それでもヴィッセル神戸を応援する

2007年(J1)観戦記


第33節 ガンバ大阪戦 11月24日(土) 万博記念競技場  (20,109人)


△大阪 1−1 神戸△
   (1−0) 
   (0−1)

【 得点】
 40分 播戸(大阪)
 89分 茂木(神戸)

【警告】(神戸のみ記載)
 61分 レアンドロ
 62分 河本


 

【メンバー】
 榎本
 北本
 エメルソントーメ
 河本
 茂木
 朴(45分 酒井)
 ボッティ
 田中(70分 近藤)
 古賀
 レアンドロ(81分 坪内)
 大久保


 今年のJ1もこの試合を入れて2試合。
 神戸は現在10位ということで、今シーズンの目標であった9位にあとわずかである。
 一方のガンバ大阪はこの試合を勝てば、浦和、鹿島の試合の結果しだいでは最終節に優勝の望みもある、というポジションにつけていてモチベーションも最高に上がっている。
 要するにどちらも負けられないという力のこもった試合なのだ。(ややレベルは違うが)

 試合は神戸が低い位置でのボール回しで支配しているように見えるが、なかなか高い位置にボールが出ない展開だった。
 前半の40分には播戸に得点され、いやーなムード。

 前半を終わってのシュート数は神戸はなんと1本という少なさである。

 さすが優勝を争っているだけあって、やっぱりガンバ大阪は強いなあ。マグノアウベスが何故かこの大事な時期に契約解除になってしまっていて攻撃の芯が無い感じはするが、それでも全体的に押しが強い。

  後半も神戸はチャンスは少ない。
 メンバーチェンジは朴に変わって酒井、田中に変わって近藤、そして、足を痛めたレアンドロに変わって坪内が入った。
 この交代が間接的に茂木の同点ゴール生んだのだよなあ。何が幸いするか。。。。
 坪内が入ってそれまでSBだった茂木が前線に上がったのだ。茂木は去年までFWだ。(背番号も11)

 後半のロスタイム(3分)で、テレビの時間表示は93分。もう神戸にチャンスはないと思っていたら、セットプレーから茂木が左足でゴールネットを揺らしたのだ。

 がおーーー! 信じられない!

 神戸は今までロスタイムで負けることはあっても、こんな劇的なゴールは珍しいのではないだろうか。
 (ま、ロスタイムでの失点がより強く印象に残っているだけかも知れんが)

 ゴールの直後、ゲーム終了のホイッスルが鳴った。

 この引き分けでガンバの優勝の望みは絶たれたのだ。
 涙を浮かべるガンバサポーターの姿が印象的だった。悪く思わんでくれよな。

 結果的には神戸にとっていい試合だったが、試合の流れではやはり差があったな。
 今のガンバ大阪相手では仕方ないか。

 さあ、最後の試合に勝てば当初の目標の9位以内が見えてくる。
 最終戦が楽しみだ。

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