それでもヴィッセル神戸を応援する

2005年(J1)観戦記


第11節 ジュビロ磐田戦 5月8日(日) 神戸ウイング (20,282人)


△神戸 0−0 磐田△
(0−0)
(0−0)

【メンバー】
 掛川
 北本
 室井
 松尾
 朴
 菅原
 佐伯(82分丹羽)
 ホージェル
 三浦淳宏
 播戸(59分薮田)
 三浦知良(45分和多田)


 神戸は監督が変わって、調子が回復している、と言われながらも結果的には勝ててないので屈辱の最下位は変わらない。
 とにかく勝つしかないホームの試合だ。

 磐田は中山、名波、川口GKが先発している。
 神戸はカズが先発だし、これらのメンバーが同じグランドで戦っているのを見られるのはウレシイを通り越して感動的だ。
 まるでミーハーだが、日本サッカーをここまで強くした選手達なので特別の思い入れはあるのだ。

 試合は一進一退のスリルある展開だった。
 35分あたりには中山が飛び込み、それに反応した掛川と室井が激突し両者が倒れるというような激しいシーンもあった。目が離せない。

 それにしても磐田のパスをつなぐサッカーはきれいだなあ。
 速いテンポでのパス回しの中から、どう攻めてくるのだろう、藤田、名波はどこにいるのか、中山の位置取りは? とか見ているといろんな攻撃バリエーションが見えてきて面白い。

 後半、カズに変わって和多田がFWの位置に入る。このところ、こういう使い方が多い。
 その和多田のロングスローから播戸が折り返し、佐伯がシュートするなどいいチャンスを作っているがなかなか得点にはいたらない。
 一番盛り上がったのはロスタイム。
 和多田のボレーシュートが枠に当たって入らなかったのだった。あーーーーー残念。
 それまでにもヘディングでシュートするなど攻撃の形はできている。
 攻撃もそうだが、守備陣もよく耐えているだけに決定力がないのがもどかしい。

 結局両チーム無得点で試合終了。

 確かに神戸の地力が上がってきたかな、という印象の試合だった。
 久しぶりの勝点を得たことで調子を取り戻してほしい 。

 

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