・今日は地元で祭の日らしい。

・朝、母親を会社まで送り届け、その後マックでパンケーキを食し一時帰宅(^^;)

・色々だらだらやってから佐祐理舞本「連祷」の編集の仕上げ。

・…プリント紙が足らないコトに気付き、とりあえず編集だけ終わらせる。

・本文はレーザーで打ったッスけど、表紙とかはさすがにインクジェットで打ちたい…。

・夜、群馬交響楽団第337回定期演奏会（群馬音楽センター：高崎）に行く。

・指揮は、フランスの御大、ジャン・フルネ。

曲目
1：G・ビエルネ「劇音楽ラムンチョ序曲」(1908)
2：A・オネゲル「フルートとイングリッシュホルンのための室内協奏曲」(1948)
3：H・ベルリオーズ「幻想交響曲op.14」(1830)
指揮：ジャン・フルネ
フルート：パヴェル・フォルティン
イングリッシュホルン：ミリアム・ハンネカート・ジェームス

・ピエルネは名前しか聞いたことなかったんですが、かなり爽やかな曲調。
　ドビュッシーと同世代の人らしいですが、多分に洩れずスパニッシュな雰囲気の曲でした。

・オネゲル。非常に大好きな作曲家なんですが、この曲は初めて。
　交響曲でもフルートソロ活躍しまくりなので、オネゲル自身好きだったんでしょうねやっぱり。
　曲は小規模弦楽合奏とソロ楽器で淡々とオネゲルの語法を突き進む感じ(^^;)。
　1楽章と3楽章は軽みに徹しているのに、2楽章の呻くような重さは…(^^;)やっぱりオネゲル(^^;)
　非常に気に入りました。CD捜したいなぁ…。

・幻想。…以前、ゲルギエフの時に書きましたが、かなりイッちゃってる曲です（笑）
　ゲルギエフがロシアの重戦車なら、フルネは頑固一徹老舗の味と言いましょうか…、って判らんって(^^;)
　どちらにしろ、かなり新鮮な解釈だったと思います。第四楽章の「断頭台への行進」導入部の急ブレーキとか、
　第五楽章は曲が進んで音量が上がって来るのに反比例してどんどんテンポが遅くなっていったり、
　ワルプルギスの悪夢が、自暴自棄の騒ぎのように息も絶え絶えで表現された、という感じでしょうか。
　でもコーダではがらりとテンポを戻し、クールに、しかし熱く終結させてました。
　…やっぱスゴイ人だわホント(^^;;)＞フルネ

・拍手は鳴りやまず、何度もカーテンコールに引っ張り出される老巨匠。

・興奮した聴衆があまりにも帰る気配を見せないので、会館側は照明をつけて演奏会終了をアピール(^^;)

・久々に劇的な演奏を聴けました。