2003年(J1)2ndステージ観戦記


第13節 柏レイソル戦 11月15日(土) 神戸ウイングスタジアム (11,681人)


△神戸 2-2 柏 △
   (0-1)
   (2-1)

【得点】
 谷澤(柏)35分
 シジクレイ(神戸)68分
 播戸(神戸)73分
 菅沼(柏)84分
   
【メンバー】
 掛川
 吉村(65分岡野)
 シジクレイ
 坪内
 松尾
 菅原智
 朴
 薮田
 ビスマルク(85分山口)
 オゼアス(83分三浦知)
 播戸
 


 この時期になると毎年J1残留レースに参加してサポーターをやきもきさせているVISSEL神戸である。
 前のホームでの試合、ユニバーで鹿島アントラーズを撃破したにも関わらず、年間順位は上がらず13位のまま。そんでもって前節東京Vに完敗し、順位は変わらずで降格ラインぎりぎりのところをふらふらしている。
 いいかげんJ1残留争いをやめてもっと上位に食い込む試合を見せてくれい!。と声を大にして言いたい。

 今日はS自由席からの観戦である。何かの抽選で当たったのだ。
 試合開始20分くらい前にウイングについたのだが、席はかなり上の方までつまっていた。もっと早く行ってもっと近くで見たいといつも思う。

 神戸はバウルと北本が出場停止だ。シジクレイがCBに入ったがベストメンバーではないだけに守備に不安が残る。
 先制点は柏だった。右からのセンタリングにキレイにゴール前で合わされてあっさり失点。
 それまで、神戸の左から松尾がよく上がってチャンスを作っていたのに残念。
 しかし、後半シジクレイのゴールで同点にする。これはよかった。岡野が入って攻撃にリズムがでてきた矢先だ。岡野のスローイングからオゼアスがヘッドで後方へ流し、ゴール前のシジクレイが蹴り込んだもの。
 これで神戸は盛り上がってくる。そして、73分に播戸がゴールし、逆転!。ワシは叫んだ!
 よーし。勝てる。
 そう思ったら、逃げ切れられずに84分に同点にされて、結局2-2の引き分けに終わってしまった。
 この勝ち点1は大きいのだろうか。それとも勝ち点3を取られなかったのがあとに響くのだろうか?でも、思えばウイングの最終戦だし、せっかく逆転して途中まで勝っていたのだから、なんとか我慢して勝ち点3が欲しかったなあ。

ここで第13節終了時点での年間順位を整理しておこう。

年間順位
チーム名
勝ち点と得失点差
14節
15節
13
神戸
27(-26)
京都
C大阪
14
大分
24(-10)
市原
仙台
15
仙台
23(-21)
横浜F
大分
16
京都
23(-26)
神戸
G大阪

 こういう表って、今現在はよく知っているから見てもあまり面白くないのだが、何年もしてから見返すと、「あのころは大変だったんだなあ」というような気持になってなかなか面白いものなのだ。数年先の楽しみという意味で書いておくのだ。(笑)
 今年の残留に関するルールは1st、2nd合わせた年間順位で下位の2チームがJ2に降格。逆にJ2の上位2チームがJ1に昇格する。
 勝ち点は勝利が3、引き分けが1(延長戦はない)、負けは0である。今年J1は全部で16チームなので15節が最終節。これも書いておかないと混乱する。

 つまりこの時点で、もし神戸があとの2試合を連敗したとすれば、勝ち点は27止まりで京都が1勝1分けで神戸を上回り、大分も1勝すれば上回る。仙台は1勝1分けで上回る、ということで、13位という順位は全然余裕ではないのだ。

 神戸が残留できるパターンは次節の京都との直接対決で、引き分けか勝利することだ。もし負けて、去年のように最終戦の結果次第というような胃の痛くなるような状況にはなってもらいたくない。
 ワタシは去年その大事な試合の時に海外旅行に行ってしまっていて悔しい思いをしたので今年はスケジュールをちゃんとサッカー観戦に取ってある(笑)。



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