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2002年度はノーベル物理学賞と化学賞を日本人が同時受賞することができました。
化学賞は,タンパク質の構造解析に新しい道を切り拓いた,ジョン・B・フェン博士と田中耕一氏(質量分析〔MS〕法の業績),およびクルト・ビュートリッヒ博士(核磁気共鳴〔NMR〕法の業績)に贈られることになりました。
田中氏は現在広範な分野で利用されているsoft laser desorption法の開発が認められたものです。
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参考図2:〔左〕ビュートリッヒ博士らのNMR分析によるPDBデータ例1qlzから作成したタンパク質(human prion)の高次構造
→ 〔右〕Picture gallery of NMR structures recently solved in the Wuthrich laboratory [Exciteによる和訳]
※「eF-siteとProModeを見るために」で1qlzのModel 1参照 | 狂牛病とプリオン/牛海綿状脳症(BSE)
参考図3:ビュートリッヒ博士の名前がHEADERに入っているPDBデータ例1a03から作成したタンパク質の高次構造
※「eF-siteとProModeを見るために」の1a03のModel 1参照
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