2003年(J1)2ndステージ観戦記


第11節 鹿島アントラーズ戦 10月25日(土) ユニバー(127,702人)


○神戸 2-1 鹿島●
   (1-0)
   (1-1)

【得点】
 三浦知(神戸)43分
 播戸(神戸)59分
 相馬(鹿島)89分
   
【メンバー】
 掛川
 吉村
 土屋
 北本
 菅原智
 シジクレイ
 三浦泰
 朴
 ビスマルク(84分薮田)
 播戸
 三浦知(66分菅原太郎)

【退場】
 83分 播戸


 さて。前節、名古屋に勝った神戸。J1残留に向けて落とせない試合が続いている。
 この日はユニバーに場所を変えての鹿島戦だ。いつもながら残留が目標というのは寂しいが、モチベーションの面で言えば非常に大きいところがあると思う。是非、連勝してもらいたい。というか、ジツはワタシ、今年まだ VISSEL神戸がホームで勝った試合を見たことがないんだよなあ。
 思えば開幕試合に長居で勝ったのを見ただけ。その後見に行った試合
7試合全敗という情けなさなのである。ホームでもワタシが行けなかった試合(ガンバ戦とか浦和戦)には勝っているというのに。。。巡り合わせが悪いったらありゃしない(笑)。

 ということで、是非、ワタシのこの悪い流れを断ち切ってもらいたいものだ。
 期待はビスマルクとカズ。このふたりのホットラインに播戸がからんで前線で相手をかき回してもらいたい。
 試合の最初のころは完全に鹿島ペースだ。神戸は鹿島側に攻め入るシーンが極端に少ない。
 しかし、徐々にペースを掴んできて神戸の中盤でのためができるようになってきた。鹿島は右から奈良橋が攻め上がってきてチャンスを作るが、決定的な場面も神戸DFが落ち着いたプレイで押さえている。
 神戸の得点はカズ!。ビスマルクからもらったパスを秋田の執拗なマークにあいながらも身体を反転させて股抜きのゴールだ。キレている、と感じたなあ。
 久しぶりに見た神戸のゴールシーンにワシは感動してしまった。
 そして、後半、今度は播戸がひとりで持ち込んでこれまた相手DFをかわしてゴールを決めた。素晴らしい。FW二人がこんなにいい仕事をするとは。。。
 オゼアスが出場停止だったので、ちょっと不安があったのだが、全然関係なかった。めちゃ気持いいぞ。
 後半ロスタイムに1点を返されたのは余計だったけど、鹿島相手に2-1での勝利は申し分のない結果だ。
 それにしても、こんなにいい試合を見たのは本当に久しぶりだなあ。

 試合内容もよかったが、ユニバーはやっぱり気持いい。
 なにより開放的だ。抜けるような青空の下、太陽と風を感じながら飲むビールが最高においしい。その味は限りなく健康的だった。
 ウイングスタジアムで飲むビールは何か影でコソコソして飲んでいるような、そんな気持になるもんな。
 できることなら、ウイングからユニバーにホーム球場を移してもらいたいくらいだ。
 あ、雨の日はウイングの方がいいけどね。

 



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