それでもヴィッセル神戸を応援する

2005年(J1)観戦記


第10節 浦和レッズ戦 5月4日(水) 神戸ウイング (25,104人)


●神戸 0−1 浦和○
(0−1)
(0−0)

【得点】
 29分 田中(浦和)

【メンバー】
 掛川
 北本
 室井
 松尾
 朴
 佐伯(74分薮田)
 菅原
 ホージェル
 三浦淳宏
 播戸(87分村瀬)
 三浦知良(45分和多田)


 前節もガンバ大阪に破れて最下位(18位)が定着した感がある。
 9節終了時点で勝点5。ひとつ上の17位のアルビレックス新潟の勝点が9ということで、この試合に勝っても最下位は変わらない。とほほ。

 ということで浦和レッズ戦。相変わらずアウェイ側サポーターはすごい。満席だ。レッズ戦は相手サポーター席を見るのもひとつの楽しみになっているのだ。大声でかつ一糸乱れぬ応援はバラエティ豊かで迫力がある。
 座席の色はたしか黄色だったと思うが、その黄色がまったく見えないほどレッズのサポーターで詰まっている。
 チームカラーは同じ赤系なのだけど、色合いが違うのだよな。グッズを売っているところで両チームのレプリカユニホームが軒先に並べてかけてあったのだが、神戸のクリムゾンレッドのほうがカッコいい色だと思ったのはワタシだけだろうか。
 そのレッズとはナビスコカップで3月19日にここ神戸ウイングで戦っている相手だ。そのときは1−2で負けたけど、今回は前回とは違って三浦淳がいる。
 どうか彼の攻撃センスを十分生かして勝利してもらいたいものだ。

 前半は五分かな。やや浦和が押していたかもしれない。
 そして浦和の先制点は田中達也。いやー、速かったなあ。
 スルーパスを受けて神戸DFを振り切っての見事なゴールだ。久しぶりに美しいゴールを見たように思う。
 それにしても浦和は田中といいエメルソンといい足の速い選手がいて本当に油断できないわ。
 神戸はファールでしか止められない感じ。。。5枚もイエローカードもらってたもんなあ。

 後半は神戸の攻撃が目立つ。
 何度も何度も浦和ゴールに襲いかかるが得点できない。
 公式記録ではコーナーキック9、直接フリーキックが19、さらに和多田のロングスローも何度もあって、ゴール前にボールは上がるのだが、どうしても得点にはいたらなかった。
 中盤では、ホージェルが相手に倒されてもなお、ボールを取り返すようなガッツあふれるプレーがあったりして気持ちの面でも負けていないのだが、いかんせん決定力がない。
 後半開始からカズから和多田に変わってリズムが少し変わった。
 高さのある和多田にボールを集めてそのこぼれ球を播戸がなんとかする、というような作戦だったようだが、そんな単純に物事は運ばないわな。よけい攻めが荒くなって相手も守りやすいのではないかな。
 ワタシ個人としてはワンタッチのパスを何度もつなぎ、DFとDFの間にスルーパスを入れ、全速で走りこんだFWがノーマークになって一気に蹴りこむ、というのが好きなのだ。
 ここでワタシの好きなスタイルを書いてもしかたないが、結局試合は神戸の完封負け。
 負けたのでは勝点が増えないので最下位は変わらない。

 次節はジュビロ磐田ということで、これまた強敵だ。
 でも、今日の後半のようなボール支配率を継続すればきっと道は開かれると思う。
 そろそろトンネルを抜けてほしいと願う。

 

 

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