それでもヴィッセル神戸を応援する

2006年(J2)観戦記


第52節 ベガルタ仙台戦 12月2日(土) ユアテックスタジアム仙台 (15,626人)


○仙台 2-1 神戸●
(1-0)
(1-1)

【得点】
11分 中島(仙台)
64分 ロペス(仙台)
89分 近藤(神戸)
 

【メンバー】
 荻
 丹羽(67分 ガブリエル)
 小林
 柳川
 坪内
 田中
 遠藤(76分 茂木)
 栗原(58分 近藤)
 朴
 平瀬
 三浦


 長かった2006年のJ2リーグも最終節。
 神戸は最も大事な試合になった。
 ああ、できればこの仙台戦は消化試合にしたかったなあ。(とシーズン当初から思っていた)
 神戸は2位だが、3位の柏とは勝ち点で1差。
 要するに勝てば無条件で2位でJ1昇格確定。負けて柏が勝てば3位ということでJ1決定戦にまわることになる。
 力の限り戦って、そして勝ってほしい試合だ。

 先発メンバーがだいぶ違っている。遠藤が先発。FWは平瀬。むむむ。
 試合開始直後、三浦アツのシュートがクロスバーの上わずかに外れる。でも、いい入り方ではないか。
 2分あたりにも坪内のセンタリングから平瀬がゴール前でチャンスを得るがキーパーとからみ、
ファールを取られる。でも結構いい攻撃で主導権を握っている。
 6分あたり、平瀬がボールを持った相手を後方から追っかけ、手をかけて倒す。当然のイエロー。
なにやってるんだ。ワタシはテレビ見ながら「行くな、行くな、平瀬!」と声をかけたが、
その声はとどかなかったようだ。 まったく不必要なファールだ。

 そして、衝撃的なシーンが訪れる。
 仙台の攻撃を切った神戸DFがキーパーにバックパス。
 そのシーンはまったく失点の気配がなかった。
 しかし、荻がミスキックをして、つめてきていた仙台のFWにボールを奪われて失点。
 ああ、その瞬間、見てなかったぞ。
 コーヒーを飲もうとカップに手を伸ばした瞬間だったのだ。
 な、な、な、なんというミス!。こんなときに。。。
 荻を責めるのはかわいそうだが、これは大きい。

 その後も、栗原が味方のクリアボール(?)を右腕に受け、負傷する。
 痛そうだ。走っていても右手は不自然な状態でだらんとしている。タックルで倒されても右腕は機能せず身体を支えることもできないようだ。ああ、替えてやれよー。
 歯をくいしばって走る栗原の姿が痛々しい。

 26分には朴がワントラップしてシュート。キーパーが後方にパンチングでかろうじてセーブする。
 朴は 身体はキレているようだが朴本来の動きがあまり見られない。
 その後、田中が長距離のドリブルで左深く切れ込んで、DFをかわしてセンタリング。
そこに丹羽がトップスピードで飛び込むが相手DFに詰められていてボールは惜しくもポストの上へ。
惜しかった。

 そこへ、柏が先制したとの情報が入る。

 あ、やばい。

 後半も田中のセンタリングにゴール前で平瀬がシュートするが相手に引っ張られたのか体制不十分で枠を外す。
 ゴールが遠い。

 そして、57分柏2点目の情報が入る。

 ますます、やばい

 一方、負けられない神戸は64分に最も警戒していたロペスにゴールを割られる。

 ・・・。

 そして、87分に三浦アツが本日2枚目のイエローで退場。

 終わった。。。

 それでもロスタイムに近藤が相手DFに囲まれながらも鋭い身体の動きで1点を返すが、
逆転勝利には時間的に無理。

 ということで、最も大切なリーグ戦の最終戦を終えた。
 2-1での敗戦。
 一方、J1昇格のライバルの柏は順当に勝利し、神戸は3位になってしまった。


 しかし、試合はまだ残っている。
 下を向いてうなだれている場合じゃない。


 まだ2試合もある。 

 終わってないぞーーー! 

 今、あらためて、トモニイコウ! の気持ちで戦うのみ!

順位
チーム
順位
勝点
得失差
得点-
失点
記事
1
横浜FC
優勝
93
+29
61-32
J1昇格決定
2
柏レイソル
88
+24
84-60
J1昇格決定
3
ヴィッセル神戸
86
+25
78-53
入れ替え戦

 

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