2002年(J1)1stステージ観戦記


第3節 ガンバ大阪戦 3月17日(日) 万博競技場(9,875人)


○神戸 3-1 G大阪●
(2-0) 
(1-1) 

【得点】
前半11分 播戸(神戸)
前半15分 西谷(神戸)
前半5分 マグロン(大阪)
後半29分 三浦知(神戸)

【警告】
西谷、望月

【メンバー】
 掛川
 吉村
 シジクレイ
 土屋
 岡野
 望月
 アタリバ(後半37分 佐伯)
 西谷(後半11分 平野)
 城
 播戸(後半26分 ダニエル)
 三浦知


 2連敗である。そろそろ結果を出さないといつものようにズルズルと降格争いに参戦しそうな予感がある。チーム自体は暗くはない。

 先制点は播戸だ。カズから城にわたったボールを前進しながら受け、ひとりをかわしてゴール右スミに叩き込んだ。目の覚めるような先制弾だった。カッコよかったぞ。
 2点目はペナルティエリア近くからのFKからの得点。相手DFにあたり跳ね返ったところをワントラップしてからゴールに突き刺したものだ。

 1点とられたのは要注意選手のマルセリーニョからのクロスに合わせてマグロンに決められたものだ。このマルセリーニョはスゴイなあ。NHK-BSの解説者も絶賛だ。七色のキックというところか。相手のいやなところにピンポイントでパスを供給する。ひとつひとつのプレイに魅せるものを持っているのだな。敵ながら楽しみな選手だ。

 2点リードが1点リードに変わり、精神的には追いつめられたような気分になる。まだ勝っているのに負けているような気持になるのは不思議だ。

 その危機感を一掃してくれたのがカズだった。
 強引にペナルティエリア内に入り込んで正確なボールコントロールから押し込んだ。下の写真を見るとキーパーを含めて5人に囲まれての個人技でのゴールだ。ホント値打ちあるよなあ。

 今日のMVPはカズだなと思う。1.5列目から点にからむ動きとトップにポジションチェンジしてからのだめ押し点は文字通りチームの牽引車となっている。なくてはならない選手だ。
 それにしてもこんな快勝は久しぶりなような気がする。
 こういう勝ち方を今度はホームで見せてくれい!。

 

れいんぼー!

カズ不利な体勢でのゴール

 




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