半分以下にシュリンクされてます。
(ホールの響きの関係上の問題か?)
でもそれが音を更に引き締める結果となり、定期以上の緊張感が得られたのも事実。

しかも驚いたことにオケも合唱の配置も音楽センターと一緒。
てっきり少年少女合唱はステージ上段のオルガン前に並ぶかと思いきや、3F客席に陣取ってます。
(おかげで客席から全く見えません(^_^;))

その演奏は、
高崎でも神懸かったものでしたが今回はその上を行く戦慄の名演でした!

終曲「リベラ・メ」でのこれ以上はないというくらい残虐な戦争の情景と、
致命傷を追い死に行く主人公が、
「私を殺したのは君だ」と(死体になった)友人から静かに糾弾される部分の対比のすさまじさ(((゜д゜;)))

神を賛美する合唱にかき消されるような「さあ、もう眠ろう」という歌詞に涙せずにはいられませんでした。

群響黄金時代と同義である高関監督時代の行き着いた場所は、こんなにも素晴らしい名演奏でした。
本当に高関群響は最高です(^-^)/
-------------------------------------------------------
今回は珍しく終演後に高関監督のサイン会があり、
会場先行発売だった「高関健/群響:マーラー七番」CDにサインを貰いました('▽')
これは丁度一年前の定期公演でのライブ録音。これも熱気溢れる名演です。

2008年03月25日(火) [n年日記]

#1 音♪劇場〜C〜バナーキャンペーン

というのがあってウチの日記のトップとこの上にも貼っておいたのですが、
キャンペーンで「抽選で5名様にサイン色紙が当たります!」というのがあったです。

なんと当選してしまいました!(゚Д゚;)

いやいや、二回公演でそれぞれ約300人と考えて延べ600人。
そのうち何百人が申し込んだのかは判りませんが、1/5の確率を突破してしまいました!('▽')

いやもうびっくりやら嬉しいやら!!!

本気で家宝にします!!

2008年03月29日() [n年日記]

#1 大宮

大宮まで出たところでNasyaぽんから連絡が…。
どうやら都内から戻ってくるとの事なので大宮で降りて待つ事に!

家のHDDレコが壊れて新機種選定中だったのでにゃしゃぽんに色々助言を求めてみるですよ。

で、にゃしゃぽんも愛用のPanasonic BW800辺りが一番お買い得との結論。
(テレビもVieraだし丁度良いかと)
しかしここでは買わないwwww

その後、電撃PSのムック「電撃の旅団クロニクル1」を探しに
書店、ゲーム取り扱い電機店など5店舗ほど彷徨うも扱い無し(´;ω;`)
途中、大宮地図でにゃしゃぽんがケースとCPUを買ったので搬送のお手伝い。
CPUは出たばかりのIntel某がたった今入荷したところらしく、にゃしゃぽんのタイミングの良さに嫉妬w

電撃の旅団クロニクルは、ここが最後と与野方面の書店に入ったら見事に発見!!
どこにも無かったこの本が2冊も!! 素晴らしい。

その後、新都心駅の紅虎餃子某で食事。
初めて入りましたが、店内の雑然とした詰め込み具合がいかにも中国食堂って感じ('▽')
担々麺とかにチャーハン。美味で御座いました。

そこでにゃしゃぽんと別れた後、大宮に戻りBIG APPLEでプロデュース活動('▽')
6クレ打ったらイイ時間になったので撤収です。

2008年03月30日() [n年日記]

#1 ギャーッ

昨日朝、ノートPCが何か唸ってる?!と思ったら画面にはカーネル・エラーの表示がっ(・_・;)

その後再起動せず…。

で昨晩、もう一度電源を入れたところ…。

HDDが動いていませんorz

BIOS見てみたらHDDが存在しないしorz

平成15年3月製のLet's Note CF-R2ですが、ついにHDDがトンでしまったようですorz

確か修理するとHDDだけで4.7Kはしたはず…とほほ(;_;)

#2 [千葉ロッテマリーンズ] マリーンズvsバッファローズ

土曜日にさいたま新都心の紀伊國屋書店を彷徨っている最中、
松浜のかもめ氏から入電。
日曜日の千葉マリン「マリーンズvsバッファローズ」を一家で観に来るという話。

…確か金曜夜にネット販売で確認した時点で、今日のチケットは内野指定以外は完売していた筈…。

と思ってその時に公式サイトのチケット扱いを見たら、なんと外野応援席に空きが!
慌てて予約して返す刀(?)で松浜のかもめ氏に連絡。向こうも無事チケットが取れたそうで良かった。

という事で日曜日です。:

天気アヤシイですwwwwww

雨になった場合の装備もしっかりと揃えて午前11時過ぎに幕張入り。
しかし、その時点で既に外野はほぼ満席。
何とか人数分の席を確保してかもめ氏一家を待つ。待つ。…待つ・・・。

…かもめ氏が到着したのは試合開始10分前くらいでしたw
(途中かなり渋滞があった模様。春休みの週末ですし(>_<))

そして試合。



…10安打で1点はないから(´・ω・`)


打線がまっっっったく繋がってなかったところに、ローズの3ランとかやられて終了。
試合の中身としては負ける内容では無かったので本当に悔しい(´;ω;`)

でもズレータの盗塁成功という世にも珍しいものが見れたので良しとしようw

試合終了後に内野席にいたかもめ氏のご両親にご挨拶。
(奥さんはかもめ氏と一緒に外野)
全員でグッズショップに入り色々物色(^-^;)

さてマリーンズは今年ビジターユニフォームを新型に切り替えまして(ホームもマイナーチェンジ)、
今までの真っ黒から こんな感じのグラデカラーに 変わりました。
ビジター応援に行くときに黒じゃ浮くかも?!との危惧から購入決定。
(というかかもめ氏にそれを指摘されるまでは全く気付いて無く、
普通にホーム用の新型を買うところでしたw)
という事で上の写真にあるようにビジターユニフォームゲットです('▽')
所沢でもナゴヤでもどーんとこいやーwwwwww

雨が酷くなってきた幕張から、車で帰るかもめ氏一家の皆様とお別れし、
幕張本郷行きのバスに乗り込むのでした。

#3 ねぎし

まさPから「スマ館で(アイマスを)40クレ回した!」とかすごいメールが飛び込んできたので、
総武線に乗ってそのまま秋葉原方面へ。
そしてアキバヨドで神保町から移動してきたまさPと合流。

まさPは丁度発売されたばかりの コレを二箱(カートン)ほど大人買い('▽')

私は前回のは予約して買ったけど今回は何もしてない(´・ω・`)
市場から消える前に手に入れておかないとだなぁ。

その後CDを買ったりしつつした後、ねぎしで夕食。
ねぎしといえば牛タン!
牛タンと麦とろのねぎしセットに豚ロース追加。
まさPは鳥とカルビのミックス定食に更に豚ロースを追加するという荒技をwwww

その後御徒町まで腹ごなしに歩いて戻り、帰宅です〜。

以上、8 日分です。
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