それでもヴィッセル神戸を応援する

2006年(J2)観戦記


第25節 愛媛FC 7月1日(土) 愛媛県総合運動公園 (3677人)


○神戸 2−0 愛媛FC●
(1−0)  
(1−0)  

【得点】
 37分 三浦(神戸)
 77分 平瀬(神戸)

【メンバー】
 荻
 丹羽
 エメルソントーメ
 河本
 坪内
 ホルヴィ(45分 小森田)
 田中
 栗原(73分 茂木)
 朴
 平瀬(81分 近藤)
 三浦


 ここ7試合負けのない神戸。
 5勝2分け0敗、その2分は柏レイソルと横浜FCというのが、なんとももどかしい。
 上位チームにこそ勝っておいて、差を縮めて欲しいものだよな。
 そういう意味では、今日の相手は順位も下位(24節時点で10位)のチームなので神戸にとっては取りこぼしのないようにしたいところ。

 試合は一進一退の展開。愛媛は27番菅沼がいい動きをしているわ。何回か突破されてピンチを迎える。
 むー、油断できない相手だ。
 29分、神戸にビッグチャンスがあった。田中、三浦、朴いい感じのワンタッチのパスでシュートまで持って行くが、相手キーパーのパンチングに阻まれる。
 その後も、平瀬のヘッドが枠を外すシーンもあり、試合は徐々に神戸ペースになってくる。
 そして、37分、田中のねばりからゴール前栗原にボールが渡り混戦状態。そこで、栗原が倒されてPKを得る。
 そのPKを三浦が決めて神戸が先制!。

 暑いのか両チームとも動きがよくない。最近はワールドカップのスーパープレイを見慣れているので、普通に動いていてもなんだか重いように感じるのだ。
 そしてエンドが変わっての54分にはまたもや田中から朴、朴がゴール前に位置する平瀬へ。
それを平瀬が難なく決めた。
 これは技ありだったなあ。朴のセンタリングが絶妙だった。やわらかい球筋でコントロールも最高。
 その後、朴からのセンタリングを栗原と変わった茂木がボレーでシュートするが、相手KPに弾かれる。
 これはカッコよかったなあ。決まっていればなおカッコいいのに。

 75分、愛媛森脇に2枚目のイエローがあり退場。愛媛は一人少なくなった。
 しかし、その後、愛媛に攻め込まれるシーンがたくさん見受けられ、試合は愛媛のペースになる。
 結局、攻められるも踏ん張り、2−0の完封で試合終了のホイッスルを聞いた。

 この勝利で勝ち点は大台の40に到達した。しかも順位は土曜日の時点で暫定3位。
 しかし、仙台が日曜日の試合で勝利したので、順位は4位のまま。
 整理すると、上位4チームは

 1位:柏レイソル   勝点46(+14)
 2位:横浜FC    勝点44(+15)
 3位:ベガルタ仙台  勝点42(+24)
 4位:ヴィッセル神戸 勝点40(+15)
  (25節終了時点)
。 きれいに2点差だ。

 それにしても昇格に向けてチームの状態がよくなってきているのが結果だけを見てもわかるなあ。
 選手では田中が光っていると思う。ここぞのときに鋭い動きで相手を撹拌していい働きだ。
 期待してるぞーー。

 神戸は今後、アウェイで仙台戦、ホームで草津戦(初戦ホームで0−3で負けている)のあと、
またもアウェイで柏戦と重要な戦いが控えている。
 ますます目が離せない。

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