とても大事な試合、柏レイソル戦だ。
神戸は現在首位ながらも、優勝する可能性のあるチームは5チーム。(神戸、横浜、柏、仙台、鳥栖)
残り試合はこの試合を入れてわずか5試合ということで、どの試合も重要なのだが、神戸は今日の柏戦と次の横浜戦が優勝・J1昇格をにらんだ場合落とせない試合なのだ。
神戸の街では「J1復帰祈願!決起集会」などが行われ、ワタシも参加したりして盛り上がっている。
(筆者日記参照)
11月11日の運命の日、スタジアムではヴィッセル神戸のタオルマフラーのプレゼントがあり、ワタシはそれを貰おうと思っていつもより早くウイングスタジアムに行った。
で、席について、どこで貰えるのかと思ったら、な、なんとスタジアム入り口のテント前らしい。
え?。ワシはもう、席に座ってビールを飲んでしまっているっちゅうの。で、外に出ようと思ったら途中退場はできない、と係員に言われてしまった。 ちくしょう。ちゃんと調べてから行くんだったわ。
てなことが色々あったのだが、試合前は盛り上がったなあ。
今期最高の盛り上がりである。
柏のサポーターもたくさん来て席を黄色に染めているし、神戸は神戸で真っ赤だし、J1昇格のかかった大一番という雰囲気だ。
このあたり、サポーター席を南北入れ替えたというのが功を奏している、と思った。柏側真っ黄色、神戸側真っ赤だもんなあ(笑)。
試合はいきなり柏の得点ではじまった。
開始30秒くらいだったか。ボールが足についていないという感じであれよあれよという間の失点だ。
いかんなあ。早く落ち着いてくれ。
神戸の同点ゴールはセットプレイからのもの。右からのCKに北本が頭を合わせてのファインゴール。
おー!
なんとか前半は1-1の同点とした。
柏の攻撃は速かったなあ。素早いボール回しで翻弄される。
神戸は50分、56分にも失点し、この時点で1-3。厳しいなあ、と思っていたら、58分柳川が浮き球に足を合わせて2-3とする。
うおー!!
あと1点で同点だ。
そして、80分、近藤の約30メートルのドリブルで突っ込み、左角度のないところからのシュートが決まって3-3の同点!。
がおーーーー!!!
いやー、声が枯れましたよ。凄い。絶対に勝つ!という気持ちの入った素晴らしいゴールだった。
あとのインタビュー記事で「まぐれです」、なんて謙遜していたが、なんのなんの近藤の気持ちと神戸サポーター全員の気持ちのこもった素晴らしいゴールだった。最高。
ワシはその瞬間呼吸困難に陥ったぞ(笑)。これで再び同点だ。
この直後、疲労していた栗原に替えて小林投入。
この交代はなんだか、「?」 だったなあ。 引き分けでもいい、ということなのだろうが。。。。。。
勝負は結果がすべてなので、ディエゴに4点目を取られてしまったということで、
この交代は失敗だった、と言われても仕方がないのかもしれない。
でも選手は最後まで、死力を尽くして戦ったと思う。
大事な試合負けてしまったが、神戸の選手には気持ちを切り替えて次の横浜戦に挑んでほしい。 (この日、2位の横浜FCは東京ヴェルディに負けていた)
まだまだ首位だ。悲観することはない。
歓喜の瞬間まで集中力を切らさず、戦ってほしい。
それにしても、削り削られのガチンコの戦いは迫力あって本当に面白いわ。
サッカーというスポーツの素晴らしさをあらためて体感したこの日の試合であった。
PS.
この日はメイン自由席で観戦したのだったが、観客の中に空気を読めないヤツが1人がいて大変不愉快だった。
ひとことで言うと、ガラが悪い、っていうそんなヤツ。
「あほー、ぼけー」 「○○、なにやっとんじゃい、われー」 「○○!死ね~!こらー」 「審判どこ見とんのじゃー、ぼけぇー」
って、一人で大声で叫んでいる。というか怒鳴っている。
30年くらい前の甲子園球場やないっちゅうねん。(あそこも今はもっと上品になっているのかな)
自分の回りでそんなこと叫んでいる人はいないでしょ。アンタひとり浮いてるでしょ。小さな子供が振り返ってあきれた顔で見てるでしょ。女性同士や家族連れも回りにいるでしょ。空気読めよ。
サッカーで選手や審判を汚い言葉でやじり倒すってどうよ。
今までサッカーの試合をスタジアムでたくさん見てきたが、あんな男は初めてだわ。
「今のが、どこがオフサイドじゃー ぼけぇー」って叫びに、冷静に 「いや、あれは完全にオフサイドですね」なんて言ってあげたかった(笑)。
順位 |
チーム |
勝点 |
得失差 |
得点-失点 |
1 |
ヴィッセル神戸 |
84 |
+27 |
73-46 |
2 |
横浜FC |
83 |
+25 |
56-31 |
3 |
柏レイソル |
82 |
+22 |
77-55 |
4 |
サガン鳥栖 |
73 |
+13 |
58-45 |
5 |
ベガルタ仙台 |
70 |
+30 |
67-37 |
▲このページのトップに戻る
|