それでもヴィッセル神戸を応援する

2005年(J1)観戦記


第3節 FC東京戦 4月2日(土) 神戸ウイング (18,868人)


●神戸 1-2 FC東京○
(0-2)  
(1-0)  

【得点】
 09分 宮沢(FC東京)
 15分 今野(FC東京)
 89分 播戸(神戸)

【メンバー】
 掛川
 北本
 室井(55分和多田)
 ホージェル
 菅原
 ホルヴィ
 朴(71分丹羽)
 三浦淳宏
 薮田
 播戸
 三浦知良(73分佐伯)


 リーグ戦の第3節。
 まだまだ序盤戦とはいえ、この試合に勝てば、ヴィッセル神戸は首位も可能という、なんだか信じられないような一戦である。
 FC東京は現在首位。ヴィッセル神戸は3位という位置である。試合ポスターには

 「これは、スタジアムに行かなきゃ。」 頂上決戦!

 と謳っていたが、やっぱり誰が考えても時期尚早だと思うぞ(笑)。
 ま、こういう華々しいフレーズが使えるのもそうそうないので、関係者が無理にやりでもネタに取り上げるのは 仕方のないことだろう。

 だいぶ早い時間に会場に着いたにも関わらず、スタジアム(バック自由席)はいっぱいだった。なんでも少年サッカーの開会式があるということで、大多数の招待客がいたようだ。
 18,868人の観客だったが、この中で自腹でチケット購入した人は何人くらいいるのだろーか、
とふと考えてしまった。

 試合はこれまたお粗末な内容だったわ。
 どこが頂上決戦なのか。
 神戸は押されっぱなし。チャンスらしいチャンスはほとんどなかった。
 FC東京はボールに対する寄せのスピードが格段に速い。特に中盤は神戸がボールを持つとスッと集まってくるという感じで、ボールを前線に出させない。
 で、後方でボールを回させて、狭いスペースに出てきたところをカットするというシーンが多かったように思う。
 戦術とフィジカルの違いなのか。
 前半の早い時間帯に2点を取られてからは東京にしっかり構えられて突破口を切り開けなかった。

 神戸の得点は後半の終了間際に播戸が決めたもので、和多田からのボールをヘッドで押し込んだ。
 そこから神戸の押せ押せ状態でようやくスタジアムは盛り上がったが、すでにロスタイム3分の表示。
 なんか、この試合で盛り上がったのはこの前後の5分間くらいだったなあ。
 見るものが少なかった試合だ。
 こんな試合やってちゃいかんぞ。

 それはそうと、試合中、ワタシのひとつ後ろの座席にいた家族連れが最悪だった。
 小学生くらいの女の子が何人か来ていて、試合にはお構いなしにずっとギャーギャー言って遊んでいたので試合に集中するのが困難だった。
 動き回って椅子は蹴るし、しりとりをしたり、なぞなぞをしたりと、それも大声でしている。で、ワシは知らぬ間に試合のことから意識が離れてなぞなぞの答えを考えていたではないか(笑)。
  途中でものを買いにいったり、トイレに行ったりとウロウロされて本当に大迷惑だ。挙句の果てに終了10分前に帰りやんの。
 ありゃ、たぶん招待券だろう。自分でチケット買ったらもっと大切に試合見るよな。

 こういうヤツらがいるからバック自由席はだめなのだよなあ。
 というか招待券もらって見たくもない試合に来て人に迷惑かけるくらいなら、最初から来るな、と声を大にして言いたい。

 と言うワシも招待券だったりするが。。。

 

 

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