それでもヴィッセル神戸を応援する

2008年(J1)観戦記


第29節 浦和レッズ戦 10月18日(土) 埼玉スタジアム  (47,325人)


○神戸 1−0 浦和●
   (0−0) 
   (1−0)

【 得点】
 82分 レアンドロ(神戸)
 
【警告】(神戸のみ記載)
 44分 レアンドロ(次節出場停止)
 67分 吉田
 85分 大久保

【メンバー】
 榎本 
 石櫃 
 河本 
 北本 
 内山 
 ボッティ(89分 松岡)
 田中
 金南一
 大久保(89分 柳川)
 吉田(77分 鈴木)
 レアンドロ
 


 前節、京都相手にとてもいい勝ち方をした神戸。
 今日はアウェイで浦和レッズとの試合。テレビで見るとスタンドはまっ赤に染まっている。相変わらずすごいなあ、でも見方をちょっと変えれば同じ赤色だし、神戸のホームと思えばよいのではないかな。
 浦和とは何故か相性はよく、神戸は順位も下だが、あまり負ける気はしなかった。totoも神戸の勝ちにしたし。。。 あ、それはいつものことか。

 今シーズン残り試合は今日を入れてわずか6試合。
 残留はほぼ大丈夫だろうが、数字の上では確定ではない。ここはスカッと勝って3連勝としたいものだ。

 注目はやっぱり大久保だなあ。先日の代表戦でも素晴らしい動きでアシストを記録したし、何かやってくれるという期待の気持ちで見てしまう。しかし、右足の包帯が痛ましいなあ。

 8分過ぎ、ボッティのセンタリングにレアンドロが強烈なシュート。惜しくもキーパーに弾かれる。惜しい。29分には金南一から大久保のヘッド。きわどく右に外れる。これは入ったかと思ったなあ。そんなこんなで神戸のペースで試合は進む。攻守の切り替えが速くて面白い試合だ。

 最大のピンチは37分。エジミウソン、高原のシュートを連続で榎本がセーブしたシーンか。やられた、と思ったなあ。思わず大声を上げてしまった。レッズのいい形の攻めだった。

 前半は0−0で終わり、後半になっても神戸のペースは続く。
 52分には吉田のセンタリングに大久保がゴール前トップスピードで飛び込み、シュートを打つがキーパーのセーブにあう。これはすごいスピードだったなあ。まさに国際級だ。
 79分にも大久保がゴール前でボールにからむがシュートがバーに当てて得点ならず。
 このへん、行け行けだ。いつ神戸の得点が入るのか、という流れが続く。

 そして、歓喜の瞬間は82分に訪れる。
 大久保がセンターライン右側あたりでボールを受け、ロングパス。これをレアンドロが受け、左から浦和の鈴木を振りきってゴールを決めた。

 

   

 


 いやー、いい攻撃だったなあ。大久保のパスは30メートル以上あったんではなかったかなあ、あの瞬間に味方が走っているのが見えて絶妙のパス出しをするのは本当にすごい、と思った。

 これであとは残り時間を守りきる、という作戦。
 浦和は闘莉王(「つりお」で辞書登録済み)が上がりっぱなしでゴールを狙う。そこで神戸はボールをキープしながらも時間を上手く使って攻撃し、逃げ切った。

 今日の試合は本当に強い神戸を見たような気がするわ。
 京都戦も強かったが、今日の試合の方がいい感じだった。
 守備を固めてカウンターを狙う。そして攻守の切り替えを早くして金南一、ボッティがしっかりゲームを作り、大久保、レアンドロが決定的な仕事をする、という神戸のスタイルが見られた。
 こういう試合をもっと前からできていれば、もっと順位も上位にいられたのになあ。

 最後に。控えに茂木選手の名前があったのがうれしかった。
 よく回復したな。去年のガンバ大阪戦のような記憶に残るようなプレイを期待しているぞー。
 

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