2003年ヤマザキナビスコカップ


予選リーグ第1節 東京ヴェルディ1969戦 3月8日(土) 味の素スタ(6,638人)


 ○神戸 1−0 東京V● (1−0)
(0−0)

【得点】
 前11分(神戸)アリソン

【メンバー】
 掛川
 吉村
 シジクレイ
 土屋
 菅原(智)
 佐伯
 山口(69分三浦泰)
 アリソン
 薮田(66分岡野)
 播戸
 オゼアス(89分三浦知)



↑東京特派員からのいただきもの


 手堅い試合運びで1点を守りきった、という試合。
 東京Vは今年エムボマが入団し、攻撃力がある。でも土屋、シジクレイらDFががんばったようだ。

 今年最初の試合に1点を守りきっての勝利。これは素晴らしいことだ。今シーズンの戦い方が見えたような感じがする。
 今年から延長戦がなくなって、90分を過ぎた時点で引き分けの勝ち点1点が与えられる。失点を最小限にして手堅く勝ち点を取っていきたいものだ。

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予選リーグ第2節 ジュビロ磐田戦 3月15日(土) 神戸ユニバー(7,455人)


○神戸 4−2 磐田●
   (0−0)
   (4−2)

【得点】
 55分(神戸)オゼアス
 60分(磐田)グラウ
 70分(神戸)アリソン
 78分(神戸)オゼアス
 83分(神戸)オゼアス
 89分(磐田)中山雅

【メンバー】
 掛川
 吉村
 シジクレイ
 土屋(48分坪内)
 菅原(智)
 佐伯
 山口
 アリソン(81分三浦泰)
 薮田(64分岡野)
 播戸
 オゼアス


  この日は仕事。今年始めてVISSEL神戸の試合を生で見たかったのに、しかたがない。
 相手は最も苦手にしているジュビロ磐田だ。この相手となると、0−7での敗戦がどうしても頭をよぎる。あれはひどかったなあ。ドゥンガという強烈なキャラクターのチームリーダーがいたのが懐かしい気持だ。

 仕事中に VISSEL神戸のオフィシャルサイトで試合結果を見て驚いてしまった。なんということだあ〜。
 ジュビロ磐田相手に4点も取っている! 信じられない。 (ちなみに totoゴールは1億円が出た)
 オゼアスのハットトリックを含めて4得点。本当に信じられない試合である。
 アリソンのオーバーヘッドもあったし、ゴールはすべて神戸のサポーター側のゴールだもんなあ、サポーターはさぞ盛り上がったことだろう。本当にうらやましいぞー。
 どうも、昨年の最終戦といい、盛り上がった試合にワタシは相性が悪いみたいだ。この流れを断ち切らねば・・・。
 ワタシの好きな中山のゴールもあったし。あー、ユニバーに行きたかったなあ。

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予選リーグ第3節 浦和レッズ戦 4月9日(水) 神戸ユニバー(4,543人)


●神戸 1−2 浦和○
   (1−1)
   (0−1)

【得点】
1分(神戸)シジクレイ
40分(浦和)永井
53分(浦和)田中

【メンバー】
掛川
田淵
シジクレイ
北本
菅原智(52分坪内)
三浦泰
山口(62分朴)
薮田
西谷
播戸
三浦知(56分岡野)




 寒いぞーーーーー。

 この時期、夜7時からの試合はキツい。
 服も冬用のグランドコートではなく薄手のマウンテンパーカーだったもんで、寒さに震えながら見ていたのだ。ビールもこの日はさすがに飲めなかったので、熱燗にしたくらいだ。

 試合はいきなり動いた。
 開始1分。ゴール正面でFKを得て、シジクレイのシュートが相手の壁のわきをすり抜けてゴールの左側に入った。
 おおーーーー、いきなり見せてくれるではないか!
 今年このカップ戦は調子がいいので、今日も期待できる。

 それはそうと今日は先発にカズが入っているんだよなあ。久しぶりの先発出場なので、まだまだやれることをアピールしてもらいたいものである。
 そうこう期待して見ていたが、カズのシュートの場面はなかった。残念。
 唯一見せたのは後半西谷とのコンビでゴール前へのクロスにスライディングで飛び込んだものだった。カッコよかったがなあ。。。

