◆ NBCテロ ◆
※旧タイトル:炭そ(炭疽)菌/NBCテロ

= このページではテロ情報(生物テロの炭疽菌ほか)・感染情報・核関連情報を掲載します → 最新ニュース文献

ブルーリボン
New York Times,2002/12/23


[TOPIC] 2008年8月,炭疽菌事件の犯人は自殺した科学者と断定
[TOPIC] 携帯に地震時原発の緊急情報配信開始(原子力安全・保安院)
印は核・原発関係含む(最新ニュース新潟県中越沖地震(2007/07/16発生)関連情報
その他のトピック情報: エボラ出血熱マールブルグ病西ナイル熱ノロウイルスエキノコックスアレナウイルス
スマトラ沖地震・インド洋津波関連情報ハリケーン「カトリーナ」被災地でビブリオ・バルニフィカス菌

# 印のついた記事は,掲載期間終了などにより参照できませんのでご注意ください.
(その他のリンクできない資料等も,タイトルのみ参考にしてください)

★本サイトの関連コンテンツ(要・Chime)
「予防原則」を取り上げた本からアスベスト問題含む)
抗生物質・抗菌剤/耐性菌/院内感染鳥インフルエンザ情報SARSと抗ウイルス薬
地下鉄サリン事件から10年テロと特殊ガス


= 炭疽菌について =


図1 PDBで参照できる致死因子(LF)の例 Anthrax Toxin Lethal Factor / 1J7N のChain Aから作成した画像(青線は水素結合)
★PDBおよび以下の3D分子参照にはChimeが必要です(参考ページ) → 「eF-siteとProModeを見るために」で上記分子モデル等を参照可
※他のLFのPDBデータ例 → Crystal Structure Of The Anthrax Lethal Factor (Lf) / 1JKY
※PDB / Molecule of the Month: Anthrax Toxin



図2 PDB収録の防御因子(PA)の例 Anthrax Protective Antigen / 1ACC


 
図3 炭疽症の治療薬の例:抗生物質については,
抗生物質データ集「抗生物質・抗菌剤/耐性菌/院内感染」参照
〈左〉ciprofloxacin(C17H18FN3O3;球棒で示したのがFluoroquinolone系抗菌薬の骨格)→ Chime分子(別窓を開いて表示) | ChemFinder情報
〈右〉doxycycline(C22H24N2O8;球棒で示したのがTetracycline系抗生物質の骨格)→ Chime分子(別窓を開いて表示) | ChemFinder情報(水和物)C22H24N2O8・H2O.


 2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロ事件を契機とした米軍によるアフガニスタン空爆が始まったことから,更なるテロ事件が起こることが想定され,多くの国で対策が迫られています。
 特にNBC兵器(核物質や生物・化学兵器)がテロで使用される懸念から各国で対策が講じられている中,アメリカで炭疽菌(Bacillus Anthracis)感染者が2名見つかり,そのうち1名が2001/10/05に死亡したことから,人為的に使われたのではないかと不安が広がっています。これ以後の最新情報は以下のリンク集をご参照ください。

によれば,炭疽の症状は細菌が産出する毒素(アンスラックス・トキシン,Anthracis Toxin)がもたらすもので,
“アンスラックス毒素は、浮腫因子(EF)、防御因子(PA)、致死因子(LF)の三つの蛋白成分からなり、PAが細胞膜に付着し、そこにEFが付くと浮腫を引き起こし、LFが付くと致死作用を生じる。”
と考えられています。
 詳細は以下の資料をご覧ください。



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