2004年(J1)1STステージ観戦記


第14節 セレッソ大阪戦 6月19日(土) 神戸ウイング(13,442人)


△神戸 2−2 C大阪△
   (0−1) 
   (2−1)
 

【得点】
 37分 大久保(C大阪)
 56分 ホージェル(神戸)
 66分 和多田(神戸)
 89分 オウンゴール(C大阪)

【メンバー】
 岩丸
 河本
 土屋
 北本
 ホージェル
 森
 坪内(45分薮田)
 丹羽
 藤本
 小島
 三浦(63分和多田)


 結果的には後半ロスタイムで追いつかれてがっかり、という試合だったが、とても面白い試合だった。
 こんな試合ばっかりだったら、お客さまももっと増えるだろう。

 この日は3バック。
 北本、バウル、河本という布陣だ。
 河本は新人ながら結構危なげなくこなしている感がある。
 カンジョはケガでベンチにも入ってなかった。
 播戸とレアンドロンが累積イエローで出場できず、和多田もケガの具合が万全ではないため、
カズの1トップというフォーメーションだ。
 こうなってみると、なんだか選手層が薄いような気がするのはワタシだけだろうか?
 ケガの選手が多いのも気になる。吉村や菅原、佐伯などの具合はどうなのだろうか。

 先取点はC大阪だった。
 ペナルティエリア内でバウルが相手選手の後方からヘディングで競って、危険プレーの反則を取られた。
 そのPKを大久保嘉人が決めたものだ。
 PK取られるようなファールではなかったような気もするが。。。

 後半は神戸の一方的なペースだった。
 森や、小島、藤本らのプレイが光る。
 小島は運動量が豊富でドリブルも冴えていたなあ。

 同点弾は右から森が持ち込んで、センタリングを慎重にあげ、それをゴール前でホージェルが飛び込んでヘッドで合わせたものだった。
 これは美しかった。今シーズン最高の美しいゴールだ。
 いやー、興奮したぞ。

 そんでもって、その10分後、藤本が強引気味に持ち込んで、ヒールでの折り返しを和多田が左足で蹴り込んだ。

 素晴らしい!!

 勝利に対する執念のようなものを見た気がした。

 最後はロスタイムに相手シュートがバウルに当たってコースが変わり、岩丸は対応できず入ってしまったがアンラッキーだった。
 これは誰も責めることができない感じだな。

 ま、調子の悪いセレッソ大阪(この試合始まるまで勝ち点9で15位 ちなみに神戸は勝ち点13で12位)だから本当は勝たねばならなかったのだろうけど。。。

 今後に期待できそうな試合だった。
 あー面白かった。

 



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