前節、柏に負けて、まだ首位ながらも全然安心できない状況である。
この試合も大事な試合。現在2位の横浜FC戦だ。
神戸はバクスター前監督が緊急来日し、コーチとしてベンチ入りした。
(監督は松田さん、コーチはペドロさんとバクスターさんで誰がベンチワークの責任者なのかワタシにはよくわかりません。この日は選手交代とかアドバイスはバクスターさんがやっていた)
横浜は機動力のある攻撃でかつ堅い守りで、神戸はなかなかペースがつかめない。
先制点は横浜だった。
35分。横浜の小野が右に切れ込んで、角度のないところからセンタリング。
それをゴール前で待ち受けていた城がヘッドできれいに決めた。
そのセンタリングは坪内?がマークしていたにもかかわらず、入れられたもので、目の前だったが見事なカーブを描いてちょうど城のところに飛んだもんなあ。
まるで、そのボールが来るのを予想していたかのような城のフィニッシュだった。ああいうのは昔から城はうまいわ。98年ワールドカップ予選を思い出したワタシである。
神戸の同点弾は三浦アツのFK。左サイドから切れ込んだ近藤がペナルティエリア近辺でファールを貰う。それを見事に蹴りこんだ。
いやーーーー、
ええもん見せてもらいましたわ。
これで同点になって、盛り上がるスタジアムであったが、その後は神戸はあまりチャンスらしいチャンスもなく、押し込まれ気味の展開。
次の得点は横浜だった。カズに替わったアレモンがシュートのこぼれ球を蹴りこんだ。一度は荻が止めたにもかかわらず、ボールがアレモンの正面に行ってしまった。残念。
終盤は焦る神戸にイエロー連発。両チーム合わせて後半だけで6枚のカードが出された。
特に朴がこの日のイエローで次の2試合が出場停止になった。
最後はキーパー荻まで上がっていって11人攻撃をするが堅い横浜のゴールはついに割れなかった。
ああ、柏と横浜に連敗。
この結果を誰が予想しただろうか。
悪くても五分の成績で2位以内としておきたかったなあ。
最悪の連敗で順位も3位になってしまった。
厳しいわ。
このまま、神戸が残り3試合を全勝しても横浜、柏が負けなければ、3位で入れ替え戦になってしまう。これは避けたい状況だ。
こうなったら横浜、柏が負けてくれるのを祈るのみ。
48節の柏戦の前はこんな結果になるとは思いもしなかったよなあ。
なかなかうまくいかない世の中だな。人生と同じだ。
ヴィッセル神戸はサッカーを通じて人生を教えてくれる。
と思いません?
順位 |
チーム |
順位 |
勝点 |
得失差 |
得点-失点 |
50 |
51 |
52 |
1 |
横浜FC |
↑ |
86 |
+26 |
58-32 |
徳島 |
鳥栖 |
愛媛 |
2 |
柏レイソル |
↑ |
85 |
+23 |
79-56 |
山形 |
札幌 |
湘南 |
3 |
ヴィッセル神戸 |
↓ |
84 |
+26 |
74-48 |
草津 |
湘南 |
仙台 |
4 |
サガン鳥栖
|
→ |
73 |
+12 |
60-48 |
愛媛 |
横浜 |
札幌 |
5 |
ベガルタ仙台
|
→ |
70 |
+29 |
68-39 |
湘南 |
東京 |
神戸 |
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