それでもヴィッセル神戸を応援する

2007年(J1)観戦記


第17節 サンフレッチェ広島戦 6月23日(土) ホームズスタジアム (10,362人)


○神戸 3−2 広島●
   (0−1)
   (3−1)

【得点】
 21分 柏木(広島)
 48分 ボッティ(神戸)
 68分 ウェズレイ (広島)
 82分 朴(神戸) 
 89分 大久保(神戸)

【メンバー】
 榎本
 石櫃(79分 茂木)
 北本、河本
 内山(45分 坪内)
 朴、ボッティ
 田中、大久保
 レアンドロ
 近藤(61分 栗原)



 いやー、胸がスカッとするいい試合だったなあ。
 三浦アツの問題や3連敗中ということでイヤな空気があったのだが、その中で選手達はよく戦ったと思う。
 去年の終盤のレイソル戦や湘南戦(勝てなかったが)を思い出したぞ。
 やっぱり、何事も危機感がなけりゃダメだな。 

  前半はどうにもゴールに絡めないというか、全然形になってなかった神戸だったが後半は動きが違ってた。
 最初からガンガン攻めていて、最後までこのペースで持つのか、と思ったほどだ。
 後半早々FKのチャンスが訪れる。
 「こんなときにアツがおったらなあ」という声がワタシの席の後方約2メートルあたりから聞こえたが、なんのなんのボッティが素晴らしい同点ゴールを決めてくれた。美しい。

 中盤、ちょっと試合がゆるんだときにウェズレイに勝ち越し点を与えてしまったが、全体の覇気は落ちてなかった。
 82分には朴が抜け出して同点ゴールを決める。この同点ゴールで、あと試合時間は8分少々。正直、2−2の引き分けでもいいか。なんてちょっと思ったが、神戸の勢いは止まらなかった。

 ロスタイムに大久保がペナルティエリア内にドリブルで切れ込む。
 「ヨシト!、なんとかしてくれー」と叫んだら、本当になんとかしてくれた(笑)
 相手のファールを誘い、PKを得たのだ。大いに盛り上がるサポーター。
 「まだ、喜ぶのは早い」 と思いながらも、自然と顔がゆるむ(笑)。
 そして、歓喜のPKを決めて、それと同時に試合終了のホイッスルが鳴った。

 いやー、興奮したわ。
 レアンドロもよく走ってたし、田中の攻撃センスが目立っていたし、ボッティも中盤でよく効いていた。
 それにもまして、今日は大久保だな。
 なんか試合前に花束貰ってたし、新キャプテンということで、気合いも入っていたのだろう。
 気迫あるプレイだった。今日は素直にありがとうと言いたい。

 

PS.
間近で見たウェズレイはすごい迫力だったわ。
迫力ある顔と筋肉質の身体、とくにお尻の上がり具合は日本人にはあり得ない(笑)。
あと、佐藤寿人のスピードも驚いたなあ。さすが代表だと思った。

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