 失点は2点とも完全に守備を破られた格好だった。
 レッズは攻めのツメが速い。ワンタッチでのパスが随所に見られ神戸DFがついていけないシーンがよくあった。
 いかんいかん。この敗戦を薬にして立て直しをはかってもらいたいものである。

 さて、ここまでのナビスコカップであるが、成績を整理しておこう。
 神戸はA組で、磐田、東京V、浦和の4チームで争っている。ホーム&アウェイで試合を行い、上位2チームが決勝に進出する、ということだ。
 これまで、神戸は ○東京V、○磐田、●浦和、という成績で勝ち点は磐田と並んで「6」となっている。(東京V、浦和はともに勝ち点「3」)ということで、次の試合に勝って勝ち点3を上げれば決勝進出を決められることになる、、、のだろうか???。計算が面倒なので、わからないが、とにかく次の東京V戦に勝ってもらいたい。相手には第1節でアウェイでありながら勝利している。望みはあるぞーーー。

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予選リーグ第4節 東京ヴェルディ1969戦 4月23日(水) 神戸ウイング(3,184人)


△神戸 2−2 東京V△
   (0−1) 
   (2−1) 

【得点】
33分(東京V)ロペス
74分(東京V)ラモン
76分(神戸)岡野
89分(神戸)オゼアス


【メンバー】
掛川
坪内
シジクレイ
北本
菅原智(75分岡野)
薮田(45分西谷)
三浦泰(24分松尾)
山口
アリソン
播戸
オゼアス




 試合開始早々神戸のチャンスだ。
 1分に山口が左から持ち込んでシュートを放つがワクにはじかれる。その後にも播戸が相手DFと1対1になり、絶好のチャンスを迎えるが、これもだめ。
 神戸は攻めが速く、今日はいけるか、と期待を持たせる。
 しかし、逆に考えてみると、早くもチャンスを2回もつぶしてしまったわけで、先行きが少々不安。

 相手では平野が目立ってたなあ。左から攻め上がって精度の高いセンタリングをゴール前に上げてくる。
 15分あたりにも掛川がはじいたボールを平野がミドルレンジのシュート。北本がかろうじてゴール前でクリアした。やっぱりこの選手を敵に回すのはイヤな感じだ。

 1点を取られてイヤーな雰囲気のときに、東京Vはエムボマを投入。やっぱりデカイ。
 手足が長く、ボールコントロールが柔らかい感じだった。そのエムボマが起点となって2点目を失う。後半30分くらいのことだ。あっという間のヒールパスが鋭かったなあ。

 で、ここから神戸の猛攻が始まる。
 直後、岡野が出てきて、なんとファーストタッチのシュートがネットに突き刺さった。

 うおーーーーー! カッコいいぞーーー。

 久しぶりにすごいシュートを見たような気がするなあ。豪快な地を這うようなシュートだった。

 そしてロスタイムにも岡野が珍しく左から攻め上がり、西谷のセンタリングからゴール前こぼれたところをオゼアスが蹴り込んで同点のゴールを決めた。

 うおーーーーー! カッコいいぞーーー。

 その直後試合終了。

 疲れた試合だったなあ。でも面白かった。後半30分過ぎからの攻めは見応えがあったなあ。岡野の魅力が十分発揮された攻めだった。
 ケガ人が多いのが気になるところであるが調子を上げてほしいものだ。

 それはそうと後の席にいた客の会話が笑った。

 A「ヴェルディにまだラモス、おるんか?」
 B「あほ! あれは『ラモン』いうやつじゃ! ラモスが出てたらエラいことやで」

 

 


 結局2003年のヤマザキナビスコカップは

  1(A) 2(H) 3(H) 4(H) 5(A) 6(A)
相手 東京V 磐田 浦和 東京V 磐田 浦和
スコア 1-0 4-2 1-2 2-2 1-3 0-1
結果


 最終的に勝点7 ホームで1勝1敗1分、アウェイで1勝2敗 9得点 10失点 得失点差−1でAグループ最下位という結果だった。
 ちなみにAグループ2位の浦和がナビスコカップを優勝した。

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