それでもヴィッセル神戸を応援する

2008年(J1)観戦記


第10節 浦和レッズ戦 5月4日(土) ホムスタ  (23,088人)


△神戸 1−1 浦和△
   (0−0)
   (1−1)

【メンバー】
 榎本
 石櫃
 小林
 柳川
 鈴木
 田中(72分 吉田)
 金南一
 ボッティ
 古賀(77分 松橋)
 馬場(52分 松岡)
 大久保

【得点】
 70分 阿部(浦和)
 79分 吉田(神戸)

【警告】(神戸だけ記載)
 10分 鈴木
 48分 ボッティ
 89分 小林


 
 ホムスタが
まっ赤に染まる日がやってきた
 年に1回のレッズ戦である(ナビスコカップもあるけど。鹿島も赤だけど。。。)
 赤い巨塔を倒せ!ということで試合前から盛り上がるホムスタであった。
 人気カードということで超満員である。相変わらずレッズ戦はすごい。
 ダフ屋まで出てたもんなあ。それはそうとあの方たちは独特の雰囲気を持っているよな。何も言わず、ただ道に立っているだけでそれとわかるもん。

 スタジアムはホーム側もアウェイ側もまっ赤。ちょっと色あいが違うが。レッズの赤色はアウェイ側スタンドには収まりきれず、メイン、バックのかなりの部分まで浸食していたようだ。すごい迫力だ。
 しかし、バック席から見ていると、メイン側の上のところ、記者席の横の部分が空席なのが寂しい感じ。約10人くらいの人が座っていたが、販売してたのかなあ。
 なぜあそこに人を入れないのか、不思議である。メイン側から見ると、バック席は満席に見えていい眺めだろうが、バック席側からみるとそこの部分の空席で興ざめである。
 入場料確保と演出効果の両方を考えて販売すべし、と思う。

 



 浦和はなんといっても闘莉王(「つりお」で辞書登録済み)がポジションを色々変えていたのが印象的だったなあ。CBにいたと思ったらボランチにいたり、知らない間に上がって攻撃参加したりとまさに浦和の中心的存在という感じだった。
 注目していた高原はあまりボールを触らせてもらえなかったな。決定的なシーンはほぼなかったように思う。神戸のDFはよく守っていたぞ。
 あと、鈴木とか田中とかを見たかったがこの日は出場しなかった。

 前半は五分という感じかな。神戸は得意とするプレスからボールを奪っての速攻の形が作れない。
 後半に入って先制点は浦和。
 阿部のゴールだった。反対側だったのでよく見えなかったがセットプレーからのこぼれ球をオーバーヘッド気味で決めた。強烈だった。さすが代表。
 しかし、神戸はその後よく攻めた。
 待望の同点ゴールは79分。途中出場の吉田であった。吉田は前節アントラーズ戦に続いて2試合連続のゴールだ。
 ボッティからのパスを受けて左からのシュートだ。キーパーの手をかすめてゴールネットに好き刺さった。

 


 すごい。大歓声だ。
 神戸はシュートがポスト、クロスバーに当たるシーンが何回もあったし、試合終了直前には浦和の怒濤の攻撃でゴール内からDFがクリアするなど双方連戦で疲れている中、熱戦だった。
 というか神戸が浦和相手によくがんばったという印象かな。
 あー面白かった。

 結局1−1の引き分けに終わったがG大阪、鹿島、浦和の強敵3連戦で勝ち点5をゲットしたのは収穫だったなあ。その前の東京V、京都、札幌の昇格組3連戦で勝ち点1だったのがウソみたい。
 
 この調子で勝ち上がってもらいたい。
 ケガ人は多いながらも、まだまだ上にいける力を持ってるチームであると実感した、そんな浦和戦であった。

 

おつかれ!

▲このページのトップに戻る



(C) 2008 Masanao"Maa"Shimizu . All Rights Reserved.