2002年(J1)2ndステージ観戦記


第12節 サンフレッチェ広島戦 11月9日(土) 広島ビッグアーチ (12,199人)


△神戸 1−1 広島△
(1−1)
(0−0)
延長
(0−0)
(0−0)

【得点】
0分 駒野(広島)
41分シジクレイ(神戸)

【警告】
播戸、薮田

【メンバー】
 掛川
 菅原
 土屋
 北本
 平野
 シジクレイ
 佐伯(100分 三浦泰)
 薮田(113分 岡野)
 望月
 播戸(95分 城)
 オゼアス


 さて。いよいよ、神戸にとっては正念場の試合だ。
 長いことホームページの更新ができてなくて、気がついたらもう12節になってしまっていた。これではイカンと思い、急遽ホームページの作成をしている。
 とりあえず、大一番の試合から作成する。

 この試合まで、神戸はJ2降格争いに不本意ながら参加し、年間順位が14位といういつもの位置をキープしているのだった。昨日までの順位を確認しておこう。2ndステージ第11節終了時点の下位チームの成績だ。

2ndステージ第11節終了時点の年間成績(残り4試合)

順位
チーム
勝ち点
得失点差
12
ベガルタ仙台
28
-16
13
柏レイソル
26
-12
14
ヴィッセル神戸
26
-12
15
サンフレッチェ広島
19
-18
16
コンサドーレ札幌
10
-33

(勝ち点 90分勝ち3点 延長勝ち2点 引き分け1点)

 札幌はJ2降格が決定しており、もうひとつの席に入らないように各チームが争う形となっている。
 こういうギリギリの試合は広島は初めての経験だろう。一方神戸は何度も経験しているのでこういうプレッシャーのかかった試合はお手の物。落とすことはないと堅く信じている。
 しかし、この試合に万が一負けると、年間勝ち点は神戸26、広島22となり、残り3試合何が起こるかわからない。とても重要な試合だ。今シーズン最重要マッチなのだ。

 しかし、この日、ワタシは仕事。BSでの放送も見ることができず、イライラしながら仕事していたのだが、どうにもたまらなくなって、「市場調査」を理由に近所の電器屋にBSの放送を見に行ったのであった。

 テレビを見たら広島が1点リードしていた。なんじゃなんじゃ。よく聞くと試合開始0分での得点というではないか。イカンぞ。
 展開は広島が有利な感じだ。神戸はアリソンの出場停止が影響しているのか組み立てができていない。不安な展開だ。
 前半41分に神戸のチャンスが訪れる。播戸がペナルティエリア内で後方からのチャージを受けPKを得たのだ。これをシジクレイが冷静に決めて同点とする。
 後半は神戸がペースを掴んだ感じで、よく攻めていたが、両チーム得点なく、延長へ。延長戦は神戸は引き分けを狙っていたのか守りがとてもよかった。
 神戸のDFラインはバウルを中心に充実しており、不安は感じさせない。たまに攻められても掛川のファインセーブなどもあり結局両チーム無得点で試合を終えた。
 オゼアスのループシュートなど惜しいシーンもあったが全体的に堅く守ったという印象だったなあ。

播戸がファールを受ける
 
PKを決めるシジクレイ

 この大事な試合に負けなかったことで15位広島との勝ち点の差は試合前のまま7点。残り3試合だ。

順位
チーム
13節
14節
15節
12
仙台(28)
神戸
札幌
東京V
13
神戸(27)
仙台
市原
清水
1勝で残留確定
14
柏(26)
東京V
広島
G大阪
15
広島(20)
鹿島
札幌
1敗でJ2降格確定
16
札幌
名古屋
仙台
広島
J2降格確定

 神戸は残り3試合で1勝すれば広島が全勝しても抜かれることがなく残留が確定する。
 広島は3試合のうち1敗でもすると、あと2勝しても勝ち点は26になり、現在の神戸の勝ち点27に追いつくことができない。J2降格が決定するかどうかは柏との関係で微妙だが広島は不利だろう。
 しかも、広島の次節の相手は磐田と優勝を争っている2ndステージ現在2位の鹿島だ。これはキツイだろうなあ。しかも鹿島のホームだし。

 神戸は次節ホームで仙台に90分勝ちしてキレイに自力で残留を決定させたいものだ。その日は休みなので当然ユニバーに行くぞ

 



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