2019年末から広がりを見せている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)については新型コロナウイルス(SARS-CoV-2|COVID-19)情報をご覧ください。 [NEW!]
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2003年3月,WHOが原因不明の呼吸器疾患で緊急警報を発し,その後重症急性呼吸器症候群(Severe Acute Respiratory Syndrome;SARS)と名付けられましたが,世界規模で感染が広がり,対策に努力が傾けられています。以下に関連情報を随時掲載します。
参考:その他のコロナウイルス関連PDBデータ例
左:1lvoのChain A(他に1l6z;何れもSARS以前)
右:抗SARS薬設計のためのデータ1p9sのChain A(他に1p9u) → 理研研究例(2004/09/08)
★CASTpにより,PDB ID または Keyword Search(SARS で検索)によりポケット部位探索可能
CASTpで得られるポケット部位の例(水素結合表示) → CASTpデータで見るSARS関連タンパク質例
左:1p9s Chain BのPocket 69・68,右:1q2w Chain BのPocket 60・59
左:CASTpデータ利用ページの1p9s Chain BのPocket 69・68
中:阻害剤モデル分子例TG-0204998が結合した2zu4(構造データ掲載ページ)
左:2zu4のCleftsデータ(CASTpとは異なるタンパク質内空隙データ)
PDBsumのLigand-SITE情報と有機性・無機性で参照できる2zu4内のTG-0204998
●抗ウイルス薬
インフルエンザウイルスの構造;サブタイプを決めるのがヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA) → 鳥インフルエンザ情報
※インフルエンザウイルス Q&A−特徴と性状−(東京都立衛生研究所)などを参考に作図
※ウイルスの種類(DNAウイルスとRNAウイルス)
シアル酸および抗インフルエンザウイルス薬(プラグ薬の例)のザナミビルとGS4071・オセルタミビル;親油ポテンシャル表示
→ シアル酸とザナミビルの重ね合わせデータ
※「別冊日経サイエンス143 世界を脅かす感染症とどう闘うか」,p.51参照
※参考:糖タンパク質データ集(糖鎖を含むタンパク質);シアル酸など糖鎖成分の色分け表示
ザナミビル〔※リレンザ〕を含むPDBデータ1a4gのChain A → 新しい風邪薬・インフルエンザ治療薬
GS4071(オセルタミビル〔※タミフル〕が血液・肝臓中で変化)を含む2qwk→ 鳥インフルエンザ情報
ガンシクロビルを含むPDBデータ例:1ac9のModel 1(左)と1ki2のChain A(右)
※PDB部分データリストで参照可能
※参考:KEGG :Antiviral - Reference pathway-DRUG D06676 に本サイトで参照できる分子をマークしたもの
●:本ページ ●:エイズ薬の例 ●:鳥インフルエンザ&新型インフルエンザ情報