もう少しで試合を見逃すところだった。
実は試合のことを忘れてたのよね。家で食事してて、女房様に言われて初めて気がついたのだった。
こんな平日に、しかも、W杯で盛り上がっている中のアウェイの試合だもんなあ。
忘れるわな。
危ない危ない(笑)。
さて本日の相手は、なになに、現在まで5位の東京ヴェルディ1969だ。
冗談ではない、大切な試合ではないか。
ヴェルディは勝ち点31で5位、神戸は33で4位なので、負けると順位が逆転する。
その大事な試合、前半はなんかめちゃ下手くそな展開だった。
両チームともボールを取ったら前線にロングパスを出して、すぐ相手に取られて、
ボールを取った相手はまたロングパスを出して、すぐ取られる、という具合で攻撃のビジョンがまるで見えない。
最近の観客はW杯で目が肥えてきているので、今後の日本サッカーを考えた場合
下手な試合はしてほしくないと思う。
そうこう思っているうちに38分あたり、ホルヴィから栗原へ絶妙のラストパスが入るがオフサイド。
惜しい! 思えば初めての神戸のチャンスだ。
栗原の前線への飛び出しはいいなあ。もっとこういう動きを生かして欲しいと思うのだ。
で、前半0-0で終了かと思われたロスタイム、起点はまたもやホルヴィ。
ゴール前への縦パスに田中とDFが競り合う。
そこで、相手DFのクリアがゴールを割った。オウンゴールによる神戸の先制点だ。
きわどいホルヴィのパスもよかったが、田中の飛び出しを評価したい。
彼は前節もよかったしなかなか成長しているな、と思う。
後半は一転してヒヤヒヤの展開。
柳川が55分にこの日2枚目のイエローで退場してしまう。
この時間から一人少なくなるのはキツイ。北本もイエローを貰ったので、累積で次節出場停止だ。
そういうことで次節の大事な大事な横浜FC戦は柳川、北本の両CBが出られないということになる。キツイ。
でも、今日の試合に集中せねば。
神戸はこうなってから底力を発揮する。チャンスは少ないながらも、徹底した守りだ。
逆に一人少ない状態の方が集中力が増して、守りが固くなるのかなあ。
そして、次の得点が神戸に入る。
朴からのボールをゴール右側から田中がフェイントをかけ、ゴール前に突っ込んできた朴に
絶妙のタイミングで合わせる。結果的にワンツーのパスになった。
いやーーー、とても美しいゴールだ。
一人少ない状態で2点目のゴール。時間は残り13分。勝てる。
そしてあと、きっちり守って堂々勝利を手にした。
ああ、久しぶりに気持ちのよい勝利だわ。 逆境をはねのけての勝利というシナリオもなかなかいいし、朴、田中、栗原、ホルヴィの活躍もよかった。
あと、不満はやっぱり平瀬かなあ。。。。ゴール前絶妙の位置でボールもらってなぜ前を向かずに後ろにパスを出すことを考えるかなあ。
かすったシュートもあったし、もっと積極的にゴールを狙って欲しいとワタシは思う。
さて、次節は上位(勝点42で2位)の横浜FC戦。
ウイングで思い切りカズと城にブーイングをしようではないか(笑)。
そして勝利を祈ろう。
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