いろんなことがあった試合。
さすが関西ダービーということで観客もたくさん入って盛り上がった。
こういう盛り上がりがずっと続いていればサッカーのサポーターもたくさん増えるのだろうな、と思った。
やっぱりJ1はいい。
まず、ガンバ大阪側のサポーター席の人文字に驚いた。
長い間サッカーを見ているがこんなに見事な人文字は初めてだわ。
ホムスタのアウェイ側って、通路のところが黄色なんよね。それを青の布?で隠してまでしてOSAKAの文字を浮かび上がらせている。ジツにいい仕事してます。
スタンド全体にギッシリ入ったサポーターもすごいし、人文字、そして統率されたコールもカッコ良かった。
この日は当日券の販売はなし、ということで超満員か、と思ったが、メインの2階席が空席ではないか。
???。消防法かなんかで人を入れることができないのかなあ。
バック席から見ると、そこだけがとても寂しい感じだ。
その他の席はほぼ満席。神戸讃歌のときのクリムゾンレッドのパフォーマンスも気持ちが盛り上がってとてもいい雰囲気である。
さあーーーー、勝つぞ!!!
注目の神戸三浦は前節と同じくリザーブメンバー。まだ先発は無理なのか。あと大久保は出場停止明けで復帰していてメンバー的にはほぼベストという感じだ。
試合はいきなり大きく動く。
8分にG大阪のマグノアウベスが攻撃時に内山の足を引っかける。痛む内山。
一旦カードの提示はなかったのだが、北本が猛烈にアピール。主審は線審に確認をして一発レッドカードの処分になった。
いやー、驚いたなあ。まさかレッドはないだろうと思った。 現場で見ていたときはマグノアウベスが内山の足を踏んだのかと思ったが、あとで家でビデオを見てみると、故意に足を振り上げているように見えた。
これで11人対10人ということで負けられない試合になった。
先制点はG大阪だった。ゴール正面からのFKを遠藤が決めたもの。キーパー榎本は動けなかったようだ。予想とは逆の方向に蹴られたのか。ここはさすが日本代表と言っておこう。
しかし、神戸はすぐ反撃する。朴の右サイドからのセンタリングにゴール左側にいた大久保がヘッドで決めて同点。
大久保の場所取りがよかったな。ほぼ相手DFのプレッシャーを受けることなく決められた。
後半55分。G大阪のバレーがCKにヘッドを合わせる。このボールがバーに当たって垂直に地面に跳ね返り、榎本がキャッチする。危なかったなあ。こういう場合はよくゴールラインを割っているのだが、そうではなかった。
この試合最大の歓喜の瞬間は後半56分。神戸はコーナーキックを得て、途中から入った三浦アツが蹴る。そのボールを河本がきっちり合わせて2−1と勝ち越す。 よーし!勝てるぞーーー がおー。と叫ぶワシ。
しかし、現在首位を行くG大阪は、1人少ないとはいえ、そうは簡単に勝たせてはくれなかった。
後半64分にミスからボールを奪われ、速攻で二川がバレーへパス。そのバレーが強烈なシュートをネットに突き刺し同点にされる。これは美しかった。悔しいが美しかった。久しぶりに見た目の覚めるようななシュートだ。
そして2−2のまま、試合終了の笛が鳴った。
勝ちたかったなあ。G大阪は一人少なかったし、勝ち越された2点目はミスからの失点だもんなあ。でも、バーに助けられたシュートも何本もあったし、やっぱりガンバ大阪は強いという印象だった。
でも、アクシデントで倒れている榎本にガンバ大阪のサポーターからペットボトルが投げ込まれたときがあったが、あれはイカンなあ。
投げられた物が当たって榎本が倒れたという推測もあったが、ビデオを見てみると、その前の守備で神戸DFと接触して頭部を痛めたようだった。
応援も人文字も素晴らしいと感心していたのに、ああいうことをしたら台無しだ。
アウェイ席でもペットボトルの持ち込みを禁止するべきだと思った。
ゴールデンウィークということで次の日曜にも試合がある。相手は神戸にとって負けられない横浜FCである。去年J2優勝した横浜FCは現在1勝7敗1分で最下位。
神戸は首位のチームと引き分けて最下位のチームに負けたらイカンわな。一方の横浜FCも必死だろうが神戸も現在13位(2勝3敗4分)でずるずる下がってきている。
注目したい。
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