それでもヴィッセル神戸を応援する

2007年(J1)観戦記


第12節 ジュビロ磐田戦 5月20日(日) ヤマハスタジアム  (12,149人)


○神戸 3−2 磐田●
   (2−2)
   (1−0)

【得点】
 10分 近藤(神戸)
 14分 レアンドロ(神戸)
 28分 カレン・ロバート
      (磐田)
 37分 成岡(磐田)
 76分 レアンドロ(神戸)

【警告】(神戸のみ記載)
 27分 田中
 89分 大久保

【メンバー】
 榎本
 石櫃(89分 ガブリエル)
 北本
 河本
 内山
 朴(59分 栗原)
 ボッティ
 田中
 大久保
 レアンドロ
 近藤(85分 坪内)


 ジュビロは本当に強いチームだと、神戸のファンの頭には刷り込まれている
 0−7でぼこぼこにされた1998年2ndステージ第7節のユニバの試合が思い出されるわ。
名波とかドゥンガがいて強かったなあ。このとき神戸は16連敗なんだって(笑)。
 でもあのころのジュビロと今日のジュビロは全然違うチームだ。名波も福西も奥も藤田も高原も服部も中山もいない。あ、中山はいるのか。
 磐田はここ2年くらいで有名な選手はほとんど替わってしまったもんな。

 ・・・そういえば、神戸は磐田に勝ったことがあるんだったか?と思って調べようとしたら、テレビの実況で未だ神戸はJ1リーグ戦で勝っていない、ということが知らされた。
 神戸の0勝14敗4分だと。ぶぶぶぶ。いくらなんでもこれは恥ずかしい。
 もうわかったから、何度も言うなよ。>スカパーのアナウンサー。

  神戸は最初からいい感じで攻める。
 先制点は10分。近藤のゴールだった。大久保のシュートがポストに当たって跳ね返ったところを押し込んだものだ。一瞬オフサイドかと思ったがそうではなかった。いいぞ。
 神戸は味方同士が重なるシーンが目立つ。なんか狭いところで味方が窮屈にパスをしていたり、ボールを取り合ったりしてスペースの使い方が悪い感じだ。
 そして、神戸に2点目が生まれる。相手パスをカットして大久保のラストパスからレアンドロがゴール右に冷静に決めた。横に近藤もいたし、完璧なカウンター攻撃である。
 2点目が14分。こうなると楽勝だ。
 焦って攻めてくる磐田を適当にしのいでカウンターで攻めればいいのだと思ったがやっぱり磐田は強かった。

  28分、磐田はFKからポストにリバウンドしたボールをカレン・ロバートがヘッドでまず1点。そして37分には神戸のカウンターくずれから右深いところに攻め入られ、センタリングからゴール左、強烈なヘッドで同点にされてしまう。
 これは強烈だったなあ。直前の攻撃で北本が上がっていて戻りきれなかった。これだけキレイなゴールだと逆にショックは少ない。

  後半は磐田のペース。サイド側からよく攻められる。深いところからがんがんセンタリングを上げてくる。
 神戸はカウンター攻撃のみ。でも、神戸は攻めのスピードがあるので得点への期待は逆に高まる。
 レアンドロ、朴の惜しいシュートもあったが、なかなか勝ち越し点を取れない。

70分には林丈統登場。おお、ここにいたのか!。高校時代、神戸の滝川第2高校ですごい活躍をしていつかは神戸に帰ってきてほしいと思っていた選手だ。むー、ちと太ったんではないか? なになに168センチ、70キロ。これはちょっとヤバイんではないか?
 磐田のペースは続く。神戸にボールがおさまることが本当に少ない。まずい流れか、 と思った瞬間、近藤からのラストパスを受けたレアンドロが左からドリブルで突っ込み、ゴール右角にたたき込んだ。

  うぉーーーー!!

  右サイドから攻めるレアンドロ、(攻め側からみて)ゴール右を守る川口。その川口の左ひざとゴールポストの間約50センチの隙間にねじ込んだものだ。 これはすごい。美しいゴールだった。
 狭いところを抜かれた川口は悔しいだろうなあ。

  これで、神戸3−2で再びリード。
 あとは守りを固めて時間を稼ぐ作戦だ。
 磐田は81分に流れを変えるべく中山ゴンが出てきたが、その後の時間帯も完全に神戸が試合を制圧していた。
 そして試合終了。

  やったー。 やっと磐田に勝った。対戦成績が1勝14敗4分になったぞーー。
 これで9位。ここ5試合をなんと2勝3分だ。三浦アツの体調が心配だが、この調子で突っ走ってほしいと思う。

  なかなかいい試合だったが、あと2点くらいは取れていたな。

 

勝負を決めたレアンドロの2点目のゴール

 

↑動きを表す線と看板を描くことで、より臨場感あふれるイラストになったのがおわかりだろうーか。
 結構手間なんよ・・・

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