2002年(J1)2ndステージ観戦記


第14節 ジェフ市原戦 11月23日(土) 市原臨海競技場 (5,235人)


●神戸 0-2 市原○
(0-0)
(0-2)

【得点】
59分 大柴(市原)
64分 ミリノビッチ(市原)

【警告】
佐伯、アリソン、土屋

【メンバー】
 掛川
 菅原
 土屋
 北本
 平野
 シジクレイ
 佐伯
 望月(69分 薮田)
 アリソン
 城(78分 三浦知)
 オゼアス


 さて。いよいよ、神戸にとっては正念場の試合だ。
 こんな書き出しばかりだが、本当に大事な試合なのだ。
 勝てば残留が決定するという試合。万が一負けて広島が勝てば最終戦の清水戦までもつれ込むという、信じられないようなガケっぷちの試合なのだ。

 この大事な試合、ワタシは仕事で見られないのがとても残念である。しかも、最終戦もなんとワタシは海外旅行の予定が入ってしまっていて、ユニバーへ行くことができない。ここは絶対にこの試合勝って残留を決定してもらいたいものである。それでなければゆっくりと旅行なんかに行けない。
 って言っても旅行はだいぶ前から決めてたしなあ、神戸がこんなに負けるとは思ってなかったもんなあ。最終節あたりは残留も決まり、スリルのない消化試合になるだろう。と読んでの海外旅行の申し込みだったのだ。許せ。サポーターの皆様。


 そうこうしながら、試合時間になり、ワタシは仕事場を抜け出し、いつものように「市場調査」を理由に近所の電器屋にテレビ放送を見に行ったのであった。テレビ放送は広島VS柏だ。
 ずっと電器屋にいるわけにもいかず行ったり来たりを繰り返す。仕事がまるで手に着かないぞ(笑)そして、何回目かの市場調査時に神戸が負けているのがわかった。しかも、広島が勝っている。最悪だ。
 こりゃ、マジでイカン。逆転の期待を込めて広島の戦いを見ていたが、結局神戸はそのまま押し切られてしまった。広島は勝ち。ここにきてなんと連勝だ。

 最悪の中でも最も最悪の結果となってしまった。

 

順位
チーム
15節
 
13
柏(29)[-12]
G大阪
 
14
神戸(28)[-14]
清水
最終戦に負けた場合、広島が90分勝ちまたは延長勝ちで降格が決定
15
広島(26)[-14]
札幌
 
16
札幌(13)[-35]
広島
J2降格確定

(勝ち点 90分勝ち3点 延長勝ち2点 引き分け1点 ()は年間勝ち点 []は得失点差)

 

 この最終戦、神戸は清水に勝つしかないのだが、広島の最終節の相手はすでに降格の決まっている札幌だ。
 その札幌は2003年はJ2でJ1昇格を目指して戦うことが決まっている。その2003年昇格を考えた場合、札幌は広島と神戸とどちらがJ2にいる方が戦いやすいのだろう?
 てなことを思うと、神戸は限りなく不利だ。

 ああ、今まで何回もこういう危機的直面に遭遇しているが、今回がクラブ創設以来最大の危機だろう。

 ああ、胃が痛い。




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